2021/01/01(金) - 14:50
大分市を拠点に今年発足する「スパークル大分レーシングチーム」が公式サイトをオープンし、所属する6名の選手を公表した。黒枝士揮がチーム代表を務め、黒枝咲哉が初代キャプテンに就任し、ジャパンサイクルリーグに参戦する。
大分市出身の黒枝士揮・咲哉兄弟を中心に結成されたスパークル大分レーシングチーム ©️Sparkle Oita Racing Team
「スパークル大分レーシングチーム(Sparkle Oita Racing Team)」は、大分市を本拠地とする新チームとして、昨年12月にチーム名が発表されていた。そして2021年元旦、チーム公式サイトのオープンと同時に、初代メンバーとなる6名の選手を発表した。メンバーは以下の通り。
![大分市出身の黒枝士揮・咲哉兄弟を中心に結成されたスパークル大分レーシングチーム](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2021/01/01/oita.jpg)
「スパークル大分レーシングチーム(Sparkle Oita Racing Team)」は、大分市を本拠地とする新チームとして、昨年12月にチーム名が発表されていた。そして2021年元旦、チーム公式サイトのオープンと同時に、初代メンバーとなる6名の選手を発表した。メンバーは以下の通り。
スパークル大分レーシングチーム 2021年体制
氏名 | 脚質(前所属チーム) |
---|---|
黒枝士揮(チーム代表) | スプリンター/チームブリヂストンサイクリング |
黒枝咲哉(キャプテン) | スプリンター/シマノレーシング |
孫崎大樹 | パンチャー/チームブリヂストンサイクリング |
沢田桂太郎 | スプリンター/チームブリヂストンサイクリング |
小野寛人 | オールラウンダー/シマノレーシング |
宮崎泰史 | クライマー/日本文理大学在学中 |
![チーム代表を務める黒枝士揮](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2021/01/01/d71185-2-296198-6.jpg)
![キャプテンの黒枝咲哉](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2021/01/01/d71185-2-615524-7.jpg)
大分市出身の黒枝士揮・咲哉兄弟が中心となり、兄の士揮がチーム運営会社の代表取締役を務め、弟の咲哉がキャプテンに就任。スプリンターを中心とした若いメンバーが集まった。
黒枝士揮は公式サイトに「コロナ禍で自転車競技のみならずどこのチームも運営が厳しい逆境の中、私たちのチームは発足します。(中略)来年はホームタウンの大分だけでなく九州全土に明るいニュースをお届けする存在になれるように、頑張っていきたいと思います!」というコメントを掲載。
黒枝咲哉も「この6人ならば”優勝”の文字は遠くない未来に掴めると確信しています」とコメントを掲載している。
![スパークル大分レーシングチームのチームロゴ](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2021/01/01/d71185-2-680053-1.png)
また、「九州に熱狂を生み、世界に挑む」をチームのビジョンとして掲げ、世界に通用する温泉や食文化をもつ九州の可能性を背景に、世界レベルのプロサイクリングチームとして九州と世界の架け橋になることを目指す。
![新城幸也が優勝した2013年の全日本選手権は大分市での開催](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2013/06/23/cw_nc_day2-2.jpg)
![2018年に初開催された九州初のUCIレース「おおいたアーバンクラシック」](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/14/oita2cw1.jpg)
大分市では2013年に全日本選手権が開催され、2014年には九州で初めてJプロツアーを誘致。2018年からはUCIレース「おおいたアーバンクラシック」を開催するなど、レース開催が盛んだ。2021年はスパークル大分が参戦する「ジャパンサイクルリーグ」のレースが大分県内で開催予定のほか、クラウドファウンディングの募集サイトでは「ツール・ド・九州、山口(仮称)」を2023年に開催するとある。
九州には福岡県福岡市を本拠地とする「VC福岡」や、鹿児島県鹿屋市を本拠地とする「シエルブルー鹿屋」もある。3チーム目となるスパークル大分の誕生により、九州に「熱狂」を起こせるか?今後の展開に期待したい。
text:Satoru Kato
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