アメリカ・ノースカロライナに拠点を置くケーンクリークからハイエンドリムブレーキキャリパー"eeBrake"の限定カラー"ELTD"が登場。各部位がターコイズ、ピンク、パープル、シルバーの4色にアルマイトされたポップでアバンギャルドなカラーリングが特徴だ。



ケーンクリーク eeBrake EL TDケーンクリーク eeBrake EL TD (c)ダイアテック
超軽量でありながらコンポーネントブランドのハイエンドモデルに匹敵する制動力とコントローラブルなフィーリングを備えたリムブレーキキャリパーとして、パーツフリークの間で高い評価を得てきたeeBrake。

eeBrakeは高品質なアルミ、チタン、ステンレス素材を適材適所に使い分け、高精度なCNC加工によって削り出されたいくつものパーツを組み合わせる複雑なリンケージ構造が最大の特徴。初代から基本的な設計を受け継ぎつつ細かなアップデートを加えることで、時代にマッチしたスペックを実現してきた。

最新モデルとなる第4世代のeeBrakeは、昨今のワイドリムの流行に合わせ、19mm~28mmまでのリムに対応するように。重量もレギュラーマウントモデルが前後セットで169gと、競合他社に比べ100g以上軽量に仕上がっている。

軽量性と制動力を両立させる複雑なリンク構造軽量性と制動力を両立させる複雑なリンク構造 (c)ダイアテック
8万円超と非常に高価なパーツでありながら、eeBrakeが一定の人気を集めているのは、ただ軽量性を突き詰めただけではなく、実用に耐えうる制動力を持っているから。PC上でのシミュレーションはもちろん、幾度もの実走テストを経て磨き上げられたブレーキフィーリングはどんなレベルのライダーも納得する上質なものに仕上がっているという。

今回、そんなeeBrakeに一度限りの限定販売となる特別カラーが加わった。「ELTD」と名付けられたスペシャルカラーは、キャリパーを構成する各パーツをターコイズ、ピンク、パープル、シルバーの4色で染め分けたポップなカラーリング。

以前、限定販売されていた同社のフルチタンクランクのスペシャルカラー"eeWings Tie Dye cranks"と組み合わせ、90年代レトロなテイストでコーディネートしたバイクに仕上げるのも一興だろう。

限定モデルとなるELTDも通常カラーと同じく、レギュラーマウントとダイレクトマウントの2種類が用意されている。シューホルダーもパープルとターコイズにアルマイトされており、ケーンクリークのこだわりようがうかがえる。価格は82,800円(税抜)、取り扱いはダイアテック。



ケーンクリーク eeBrake ELTD
素材:CNCハイグレードアルミ、チタン、ステンレススチール
対応リム幅: 19mm~28mm
重量:レギュラーマウント 169g、ダイレクトマウント 156.6g
価格:82,800円(税抜)


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