A.S.O.がプレスリリースでツール・ド・フランスの休息日に行ったPCR検査の結果を発表した。選手は全員陰性となるも、チームスタッフ計4名、ツールのテクニカルスタッフ1名に陽性反応が確認され、レースから除外された。選手に隔離を要する接触例は無く、レースはこのまま続行する。



第1週を終えたプロトンはPCR検査を実施 全員の陰性が確認されレースは続行となる第1週を終えたプロトンはPCR検査を実施 全員の陰性が確認されレースは続行となる photo:Kei Tsuji
ピレネーでの山岳争いで第1週目を終えたツール・ド・フランスは、第9ステージが行われた日曜日と休息日に当たる月曜日にPCR検査を実施。第10ステージのスタート前に、検査を受けた選手たち全員の陰性と隔離を要する接触例は無しとプレスリリースで発表され、レースは続行することに。

一方で、コフィディスとアージェードゥーゼール、イネオス・グレナディアーズ、ミッチェルトン・スコットのスタッフ1名ずつから陽性反応が検出されたとも明らかとなった。スタッフは既にレースを離れているが、これら4チームは残り1名の陽性となればチーム全体がレースから除外となる。

また、レースディレクターのクリスティアン・プリュドム氏からも陽性反応が検出された。プリュドム氏はレースから7日間離れ、後任はフランソワ・ルマルシャン氏が引き継ぐ。

ル・シャトー=ドレロンを出発する第10ステージがスタート。第2週目のコースプレビューはこちらを確認してほしい。次回の検査は第15ステージ終了後の2回目の休息日に予定されている。

※今大会はPCR検査で陽性反応が検出されたライダー、スタッフはその時点でレースから離れることになっており、1つのチーム内から2名の陽性が確認された場合は、チーム全体がツールから除外されることになっている。


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