Jプロツアーを主催するJBCF(一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)は、「JBCFアジェンダ2022」を発表。来年予定されていた新リーグ構想を一旦凍結し、自転車競技人口の底辺拡大と持続可能な自転車レース運営組織の構築などを柱とした2021年以降の活動方針を明らかにした。また、2021年のJプロツアー加盟規定や、暫定カレンダーもあわせて発表された。



7月に開幕した2020年のJプロツアー7月に開幕した2020年のJプロツアー photo:Satoru Kato
JBCFは、「JBCFアジェンダ2022」を設定することを発表。新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けた今年の状況を受け、2021年以降の活動方針として以下の6つの項目を優先的に取り組むとしている。JBCFはこれまで翌年の活動方針などはシーズン終了後に発表しており、前例のない今年の状況があったとは言え、シーズン途中でのこうした発表は異例のことだ。

1:2019年3月に発表した「2021年新リーグ構想」を一旦凍結し、まずは連盟の安定した経営を優先する。
2:参加型レースとしての価値向上に立ち返り、底辺及び間口拡大に力を入れる。
3:持続可能な自転車レース運営組織の再構築に力を入れる。
4:新型コロナウィルス状況下に於ける新様式の自転車レースの運営形態を率先して開発していく。
5:近年多発している落車事故のメカニズムなどを研究し、より安全なロードレース運営を目指す。
6:2022年シーズンには正常化を果たし、改めて参加者ファーストの長期的な拡大戦略を目指していく。

2021年新リーグ構想は、今回JBCFが正式に凍結を表明したことになる。また、持続可能な運営方針の一環として、Jプロツアー登録費を2017年の水準に戻し、チームの負担を軽減するとしている。

新型コロナウィルス感染拡大防止策は開幕戦から実施されているが、現在の状況が来年までに大きく改善される見込みがまだ立っていないことからも、大会開催の課題となりそうだ。

受付などには透明ビニールシートが張られ、受付係はフェイスシールドを着用して対応した受付などには透明ビニールシートが張られ、受付係はフェイスシールドを着用して対応した photo:Satoru Kato会場内ではマスクをつけて行動が基本。検車エリアに来た選手はマスクを着用し、検車受付担当者はフェイスシールドもつけて対応会場内ではマスクをつけて行動が基本。検車エリアに来た選手はマスクを着用し、検車受付担当者はフェイスシールドもつけて対応 ©️Midori SHIMIZU



2021年Jプロツアー加盟申請は9月10日から 暫定カレンダーも発表

また、2021年の「Jプロツアー加盟規定」「Jプロツアー運営規定」「Jプロツアーライダーステイタス」もあわせて発表された。

2021年のJプロツアーの加盟チーム数は22チームを上限とし、今年のJプロツアー登録チーム、UCIコンチネンタルチーム、UCIプロコンチネンタルチーム、および今年JBCF未登録でJプロツアー加盟を希望するチームは9月10日から9月30日までの間に加盟申請を受付ける。また、Jエリートツアーのチームランキング上位10チームにJプロツアー加盟申請の権利が与えられ、今シーズン終了後の10月20日から11月10日の間に申請を受付ける。Jプロツアー加盟が承認されたチームには、11月初旬に内定通知をするとしている。

学法石川高校前をパレードスタートする石川ロードレース学法石川高校前をパレードスタートする石川ロードレース photo:Satoru Katoさらに、2021年の暫定レースカレンダーも発表された。開催場所が確定していない大会もあるものの、Jプロツアーは3月中旬から9月末までの間に全21戦が計画されている。

今年中止となった石川ロードレースと南魚沼ロードレースは、新たにクリテリウムを組み合わせた2日間開催で調整中となっているほか、「広島七夕ロードレース」という新名称のレースが7月に予定されている。特に公道開催のレースは開催地との調整が重要となるため、今後の発表が待たれる。

詳細は下記リンクよりJBCF公式サイトをご参照のこと。


text:Satoru Kato
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