ワールドツアーリストに名を連ねていたドワーズ・ドール・フラーンデレンとプルデンシャル・ライドロンドン・サリークラシックが開催中止。さいたまクリテリウムはリスト記載削除を依頼したという。



ロンドン市内を駆け巡るプルデンシャル・ライドロンドン・サリークラシックロンドン市内を駆け巡るプルデンシャル・ライドロンドン・サリークラシック (c)CorVos
8月16日(日)予定のプルデンシャル・ライドロンドン・サリークラシック(イギリス)と、10月14日(水)予定のドワーズ・ドール・フラーンデレン(ベルギー)が、新たに発表されたUCIのワールドツアーカレンダーから消える。

イギリス唯一のワールドツアーレースとして名を連ねていたプルデンシャル・ライドロンドン・サリークラシックは、開催に向けてスポンサーと確約を取っていたものの、ロンドン当局によって大元の市民サイクリングイベント「プルデンシャル・ライドロンドン」そのものの中止が決定。市内サイクリングやブロンプトンワールドチャンピオンシップファイナルなど一般参加イベントも中止となる。

ドワーズ・ドール・フラーンデレンドワーズ・ドール・フラーンデレン (c)CorVos
また、5月19日にはベルギーのレース主催者団体「フランダースクラシックス」が、10月14日(水)に予定していたドワーズ・ドール・フラーンデレンの中止をアナウンス。2021年に持ち越して開催するという。なお同主催者が10月14日に予定している石畳クラシックレース「シュヘルデプライス(UCI1.Pro)」が同日に開催予定となった。

また、5月19日に発表されたUCIのフルカレンダーに掲載されていたツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに関して、主催者の一般社団法人さいたまスポーツコミッションは、記載削除を依頼したことをメール配信とSNSにて発表している。開催に関しては正式決定次第アナウンスが行われるという。なお、さいたまクリテリウムは同じくA.S.O.が管轄するブエルタ・ア・エスパーニャ(10月20日〜11月8日)と日程が重複している。

text:So.Isobe

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