エガン・ベルナル(コロンビア、チームイネオス)が居住するシパキラ市市長の特別許可を得て、制限付きながら屋外トレーニングを開始できる運びとなった。



エガン・ベルナル(コロンビア、チームイネオス)エガン・ベルナル(コロンビア、チームイネオス) (c)CorVos
スペインのEFE通信によれば、エガン・ベルナル(コロンビア、チームイネオス)が居住するコロンビアのシパキラ市市長は、ベルナルやブランドン・リベラ(チームイネオス)ら複数の市内居住選手に対して月曜日からの屋外練習を許可した。

屋外トレーニングの許可範囲はシパキラ市内に限定され、午前5時から8時までの3時間。コロンビアでは今週月曜から一般人も個々の運動目的での外出(1時間)が許されるが、今回の特別許可はそれをさらに緩和したものだ。なお、リゴベルト・ウラン(EFプロサイクリング)やナイロ・キンタナ(アルケア・サムシック)など他市町村に居住する選手たちに特別措置は出されていないが、コロンビア全域の制限緩和によって屋外練習が可能となる見込みだ。

コロンビアでは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3月20日に外出禁止命令が出され、4月26日の時点で確認感染者数5379人、死者数は244人にのぼっていた。

ベルナルはこの自粛期間中に、ツール・ド・フランスで獲得したマイヨジョーヌとチームジャージ、そしてバイクをチャリティーオークションに掛け、貧しい家庭に食料を提供する社会活動を行なっていた。

Text:So.Isobe

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