シューレース式のロードシューズをメジャーな存在にしたジロが、EMPIRE E70 Knitのナイロンソールモデルをリリース。数多くのリクエストを受けて用意されたナイロンソールにより、ホビーライダーでも扱いやすいシューズに仕上げられている。200足限定で展開されるという。



ジロ EMPIRE E70 Knit nylon sole(Black Heather)ジロ EMPIRE E70 Knit nylon sole(Black Heather) (c)ダイアテック
ジロといえば靴紐を採用したEMPIRE(エンパイア)が代表的なプロダクトの一つ。2012年の登場以来、ハイセンスなデザインにより世界中のエンスーなサイクリストから支持を集めるとともに、優れた機能性を兼ね備えていることから競技者にも使用されてきたハイエンドシューズだ。2018年にはニット素材をアッパーに採用した派生モデルEMPIRE E70 Knitを用意し、デザインと機能性に磨きをかけてきた。

特徴的なアッパーは、TPU素材で構成されたベースの上にXnetic Knitと呼ばれる柔軟性と通気性に優れたスポーツニット素材が配置される構造。ニット素材にはDWR(耐久撥水)処理が施されているため、汚れが付着しにくくクリーニングの手間がかからない。つま先とかかと部分のニットの上にはTPU素材があしらわれており、擦れによるほつれやダメージに対する耐久性を確保している。

DWR処理を施したニット素材を採用するDWR処理を施したニット素材を採用する (c)ダイアテック
ナイロンソールを採用する限定モデル。SPDにも対応していることが特徴だナイロンソールを採用する限定モデル。SPDにも対応していることが特徴だ (c)ダイアテック
従来ラインアップされていた通常モデルはイーストン製のEC90カーボンソールを採用したハイスペックモデルであり、競技者向けの非常に高い剛性を備えている。優れた性能を求めるユーザーがいる一方で、ロングライドを楽しむホビーユーザーから「疲れにくく、歩きやすいシューズ」を求めるリクエストも届いたという。

そのような声に応えるべく、今回EMPIRE E70 Knitのナイロンソール仕様が各色200足限定で生み出された。ホビーライダーからの要望に応える性能を実現したことに加え、カーボンソールモデルと比較し7,000円安い22,600円(税抜)という価格設定も魅力的。それでいて片足17gの重量増加に抑えられていること、SPDのような2つ穴クリートにも対応していることもポイントだ。

カラーはブラックベースにブラックロゴをあしらった「Black Heather」。サイズは 39、40、41、41.5、42、42.5、43、43.5、44、45 (43.5~45はBlackのみ)。各カラ―合わせて400足と、わずかな数量しか生産されていないため、気になる方は早めにチェックした方が良いだろう。

ジロ EMPIRE E70 Knit nylon soleジロ EMPIRE E70 Knit nylon sole (c)ダイアテック


ジロ EMPIRE E70 Knit nylon sole
アッパー:Engineered Xnetic Knit
アウトソール:Ijected nylon with universal cleat mount (3bolt & LOOK)
カラー:Black Heather
サイズ:39、40、41、41.5、42、42.5、43、43.5、44、45 (43.5~45はBlackのみ)
価格:22,600円(税抜)

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