100年の歴史を持つ老舗ヘルメットブランドのレイザー。フラッグシップのGENESIS AF(ジェネシス アジアンフィット)とエントリーグレードのBLADE+ AF(ブレイド+ アジアンフィット)に新色が追加される。ダークなトーンの青色で彩られており、非常に落ち着いたデザインに仕上げられている。



レイザー GENESIS AF(マットブルーグレー)レイザー GENESIS AF(マットブルーグレー) (c)シマノ
GENESISでは前頭から後頭部にかけてグラデーションデザインとなっているGENESISでは前頭から後頭部にかけてグラデーションデザインとなっている (c)シマノGENESISの後頭部は明るい色メインのカラーリングとなっているGENESISの後頭部は明るい色メインのカラーリングとなっている (c)シマノ


2019年の世界選手権で突如姿を現したレイザーの新型フラッグシップヘルメット「GENESIS AF(ジェネシス アジアンフィット)」。レイザーの一時代を築き上げた名作”GENESIS”の名前を冠した新型は、Z1とCENTURYをかけ合わせたようなデザインを採用。BULLETで培ったエアロダイナミクスに関するノウハウを落とし込むことで、ハイエンドモデルに相応しい軽量性と通気性、空力性能を獲得したモデルである。

GENESIS AFの大きな特徴はSサイズで190gという軽さ。この数値はレイザーのアジアンフィット史上最軽量となる。これまでアジアンフィットとしてリリースされてきた数々のモデルを凌駕する軽量性は、ロードレースやヒルクライムでアドバンテージとなるだろう。軽量ヘルメットだが、EUの安全規格であるEN1078をクリアしており、安心して使用することができる。(インプレッションはこちら

レイザー BLADE+ AF(マットブルーグレー)レイザー BLADE+ AF(マットブルーグレー) (c)シマノ
後頭部のシェルにアクセントが加えられている後頭部のシェルにアクセントが加えられている (c)シマノ
対してBLADE+ AFは税抜価格が1万円と比較的手頃なプライスタグを下げた、エントリー層にもオススメのミドルグレード。計22個のベンチレーションホールも設けられ、取り入れられた風がシェル内部を通り抜けるチャネル設計とされている。特に、頭頂部分のベンチレーションホールはサイズが大きく、ヘルメット内の熱はここから排出される設計だ。

フィッティングシステムも新型GENESISと同じくアドバンスド・ロールシスを採用。後頭部をサポートするアジャスタブルヘッドバスケットと合わせ、手頃なプライスながらレイザー特有のフィット感を実現している。重量はSサイズで225g。(宇都宮ブリッツェンによるインプレッションはこちら

そんな2モデルに新色が加わる。いずれも「マットブルーグレー」というカラーとなる。ベースは紺色に近いブルーで彩られ、アクセントとして青みがかったグレーが差し込まれている。いずれもダークなトーンで、非常に落ち着いた印象のヘルメットに仕上げられている。



レイザー GENESIS AF(ジェネシス アジアンフィット)
カラー:マットブルーグレー
サイズ:M(55-59cm)、L(58-61cm)
価格:21,000円(税抜)

レイザー BLADE+ AF(ブレイド アジアンフィット)
カラー:マットブルーグレー
サイズ:M(55-59cm)、L(58-61cm)
価格:10,000円(税抜)