2019/12/26(木) - 15:37
イタリアンバイクブランド、ウィリエールの人気レーシングエアロロード「Cento1AIR」にディスクブレーキモデルが新登場。ウィリエールもエアロ、軽量、エンデュランスの各カテゴリーでディスクロードを揃え、選べるラインアップを充実させた。
2014年よりラインアップに登場し、マイナーチェンジを繰り返しながら息の長いモデルとして展開されている、ウィリエールの中でも人気のレーシングエアロロード「Cento1AIR(チェントウノエアー)」。現行のトップモデルであるCento10シリーズがデビューするまで同社のフラッグシップを担い、当時のサポートチームであるユナイテッドヘルスケアやサウスイーストなどもこのバイクを駆り世界トップレースを戦ってきた。
そんなCento1AIRにディスクブレーキモデルが新登場。フレーム形状はリムブレーキモデルと同様ながら、カーボン積層やケーブルルーティングをリファインすることでディスクブレーキに対応しつつ、走行性能を最適化している。
そもそもCento1AIR開発のオリジンは、まず2012年モデルで登場した初代Zero.7(ゼロセッテ)にある。60トンカーボン、S.E.I.フィルム、BB386EVOなどの最新のギミックを搭載し、当時ランプレのエースであったダミアーノ・クネゴが乗る軽量山岳バイクとして2011年にデビューした1台だ。
翌2012年には60トンカーボンそしてBB386EVOを継承し、カムテールデザインを採用したCento1SR(SRはスーパーリジダ=高剛性の意)が登場。ランプレのスプリンターとして活躍したアレッサンドロ・ペタッキが、ツール・ド・フランスに蛍光イエローのマシンを投入したことを覚えているファンもいるはずだ。
そしてこれら2つのバイクと同じマテリアルスペックを持ちつつ、しなやかな乗り心地とCento1SRよりもエアロダイナミクスに振ったデザインとなって登場したのがCento1AIRである。その特徴を生かしゼロオフセットシートポストが開発された後、クライマーの多いチームコロンビアの一部選手がTTバージョンに換装したり、オリンピックディスタンスのトライアスロンバイクとして使われたりと幅広い活躍を見せた。
現行のCento1AIRは3代目に当たり、フラッグシップバイクのCento10シリーズとラインアップを棲み分けたミドルレンジに位置付けられる。リア三角をコンパクトにして剛性と反応性を高めながら、高価な3Dリプレーサブルリアエンドではなく幅広く使われるノーマルのリアエンドに、BB386EVOからプレスフィット86に、シフトケーブルをダウンチューブプレート方式からノーマルのケーブルストッパーへと変更することでコストを抑え、手に取りやすい価格を実現した。
ミドルレンジと言えどフレーム素材には60トンカーボンを使用しており、レースモデルとして遜色ない優れた走行性能を実現。ディスクブレーキ化に伴い、Zero SLRと同様に綿密な剛性バランスの調整を施しライドフィーリングを最適化している。
フレームセットが320,000円(税抜)、シマノ105完成車が395,000円(税抜)、シマノULTEGRA完成車が510,000円(税抜)にて販売される。もちろん油圧ディスクブレーキで、フラットマウント&12mmスルーアクスルの仕様だ。カラーはマットブラック、レッドの2種類。取り扱いは服部産業。
ウィリエール Cento1AIR DISC
フレーム:60Tカーボン、メカニカル/Di2兼用、フラットマウント
BB:プレスフィット86
カラー:マットブラック、レッド
サイズ:XS、S、M、L
重量:フレーム約1200g、フォーク約390g
価格:
フレームセット 320,000円(税抜)
シマノ105+WH-RS170 395,000円(税抜)
シマノULTEGRA+WH-RS170 510,000円(税抜)
2014年よりラインアップに登場し、マイナーチェンジを繰り返しながら息の長いモデルとして展開されている、ウィリエールの中でも人気のレーシングエアロロード「Cento1AIR(チェントウノエアー)」。現行のトップモデルであるCento10シリーズがデビューするまで同社のフラッグシップを担い、当時のサポートチームであるユナイテッドヘルスケアやサウスイーストなどもこのバイクを駆り世界トップレースを戦ってきた。
そんなCento1AIRにディスクブレーキモデルが新登場。フレーム形状はリムブレーキモデルと同様ながら、カーボン積層やケーブルルーティングをリファインすることでディスクブレーキに対応しつつ、走行性能を最適化している。
そもそもCento1AIR開発のオリジンは、まず2012年モデルで登場した初代Zero.7(ゼロセッテ)にある。60トンカーボン、S.E.I.フィルム、BB386EVOなどの最新のギミックを搭載し、当時ランプレのエースであったダミアーノ・クネゴが乗る軽量山岳バイクとして2011年にデビューした1台だ。
翌2012年には60トンカーボンそしてBB386EVOを継承し、カムテールデザインを採用したCento1SR(SRはスーパーリジダ=高剛性の意)が登場。ランプレのスプリンターとして活躍したアレッサンドロ・ペタッキが、ツール・ド・フランスに蛍光イエローのマシンを投入したことを覚えているファンもいるはずだ。
そしてこれら2つのバイクと同じマテリアルスペックを持ちつつ、しなやかな乗り心地とCento1SRよりもエアロダイナミクスに振ったデザインとなって登場したのがCento1AIRである。その特徴を生かしゼロオフセットシートポストが開発された後、クライマーの多いチームコロンビアの一部選手がTTバージョンに換装したり、オリンピックディスタンスのトライアスロンバイクとして使われたりと幅広い活躍を見せた。
現行のCento1AIRは3代目に当たり、フラッグシップバイクのCento10シリーズとラインアップを棲み分けたミドルレンジに位置付けられる。リア三角をコンパクトにして剛性と反応性を高めながら、高価な3Dリプレーサブルリアエンドではなく幅広く使われるノーマルのリアエンドに、BB386EVOからプレスフィット86に、シフトケーブルをダウンチューブプレート方式からノーマルのケーブルストッパーへと変更することでコストを抑え、手に取りやすい価格を実現した。
ミドルレンジと言えどフレーム素材には60トンカーボンを使用しており、レースモデルとして遜色ない優れた走行性能を実現。ディスクブレーキ化に伴い、Zero SLRと同様に綿密な剛性バランスの調整を施しライドフィーリングを最適化している。
フレームセットが320,000円(税抜)、シマノ105完成車が395,000円(税抜)、シマノULTEGRA完成車が510,000円(税抜)にて販売される。もちろん油圧ディスクブレーキで、フラットマウント&12mmスルーアクスルの仕様だ。カラーはマットブラック、レッドの2種類。取り扱いは服部産業。
ウィリエール Cento1AIR DISC
フレーム:60Tカーボン、メカニカル/Di2兼用、フラットマウント
BB:プレスフィット86
カラー:マットブラック、レッド
サイズ:XS、S、M、L
重量:フレーム約1200g、フォーク約390g
価格:
フレームセット 320,000円(税抜)
シマノ105+WH-RS170 395,000円(税抜)
シマノULTEGRA+WH-RS170 510,000円(税抜)
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