多数の完成車にも搭載されているジャイアントオリジナルのパワーメーター「POWER PRO」が、2020ラインアップより単体でも販売を開始。幅広いバイクにインストールできる形状と純正クランクと変わらないスマートなルックス、両側計測ながらリーズナブルな価格が魅力のパワーメーターを紹介しよう。



ジャイアント POWER PROジャイアント POWER PRO photo:Yuto.Murata
ジャイアントが2019モデルより満を持してリリースしたクランク一体型パワーメーター「POWER PRO」。パワーメーターというと一般的に高額な製品が多かったものの、ジャイアントは多数の完成車にこのPOWER PROを標準搭載することでその存在をより身近なものとした。2020モデルでは搭載車種を大幅に増やすとともに、POWER PRO単体でも販売を開始しており注目していた人も少なくないだろう。

昨今、自身のパワー数値をベースにしたトレーニングがレーサーの間では一般的となり、本格的にレースを楽しむライダーにとってパワーメーターは必須と言っても過言ではないほど広まりを見せている。また、ライド中のパワー数値を基準にペース管理を行いロングライドを楽しむという人にも有効で、今や幅広いレベルのサイクリストに浸透している。

右クランクのセンサー部分は小型化を果たしアーム裏にすっぽり隠れるサイズ感になった右クランクのセンサー部分は小型化を果たしアーム裏にすっぽり隠れるサイズ感になった 左クランク裏には四角い薄型のセンサーが取り付けられている左クランク裏には四角い薄型のセンサーが取り付けられている

クランクアームにはPOWER PROステッカーが貼られているクランクアームにはPOWER PROステッカーが貼られている 実測重量693g(52×36T、165mm)実測重量693g(52×36T、165mm)

ジャイアントのPOWER PROはクランクにひずみゲージやセンサー類を搭載し、ペダリング時のクランクアームの歪みを検知してパワー出力を計測するというもの。クランク自体はシマノR8000系ULTEGRAをベースに作られている。また、今季より左側シングルサイドの「POWER PRO S」もデビューしたが、こちらは完成車にスペックインされるのみで単品での販売はない。

POWER PRO登場時はスパイダーアームの間に嵌るようにボディが外側に露出していたが、2020モデルでアップデートが加わり、センサーや充電口が完全にアーム裏に隠れるようなスマートなデザインとなり、同時に軽量化も果たした。POWER PROのステッカーがなければ純正クランクと見分けがつかないルックスに仕上がる。

二股になった充電ケーブルを左右それぞれのセンサー部分に接続二股になった充電ケーブルを左右それぞれのセンサー部分に接続 ケーブル先端がマグネットになっており近づけるだけでくっついてくれるケーブル先端がマグネットになっており近づけるだけでくっついてくれる

POWER PROステッカーがなければ純正クランクと判別がつかないほどスマートなルックスPOWER PROステッカーがなければ純正クランクと判別がつかないほどスマートなルックス
LEDインジケーターのカラーによってバッテリー残量を知らせてくれるLEDインジケーターのカラーによってバッテリー残量を知らせてくれる 薄型のセンサーのためチェーンステーとのクリアランスが確保できれば幅広いバイクに搭載できる薄型のセンサーのためチェーンステーとのクリアランスが確保できれば幅広いバイクに搭載できる

両側計測でより正確なパワー値が導き出せるほか、左右のペダリングバランスも表示可能。専用のRideLinkスマートフォンアプリを使えば、どの角度で踏み込んでいるかが分かるフォースアングルも可視化して見ることができる。また、フレームにマグネットなどを取り付けせずとも加速度センサーによってケイデンスも測定される。

バイクへの取り付けは一般的なクランクのインストールと同様で至って簡単。左クランクのセンサー部分もかなり薄型のため、極端にチェーンステーとのクリアランスが狭いバイクでなければ問題ないだろう。バッテリーは充電式リチウム電池が内蔵されており、二股になった充電ケーブルを左右それぞれのセンサー部分に接続する方式だ。充電口はマグネットタイプとなっており、ケーブルを近づけるだけでピタッとくっついてくれる。

ジャイアントバイク以外にも装着可能、よりリーズナブルにパワーメーターを導入してみたい人にオススメだジャイアントバイク以外にも装着可能、よりリーズナブルにパワーメーターを導入してみたい人にオススメだ
両側計測のパワーメーターとしてコストパフォーマンスは抜群だ両側計測のパワーメーターとしてコストパフォーマンスは抜群だ 手持ちのガーミンサイクルコンピューターともスムーズにペアリングして使用することができた手持ちのガーミンサイクルコンピューターともスムーズにペアリングして使用することができた

バッテリー残量を表すLEDインジケーターも搭載され、充電が100~50%でグリーン、50~30%でオレンジ、30%未満でレッドのライトが点滅する。約3時間でフル充電され、その後約100時間稼働するバッテリースペックだ。IPX7グレードの耐水性も備えているため雨天時の使用も問題ない。

クランクの回転や振動を検知すると自動で起動する仕組みで、サイクルコンピューター側でパワーメーターを検知、ペアリング、キャリブレーションすれば即使用可能となる。ジャイアントが用意するRideLinkスマートフォンアプリとも連携可能で、キャリブレーションやバッテリー残量の確認、各種データの測定、ファームウェアのアップデート等の操作をアプリ上で行える。

RideLinkスマートフォンアプリを起動、設定画面から日本語表示も選択できるRideLinkスマートフォンアプリを起動、設定画面から日本語表示も選択できる ペアリング画面で取り付けしたパワーメーターを選択すれば連携完了ペアリング画面で取り付けしたパワーメーターを選択すれば連携完了 キャリブレーションやファームウェアアップデートもアプリ上で行えるキャリブレーションやファームウェアアップデートもアプリ上で行える

RideLinkアプリならフォースアングルも可視化して見ることができるRideLinkアプリならフォースアングルも可視化して見ることができる 測定画面ではパワー値とペダリングバランスが見やすい配置に測定画面ではパワー値とペダリングバランスが見やすい配置に アプリ上でライドログを管理することもできるアプリ上でライドログを管理することもできる

チェーンリングの組み合わせは50×34Tと52×36Tの2種類がラインアップ。それぞれ165/170/172.5/175mmのクランク長が用意されている。価格はデュアルサイドのクランク一体型パワーメーターとしては比較的リーズナブルな10万円(税抜)。R8000系ULTEGRAのクランク単体でも定価27,333円と考えるとかなりお買い得な価格設定と言えるだろう。

パワーメーターを試してみたいというビギナー、さらなるレベルアップを目指す中級者、ローラー練習用のサブバイクにも取り付けたいというレーサーまでぜひチェックしてみてほしい。



ジャイアント POWER PRO
サイズ:50×34T(165/170/172.5/175mm)、52×36T(165/170/172.5/175mm)
無線通信:ANT+、Bluetooth Smart
バッテリー:充電式リチウム電池(稼働時間約100時間、充電時間約3時間)
精度:測定パワー出力値の±2%
重量:左側約16g/右側約16g
パワー出力測定範囲:0-3000W
ケイデンス範囲:20-180RPM
耐水性レベル:IPX7
動作環境温度範囲:-10~50℃
付属品:充電ケーブル
価格:100,000円(税抜)

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