韓国で開催中のアジア選手権トラック。大会最終日の4日目は古山稀絵が女子スクラッチでアジア王者に輝いた。男子スプリントで脇本雄太が銀メダル、深谷知広が銅メダルを獲得。男子マディソンでは窪木&橋本ペアが銀メダル、女子ケイリンで小林優香が銀メダル、ジュニア女子オムニアムで内野艶和が銅メダルを獲得し、メダルラッシュとなった。



男子スプリントを走る脇本雄太男子スプリントを走る脇本雄太 (c)JCF
男子スプリント表彰式 2位脇本雄太、3位深谷知広男子スプリント表彰式 2位脇本雄太、3位深谷知広 (c)JCF
男子スプリントで2位になった脇本雄太は「今までのアジア選手権で2位になった事がなかったので自分としても成長出来ているという確認が出来ました。結果としては2位で残念な結果でしたけど、今後に繋がるレースだと思っています。来月に迫っているワールドカップでもしっかり結果を残していきたい」とレースを振り返っている。

男子マディソンでは窪木一茂&橋本英也のペアが2位入賞を果たし銀メダル獲得した。窪木は「すごく良いレースだったと思います。でも負けた事はとても悔しいです。でも終わった事なので、次はワールドカップもマディソン走るので次こそはさらに良い走りをしたいです」とレースを振り返った。

また橋本は「悔しかったですね。最後のゴール勝負で韓国と直接対決に持ち込んだですけど、自分の力不足で一騎打ちで負けてしまい悔しいです。次の目標はワールドカップのオムニアムで優勝、マディソンで入賞を目指して頑張ります」と次の目標を語った。

2位入賞しを果たし、銀メダルを獲得した2位入賞しを果たし、銀メダルを獲得した (c)JCF
男子マディソンを走る窪木一茂 & 橋本英也ペア男子マディソンを走る窪木一茂 & 橋本英也ペア (c)JCF男子マディソン表彰式の様子男子マディソン表彰式の様子 (c)JCF

横一線でゴールし、2位で銀メダルを獲得した小林優香(日本)横一線でゴールし、2位で銀メダルを獲得した小林優香(日本) (c)JCF女子ケイリン表彰式の様子女子ケイリン表彰式の様子 (c)JCF

日本国旗を掲げる古山稀絵(日本)日本国旗を掲げる古山稀絵(日本) (c)JCF
女子スクラッチで優勝した古山稀絵(日本)女子スクラッチで優勝した古山稀絵(日本) (c)JCF女子スクラッチ表彰式の様子女子スクラッチ表彰式の様子 (c)JCF

女子スクラッチでアジア王者になった古山稀絵は「初めて個人種目で優勝することが出来ました。いつも勝つことができなくて、梶原選手に引いてもらって表彰台に上がることができました。個人種目で優勝できたことはとても嬉しいです。最後の集団スプリントになることはコーチからも言われていたのでそこにしっかり備えることができたのが一番の勝因です。表彰式の時に『君が代』がながれた時は歓喜きまわりすごくうれしかったです。世界選手権もワールドカップも頑張ります」とレースを振り返り、目標を語ってくれた。
男子スプリント結果
1位 アジズルハスニ・アワン (マレーシア
2位 脇本雄太 (日本)
3位 深谷知広(日本)
男子マディソン結果
1位 韓国(シン・ドンキン& キム・ユーロ) 50点
2位 日本(窪木一茂 & 橋本英也) 44点
3位 カザフスタン(アルチョム・ザカロフ&ローマン・ヴァシレンコフ) 23点
女子ケイリン結果
1位 リー・ワイジー(香港)
2位 小林優香(日本)
3位 イ・ヘジン(韓国)
5位 太田りゆ(日本)
女子スクラッチ結果
1位 古山稀絵(日本)
2位 ベイメトバ・レナータ(ウズベキスタン)
3位 シェン・シャンロン(中国)
ジュニア 女子オムニアム結果
3位 内野艶和(日本)