マヴィックが2020年モデルの展示会を開催。COMETEのNon SLモデルやグラベル向けホイールALLROADのカーボンリムモデルが新登場。フラッグシップホイールCOSMIC ULTIMATEのアップデートも発表された他、手組み用のカーボンUSTリムやハブ単体もラインアップする。また、カーボンホイールはプライスダウンを果たした新価格にて販売されることに。



マヴィック2020年の主要モデルがズラリと並んだ展示会マヴィック2020年の主要モデルがズラリと並んだ展示会
MAVIC JAPANの法人設立を正式発表した村上氏MAVIC JAPANの法人設立を正式発表した村上氏 現物は無かったがCOSMIC ULTIMATEのアップデートも発表された現物は無かったがCOSMIC ULTIMATEのアップデートも発表された

この度アメアスポーツから独立し単独会社として新たにスタートしたマヴィック。国内でも7月1日より正式にMAVIC JAPAN株式会社へと組織を変えたものの、販売やサポートの体制は従来通りでユーザーへの影響はないとしている。そんなマヴィックがディーラー向けに2020年モデルの展示会を開催。今回は7月時点で情報解禁となるホイールラインアップにフォーカスしてレポートしていく。

昨年から引き続きカーボンホイールに力を入れており、KSYRIUM PRO CARBONとCOSMIC PRO CARBONに続いてCOMETE PRO CARBONにも「Non SL」タイプ(SLがモデル名に入らないもの)が追加された。これで3モデルともにSLとNon SLから選べるラインアップとなり、かつリムorディスクも揃った幅広い展開となる。

COMETE PRO CARBONのNon SLタイプがラインアップに追加COMETE PRO CARBONのNon SLタイプがラインアップに追加
平坦巡航に最適な64mmハイトのディープリム平坦巡航に最適な64mmハイトのディープリム Non SLは両サイドともに2クロス組で剛性を調整しエンデュランス向きに作られているNon SLは両サイドともに2クロス組で剛性を調整しエンデュランス向きに作られている

リアホイールをイソパルス組とし剛性を高めたレーシング用途のSL、スポークやハブをSLモデルから変更しよりエンデュランス向きに調整したNon SLという違いがあり、自身の乗り方や予算に合わせてチョイスできるのがポイント。さらにはこれら3モデル(KSYRIUM/COSMIC/COMETE)のカーボンホイールで価格改定を行い、SLグレードが295,000円(税抜)、Non SLグレードが220,000円(税抜)と、プライスダウンを果たした新価格にて販売されることとなった。

マヴィックが誇るフラッグシップホイール「COSMIC ULTIMATE」にはアップデートが加わり、レースで勝利するためのさらなる軽量化と剛性強化を実現した。フロントハブがコンパクトな形状に変更されるとともに、リアハブを大きく刷新。従来はニップル機構で若干のメンテナンス性を持たせていたが、今回リムトゥリムのスポークパターンとしハブフランジと完全に一体化させた。ハブボディもフルカーボンとなり、パワー伝達に優れたインスタントドライブ360のフリーを新たに搭載している。注目されていたUSTモデルの発表は見送られ、チューブラーモデルのみの展開だ。

レッドフッククリテも走ったピスト用カーボンホイール「ELLIPSE PRO CARBON」が登場レッドフッククリテも走ったピスト用カーボンホイール「ELLIPSE PRO CARBON」が登場
両切りのトラックハブでトレーニングからレースまで使用できる両切りのトラックハブでトレーニングからレースまで使用できる 64mmハイトのCOMETEリムを使用、トラックホイールながらチューブレスタイヤが使える64mmハイトのCOMETEリムを使用、トラックホイールながらチューブレスタイヤが使える

またマヴィックがサポートを行っていたフィックスドギアチーム、「ルック・クリテリウム」がレッドフッククリテリウムで使用していたトラックホイール「ELLIPSE PRO CARBON」も新作として登場。COMETEのリムを使った64mmハイトのカーボンホイールで、高速レースで活きる高い空力性能を有したモデルだ。ロードUST仕様でチューブレスタイヤを装着しており、公道でのクリテリウムレースでも優れたグリップとコントロール性を見せてくれるだろう。

近年急速に注目を集めるグラベルホイールのラインアップ拡充を図り、新たにカーボンリムタイプの「ALLROAD PRO CARBON SL」をリリース。高い強度と軽量性を持ったフルカーボンリムによって、荒れたオフロードも速くダイナミックに走れるパフォーマンスモデルに仕上がっている。40mm幅タイヤまで対応する700Cと、52mm幅タイヤまで対応する650Bの2種類が揃う。

カーボンリムを採用したグラベルホイールの新作「ALLROAD PRO CARBON SL」カーボンリムを採用したグラベルホイールの新作「ALLROAD PRO CARBON SL」
高い強度と軽量性を生み出すカーボンリム、ブロックパターンの入ったALLROADタイヤが装備される高い強度と軽量性を生み出すカーボンリム、ブロックパターンの入ったALLROADタイヤが装備される スポークにモデル名を刻んだ粋なデザインスポークにモデル名を刻んだ粋なデザイン

手組みホイール用のリム単体も引き続き展開しており、2020モデルでは新たにロードUST仕様のカーボンリムを2種類追加した。COSMICのリムを使った「CXP PRO CARBON」、KSYRIUMのリムを使った「OPEN PRO CARBON」の2モデルで、ブレーキトラックをなくしハイトを高くしたディスクブレーキ用リムもラインアップ。いずれも20/24/28/32ホールが用意されている。

マウンテンバイク用リムは「XC1025」「XM1030」「EX828」の3種類が新登場。それぞれクロスカントリー、トレイル、エンデューロ系の走りにマッチする設計だ。モデル数字の頭文字が”10”から始まる2モデルは、リムを波状に切削加工したISM4Dテクノロジーが採用されている。

手組み用のリム単体も拡充、ロード用カーボンリムとMTBリムの新作が追加された手組み用のリム単体も拡充、ロード用カーボンリムとMTBリムの新作が追加された
COSMICのリムと同等品のCXP PRO CARBONリムCOSMICのリムと同等品のCXP PRO CARBONリム ISM4Dテクノロジーで滑らかに切削されたXC1025リムISM4Dテクノロジーで滑らかに切削されたXC1025リム

ハブ単体のラインアップが復活、シルバーの571ハブ(左)はリア8速時代の製品だ(右は既存ハブのカットサンプル)ハブ単体のラインアップが復活、シルバーの571ハブ(左)はリア8速時代の製品だ(右は既存ハブのカットサンプル)
さらには、満を持してハブ単体もラインアップに加わることに。1975~1980年台に展開されていた、知る人ぞ知る500シリーズのマヴィックハブを現代に復活させた製品であり「MR 801」というモデル名を冠す。Jベンドスポーク対応のロードハブで、フリーはもちろんインスタントドライブ360。リム/ディスクの両タイプで販売される。

前輪用のグリップリンク、後輪用のパワーリンクに分けて展開していたロードクリンチャータイヤのYKSION PRO。今回1つのモデルに統合され、ローテーションを変えることでフロント&リアどちらにも使えるよう改良が加わる。また、チューブレスタイヤのYKSION PRO USTはより耐久性を高めたコンパウンドを採用し、今秋以降「YKSION PRO UST Ⅱ」として販売される。

フルモデルチェンジを果たしたダウンヒル向けのMTBホイール「DEEMAX DH」フルモデルチェンジを果たしたダウンヒル向けのMTBホイール「DEEMAX DH」
リムは三角形状の断面へアップデートされ強度を高めているリムは三角形状の断面へアップデートされ強度を高めている トラブルに対応しやすいようJベンドスポークに変更されたトラブルに対応しやすいようJベンドスポークに変更された

ダウンヒル向けのMTBホイール「DEEMAX DH」もフルモデルチェンジを果たした。滑らかな半円形状だったリムを、三角形状の箱型断面へリニューアルし強度を高めつつ衝撃吸収性も強化。パンクやリム破損のリスク軽減のため、フックレスから一般的なフックドリムへと変更している。またストレートプルからJベンドのスポークへ切り替わっており、激しいダウンヒルレースでのトラブルに対応しやすい仕様へと生まれ変わっている。

これらホイール関連の新製品は今夏~秋にかけて順次入荷してくる模様だ。またシューズ&アパレルの新製品は秋頃のタイミングで発表されるという。数々の魅力的なアップデートを加えるマヴィックを今後も要注目だ。

text&photo:Yuto.Murata
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