ハンマーシリーズ第1戦スタヴァンゲルの2日目、ハンマースプリントでドゥクーニンク・クイックステップが優勝。初日に勝利したユンボ・ヴィズマが最終日のハンマーチェイスを先頭でスタートする権利を得た。



港に面したスタヴァンゲルの市街地コースを駆け抜ける港に面したスタヴァンゲルの市街地コースを駆け抜ける (c)CorVos
ノルウェー、スタヴァンゲルで開催中のハンマーシリーズ第1戦。2日目に開催された「ハンマースプリント」は、1周9.3kmの周回コースを9周半する合計88.4kmだ。

その名の通りスプリンター向けのフラットコースで、初日のハンマークライムと同様に毎周回フィニッシュライン通過時の上位10名選手にポイントが与えられる。3周目、6周目、10周目は2倍ポイント。どのチームも平坦系選手を選抜してこのポイントレースに挑んだ。

翌日の最終種目「ハンマーチェイス」のスタート順は2日間の合計ポイント順で1〜8位組、9〜16位組と2グループに振り分けられるため、1〜8位組に入らなければそもそも優勝の芽は無い。2日連続出走の別府史之(トレック・セガフレード)を含む80名の選手がスタートを切った。

スタート直後から50km/hに迫る平均スピードで激しいアタック合戦が繰り広げられたスタート直後から50km/hに迫る平均スピードで激しいアタック合戦が繰り広げられた (c)Karen M. Edwards/www.hammerseries.com
前半で大量得点に成功したサンウェブ前半で大量得点に成功したサンウェブ (c)CorVos序盤から積極的に19歳レムコ・イヴェネプール(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)が動く序盤から積極的に19歳レムコ・イヴェネプール(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)が動く (c)CorVos


平坦レースだけあってスタート直後からペースアップが掛かり、鋭角コーナーで曲がりきれず落車する選手も。集団一塊のまま迎えた初回スプリントを獲ったのはダヴィデ・マルティネッリ(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)だったが、サンウェブはマックス・ヴァルシャイド(ドイツ)とカスパー・ピーダスン(デンマーク)を2位、3位通過させ合計点でドゥクーニンク・クイックステップを上回る。初回のスプリントからハンマーシリーズらしい展開が繰り広げられた。

サンウェブは次なる周回でもレムコ・イヴェネプール(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)らと共に逃げたマルク・ヒルシ(スイス)を先頭通過させ、ポイントを積み重ねることに成功。クリストフ・フィングステン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)が3周目を、地元ノルウェーのエドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ディメンションデータ)が4周目を、ニキアス・アルント(ドイツ、サンウェブ)が先頭通過。レース半分(5周)を終えた時点で605ポイントのサンウェブが首位、確実に上位に選手を送り込むドゥクーニンク・クイックステップが591ポイントで2位、ユンボ・ヴィズマが302ポイントで3位という途中経過となる。

7周目のポイントで先着するミヒャエル・アルバジーニ(スイス、ミッチェルトン・スコット)7周目のポイントで先着するミヒャエル・アルバジーニ(スイス、ミッチェルトン・スコット) (c)CorVos
終盤に逃げたルカシュ・ヴィシニオウスキー(ポーランド、CCCチーム)とミカル・ゴワシュ(ポーランド、CCCチーム)終盤に逃げたルカシュ・ヴィシニオウスキー(ポーランド、CCCチーム)とミカル・ゴワシュ(ポーランド、CCCチーム) (c)CorVos
アタックが掛かり続ける激しい展開の中で絞り込まれ、重量級スプリンターを含む多くのメンバーが後ろに取り残され実質的にレースから離脱する事態に。前方では10名が抜け出し、その中ではルカシュ・ヴィシニオウスキー(ポーランド、CCCチーム)が6周目を先頭通過して200ポイントを獲得。ドゥクーニンク・クイックステップはこのタイミングでサンウェブを抜いて暫定首位浮上に成功した。

7周目には実質15名ほどによるレースとなり、逃げに乗ったミヒャエル・アルバジーニ(スイス、ミッチェルトン・スコット)が先頭通過した後、アレクシー・ゲラン(フランス、デルコ・マルセイユプロヴァンス)のアタックに乗じてヴィシニオウスキーとミカル・ゴワシュ(ポーランド、CCCチーム)が合流。すぐさまゲランを振り落としたポーランドコンビがフィニッシュまで20km以上を残して逃げ体制に入った。

ハンマースプリントで勝利したドゥクーニンク・クイックステップハンマースプリントで勝利したドゥクーニンク・クイックステップ (c)Karen M. Edwards/www.hammerseries.com
ライアン・ミューレン(アイルランド、トレック・セガフレード)が「世界一厳しいレース」と語るほどの激しい消耗戦で後続は追いつかず、ヴィシニオウスキーとゴワシュが逃げ切りを成功させる。それぞれ8周目と9周目の先頭通過を分け合い、ポイント倍増のフィニッシュポイントではヴィシニオウスキーが先着。ヴィシニオウスキーの活躍によってCCCチームはこの日4位に入り、2日間の合計ポイントで8位と第一グループに滑り込むことに成功している。

ペトル・ヴァコッチ(チェコ)の活躍で後半戦でもポイントを伸ばしたドゥクーニンク・クイックステップがハンマースプリントで優勝。この日を6位で終えたユンボ・ヴィズマは合計ポイントで首位をキープし、翌日のハンマーチェイスを先頭でスタートする権利を得ている。
ハンマーシリーズ・スタヴァンゲル2019 ハンマースプリント結果
1位ドゥクーニンク・クイックステップ794ポイント
2位サンウェブ738ポイント
3位ミッチェルトン・スコット620ポイント
4位CCCチーム600ポイント
5位チームイネオス596ポイント
6位ユンボ・ヴィズマ429ポイント
7位ボーラ・ハンスグローエ399ポイント
8位ロット・スーダル357ポイント
9位UAEチームエミレーツ311ポイント
10位イスラエルサイクリングアカデミー256ポイント
総合順位チームクライム順位スプリント順位合計スタートタイム差
1位ユンボ・ヴィズマ1位6位1494ポイント+0秒
2位サンウェブ5位2位1357ポイント+30秒
3位ミッチェルトン・スコット4位3位1341ポイント+58秒
4位ドゥクーニンク・クイックステップ6位1位1208ポイント+1分23秒
5位ロット・スーダル2位8位1264ポイント+1分46秒
6位ボーラ・ハンスグローエ3位7位1249ポイント+2分07秒
7位チームイネオス7位5位1003ポイント+2分27秒
8位CCCチーム12位4位653位ポイント+2分47秒
総合順位チームクライム順位スプリント順位合計スタートタイム差
9位UAEチームエミレーツ8位9位683ポイント+0秒
10位リワル・レディーネス9位13位424ポイント+30秒
11位EFエデュケーションファースト10位12位308ポイント+58秒
12位イスラエルサイクリングアカデミー15位10位256ポイント+1分23秒
13位ディメンションデータ11位15位190ポイント1分46秒
14位デルコ・マルセイユプロヴァンス16位11位239ポイント+2分07秒
15位トレック・セガフレード14位14位199ポイント2分27秒
16位カハルーラル・セグロスRGA13位16位52ポイント+2分47秒
text:So.Isobe
photo:CorVos,Karen M. Edwards/www.hammerseries.com
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