数多くのUCIワールドチームが採用するエリートのボトルFLY。プロのニーズに応えるべく軽量性を追求したモデルにオフロードライドやツーリングに最適なキャップ付きMTBモデルが登場している。950mlという大容量ボトルも追加された。ワークスタンドのエントリーモデルと合わせて紹介しよう。



エリート FLY MTB
エリート FLY MTB(550ml)エリート FLY MTB(550ml) (c)カワシマサイクルサプライ
モビスターやバーレーン・メリダなど10ものワールドチームが採用するエリートのFLYボトル。プロ選手が要求する厳しい軽量性を実現するために、新しいプラスチック素材を使用したプロスペックモデルだ。従来CORSA(550ml)よりも36gもダイエットに成功しており、極限まで軽さを求めるヒルクライムでもマージナルゲインとしてライダーにメリットをもたらしている。

この新素材は非常に薄手のためボトルの柔軟性も向上しており、流量のコントロールを行いやすくなっていることもポイント。また流量が多い新型バルブも採用され、軽い力で多くの飲料を口に流し込めることも特徴だ。

エリート FLY MTB(750ml)エリート FLY MTB(750ml) (c)カワシマサイクルサプライエリート FLY MTB(950ml)エリート FLY MTB(950ml) (c)カワシマサイクルサプライ


そんなFLYの飲み口に土埃を付着させないキャップ付きMTBモデルがリリースされる。もちろんタイヤが巻き上げるホコリ等が気になるMTBやグラベルロードなどオフロードを走るシチュエーションで活躍してくれるはずだ。蓋が装備されているため、輪行袋などに収納する際に他のパーツの汚れが付着してしまう心配も少なく、ロードツーリングで役に立つシーンもあるだろう。

ラインアップは550ml、750mlという既存のサイズに加え、950mlと大容量のモデルも登場した。コンビニなど補給しにくい山奥を走る際でも、ボトル一本で行動しやすくなるだろう。カラーはクリア/グレー、ブラック/レッドという2種類。

エリート FLY MTB
容量:550ml、750ml、950ml
重量:約54g(550ml)、約58g(750ml)、約62g(950ml)
カラー:クリア/グレー、ブラック/レッド
税抜価格:760円(550ml)、890円(750ml)、940円(950ml)



エリート Work Stand Team
エリート Work Stand Teamエリート Work Stand Team (c)カワシマサイクルサプライ
クランプは360°回転するため、様々な場所を掴むことができるクランプは360°回転するため、様々な場所を掴むことができる (c)カワシマサイクルサプライ折り畳むことができるため、収納スペースを圧迫する心配は少ない折り畳むことができるため、収納スペースを圧迫する心配は少ない (c)カワシマサイクルサプライ


数多くのプロチームをサポートするエリートはボトルだけではなく、メカニックの作業を支えるワークスタンドも供給している。前後輪を外しフォークとBB部分でバイクをホールドするプロメカニック仕様のモデルを筆頭としたエリートのラインアップにコストパフォーマンスに優れるエントリーグレード「Work Stand Team」が登場。

Work Stand Teamはチューブをクランプして使用するタイプのワークスタンド。クランプ部分が360°回転するためトップチューブやシートポストなどあらゆる場所を掴むことが可能となっている。またクランプは直径55mmまで対応し、ダウンチューブを挟むこともできる。

高さ調節はワンタッチ操作のスライド式アジャスターで行い、使用しない場合は脚を折り畳める仕様だ。価格もこれまでのラインアップよりも抑えられており、19,960円(税抜)とエントリーグレード帯に設定されている。自転車を高い位置に保持することが出来るメンテナンス用のスタンドは、ディスプレイスタンドよりも作業性に優れている。レースに出場する方や、自分で自転車の調子を整える方などは用意しておいても良いだろう。

エリート Work Stand Team
クランプ径:最大55mm
サイズ:H920~1420mm、230x1230mm(収納時)
重量:約7kg
税抜価格:19,960円


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