2018年、UCIアジアツアーランキング1位となったキナンサイクリングチームが2019年体制を発表会を開き、大久保陣、福田真平、荒井佑太の3名が新たに加入することが発表された。



3名が加入して計12名となるキナンサイクリングチーム2019年メンバー3名が加入して計12名となるキナンサイクリングチーム2019年メンバー photo:Satoru Kato
和歌山県新宮市を本拠地とするキナンサイクリングチーム(以下キナン)は、16日に愛知県のモリコロパークで開催されたイベント「ヴェロフェスタ2018 in モリコロパーク」の中で2019年体制の発表を行った。

すでに発表されている通り、ジャイ・クロフォード、中西健児の2人が退団・引退。替わってこの日発表された新加入選手は、大久保陣、福田真平、荒井佑太の3名だ。

キナンサイクリングチームに新加入する3名。左から、福田真平、荒井佑太、大久保陣キナンサイクリングチームに新加入する3名。左から、福田真平、荒井佑太、大久保陣 photo:Satoru Kato
大久保はチームブリヂストンサイクリングから移籍。国内外のレース経験を豊富に持ち、スプリンターとして活躍してきた。2016年にはキナンがホームレースとして重要視するツール・ド・熊野の第3ステージで優勝している。

2016年まで愛三工業レーシングチームに所属していた福田は、競輪選手に転向して今年7月にデビュー。来年からは競輪と並行してキナンに所属し、本格スタートが予定されているトラックレースシリーズ「バンクリーグ」のメンバーとしての活躍が期待される。

荒井は法政大学卒業後、今年の福井国体で地元福井県代表として出場し、ポイントレースで2位入賞を果たした。大学在学中もトラック競技やロードレースに出場。2017年の神宮外苑クリテリウムではアタックを何度も繰り返すアグレッシブな走りを見せた。

キナンサイクリングチーム加藤康則ゼネラルマネージャーキナンサイクリングチーム加藤康則ゼネラルマネージャー photo:Satoru Katoゼネラルマネージャーの加藤康則氏は、「これまでは集団スプリントとなると雨乞竜己1人で位置どりから全てこなしていたが、新加入の3人によって列車を組んで戦えるようになることを期待したい。スプリントでもキナンは何かやってくれるというところをお見せしたい」と、語った。

2018年UCIアジアツアーランキングで1位となったキナンは、2019年シーズンは多くの大会から招待されることが期待できると言う。引き続きアジアツアーを主戦場とし、これまで以上の勝ち星を挙げることを目指す。さらに、チーム創設以来の悲願であるツール・ド・熊野での個人総合優勝を最大の目標とする。

また、ロードレースと並行してトラック競技とシクロクロスでの活動も進めていく。具体的には、雨乞竜己がシクロクロス、新加入の福田と荒井がトラック競技での活動をすることになる。

キナンサイクリングチーム2019年メンバーキナンサイクリングチーム2019年メンバー photo:Satoru Kato
キナンサイクリングチーム2019年体制
名前 国籍/脚質
山本元喜 日本/パンチャー・ルーラー
椿 大志 日本/パンチャー
マルコス・ガルシア スペイン/クライマー
山本大喜 日本/パンチャー
サルバドール・グアルディオラ スペイン/オールラウンダー・クライマー
雨乞竜己 日本/スプリンター
トマ・ルバ フランス/クライマー
中島康晴 日本/ダウンヒラー
新城雄大 日本/パンチャー・ルーラー
大久保陣(新加入) 日本/スプリンター
福田真平(新加入) 日本/トラック
荒井佑太(新加入) 日本/トラック中距離
text&photo:Satoru Kato

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