3月15日、ツール・ド・台湾(UCI2.2)第2ステージで清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)がスプリントを制しステージ優勝した。

スプリント制しステージ優勝を飾った清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)スプリント制しステージ優勝を飾った清水都貴(チームブリヂストン・アンカー) photo:tour de taiwan



日本からはチームブリヂストン・アンカーとシマノレーシング、愛三工業レーシング、そして日本ナショナルチームの4チームが参戦しているツール・ド・台湾。3月14日から20日までの7日間・全7ステージで争われる。

第2ステージは嘉義市街での136kmkmのクリテリウム。ゴールまで残り2kmで鈴木真理(シマノレーシング)がアタックして逃げるが、ゴール寸前で吸収され、勝負はゴールスプリントに持ち込まれた。

清水は先行したワン・カンポ(香港ナショナルチーム)をゴール前で交わし、チームブリヂストン・アンカー移籍後初勝利を挙げた。
清水はレース後、「道路幅が広く、平坦なこのステージでチームはいい戦略をとった。チームの誰もが勝つ可能性があった。最終周回はとても重要で、最終スプリントに点火する前にワン・カンポーにうまく着いていけた。小さなギャンブルだったけれど、うまくいった」とコメントしている。

このステージで他の日本人は宮澤崇史(TEAM NIPPO)が5位、綾部勇成(愛三工業レーシング)が6位に食い込んでいる。

第2ステージを終えた現在、個人総合リーダーはデヴィッド・マッキャン(アイルランド、ジャイアントアジア)。日本人最高位は宮澤崇史(TEAM NIPPO)の総合6位だ。


表彰台の清水都貴(チームブリヂストン・アンカー/右端)と各賞選手。個人総合リーダーはデヴィッド・マッキャン(アイルランド、ジャイアントアジア/右から2人目)表彰台の清水都貴(チームブリヂストン・アンカー/右端)と各賞選手。個人総合リーダーはデヴィッド・マッキャン(アイルランド、ジャイアントアジア/右から2人目) photo:tour de taiwan

ツール・ド・台湾2010第2ステージ結果
1位 清水都貴(日本、チームブリヂストン・アンカー)
2位 ワン・カンポー(香港、香港チーム)
3位 トマス・スモレン(ポーランド、CCCポルサット・ポルコウィチェ)
4位 モッド・ズアンザイナル(マレーシア、マレーシアチーム)
5位 宮沢崇史(日本、日本ナショナルチーム)
6位 綾部勇成(日本、愛三工業レーシングチーム)
7位 キム・ヨンウク(韓国、クムサン・ジンセン・アジア)
8位 グラハム・ブリッグス(イギリス、ラファ・コンドル・シャープ)
9位 ディーン・ダウニング(イギリス、ラファ・コンドル・シャープ)
10位 カイリー・マーウッド(オーストラリア、ジェネシス・ウェルス・アドバイザー)

text:Makoto.AYANO
photo:tour de taiwan

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