2018/09/14(金) - 16:35
ジャイアントから新型のフルサスマウンテンバイク「TRANCE 29ER」が登場。既存のTRANCEをベースとしつつ、29インチホイールに最適化した最新のジオメトリーとサスペンションシステムを搭載。里山ライドからエンデューロレースまでカバーするオールラウンドトレイルモデルとして誕生している。
ジャイアント TRANCE 29ER 2 (c)ジャイアント
下りから登りまで様々なシチュエーションでライドを楽しめる、オールラウンドトレイルバイクとしてラインアップされるジャイアントのTRANCE（トランス）。長めのストローク量を持つサスペンションと安定性の高いジオメトリーを採用し、優れたトラクション性から荒れたハードな路面でも快適な走りを実現したモデルである。
従来27.5インチモデルのみの展開だったが、今回2019年モデルで新たに29erモデルが追加された。昨今クロスカントリーのレースシーンでは29erが再評価されスタンダードとなりつつある中、そのメリットをトレイルバイクにも落とし込んだ流れだ。国内ではアルミフレームモデルの「TRANCE 29ER 2」の1車種をラインアップする。
トラニオンマウントを採用したジャイアント独自のマエストロシステムを搭載 
ドロッパーシートポストを標準装備する 
トラニオンマウントを採用することで、チェーンステーを短く設計することが可能になった
29erの利点はホイール径そのものが大きいことによる走破性の高さと、ペダル一漕ぎに対する進む距離が長いことから直進安定性に優れるということ。一方デメリットとしてリアセンターの増加による旋回性能の低下、また、小柄な人にはポジションも出しづらいという点がある。TRANCE 29ERは、新設計した専用のジオメトリーを投入することでそれらの問題点を解消している。
チェーンステイは29erモデルながら27.5インチモデルと同様の435mmに設定し、シングルトラックでも扱いやすいクイックなコントロール性能を確保。ヘッド角は66.5°と寝かし、シート角を74.5°と立たせることで反応性と安定性をバランスしている。またフロント周りの安定感を高めるためにフォークオフセットは44mmに。前130ｍｍ、後115mmのストローク設定で走行性能とトラクション性能を両立している。
29インチホイールに最適化したジオメトリーを採用し高い走破性を獲得している 
ケーブル類はヘッド部からフレーム内にアクセス
メインコンポーネントはスラムの12速コンポーネント、NX EAGLEだ 
ディスクローター径は前後共に180mmを採用している
リアサスペンションにはトラニオンマウントを採用した同社独自のマエストロシステムを採用。ねじれ剛性の向上、バイクの低重心化、効率的なストロークを可能にするデザインなどによってペダリング効率やコントロール性能の向上に寄与する。またロッカーアームには軽量で剛性の高いADVANCEDグレードのカーボンを採用しており、滑らかなリアストロークに貢献している。
ホイールを固定するスルーアクスルはワイドフランジを実現するフロント110mm、リア148mmのBOOST規格を採用。エンド剛性を高めることで優れた操作性を生み出す。コンポーネントはスラムのNX EAGLE、ハンドルやステムなどのパーツ類はジャイアント製でドロッパーシートポストも標準装備。チューブレス対応のホイールもアセンブルされており、アップグレードにも対応する拡張性も魅力だ。価格は340,000円（税抜）。
ジャイアント TRANCE 29ER 2
フレーム：ALUXX SL-Grade Aluminum，4.5" Maestro Suspension OLD148mm
フォーク：FOX 34 RHYTHM 29" OverDrive Column 130mm Travel 15mm Axle
リアショックユニット：FOX FLOAT DPS PERFORMANCE，TRUNNION MOUNT L:165 T:42.5
コンポーネント：SRAM NX EAGLE
ホイール：GIANT XCT 29 28H F:15×110mm R:12×148mm
タイヤ：MAXXIS F:MINION DHF 29×2.3 R:MINION DHR 2 29×2.3 Tubeless Ready
サイズ：380（S）、431（M）
重 量：13.8kg（431mm）
価 格：340,000円（税抜）
ジャイアント TRANCE 29ER 2 (c)ジャイアント下りから登りまで様々なシチュエーションでライドを楽しめる、オールラウンドトレイルバイクとしてラインアップされるジャイアントのTRANCE（トランス）。長めのストローク量を持つサスペンションと安定性の高いジオメトリーを採用し、優れたトラクション性から荒れたハードな路面でも快適な走りを実現したモデルである。
従来27.5インチモデルのみの展開だったが、今回2019年モデルで新たに29erモデルが追加された。昨今クロスカントリーのレースシーンでは29erが再評価されスタンダードとなりつつある中、そのメリットをトレイルバイクにも落とし込んだ流れだ。国内ではアルミフレームモデルの「TRANCE 29ER 2」の1車種をラインアップする。
トラニオンマウントを採用したジャイアント独自のマエストロシステムを搭載 ドロッパーシートポストを標準装備する トラニオンマウントを採用することで、チェーンステーを短く設計することが可能になった 29erの利点はホイール径そのものが大きいことによる走破性の高さと、ペダル一漕ぎに対する進む距離が長いことから直進安定性に優れるということ。一方デメリットとしてリアセンターの増加による旋回性能の低下、また、小柄な人にはポジションも出しづらいという点がある。TRANCE 29ERは、新設計した専用のジオメトリーを投入することでそれらの問題点を解消している。
チェーンステイは29erモデルながら27.5インチモデルと同様の435mmに設定し、シングルトラックでも扱いやすいクイックなコントロール性能を確保。ヘッド角は66.5°と寝かし、シート角を74.5°と立たせることで反応性と安定性をバランスしている。またフロント周りの安定感を高めるためにフォークオフセットは44mmに。前130ｍｍ、後115mmのストローク設定で走行性能とトラクション性能を両立している。
29インチホイールに最適化したジオメトリーを採用し高い走破性を獲得している ケーブル類はヘッド部からフレーム内にアクセス メインコンポーネントはスラムの12速コンポーネント、NX EAGLEだ ディスクローター径は前後共に180mmを採用している リアサスペンションにはトラニオンマウントを採用した同社独自のマエストロシステムを採用。ねじれ剛性の向上、バイクの低重心化、効率的なストロークを可能にするデザインなどによってペダリング効率やコントロール性能の向上に寄与する。またロッカーアームには軽量で剛性の高いADVANCEDグレードのカーボンを採用しており、滑らかなリアストロークに貢献している。
ホイールを固定するスルーアクスルはワイドフランジを実現するフロント110mm、リア148mmのBOOST規格を採用。エンド剛性を高めることで優れた操作性を生み出す。コンポーネントはスラムのNX EAGLE、ハンドルやステムなどのパーツ類はジャイアント製でドロッパーシートポストも標準装備。チューブレス対応のホイールもアセンブルされており、アップグレードにも対応する拡張性も魅力だ。価格は340,000円（税抜）。
ジャイアント TRANCE 29ER 2
フレーム：ALUXX SL-Grade Aluminum，4.5" Maestro Suspension OLD148mm
フォーク：FOX 34 RHYTHM 29" OverDrive Column 130mm Travel 15mm Axle
リアショックユニット：FOX FLOAT DPS PERFORMANCE，TRUNNION MOUNT L:165 T:42.5
コンポーネント：SRAM NX EAGLE
ホイール：GIANT XCT 29 28H F:15×110mm R:12×148mm
タイヤ：MAXXIS F:MINION DHF 29×2.3 R:MINION DHR 2 29×2.3 Tubeless Ready
サイズ：380（S）、431（M）
重 量：13.8kg（431mm）
価 格：340,000円（税抜）
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