個人TTで男子U23松田祥位、女子エリート唐見実世子が銅メダルを獲得

ミャンマーの首都、ネピドーで開催中のアジア自転車競技選手権大会。2日目は男子U23タイムトライアルで松田祥位（岐阜第一高校）が、女子エリートタイムトライアルで唐見実世子（弱虫ペダルサイクリングチーム）がそれぞれ銅メダルを獲得した。

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男子U23個人タイムトライアル　松田祥位（岐阜第一高校） photo:Kenji NAKAMURA/JCF
スタートに上がる松田祥位（岐阜第一高校） photo:Miwa IIJIMA3位に入った松田祥位（岐阜第一高校） photo:Miwa IIJIMA


ミャンマーの首都、ネピドーで開催中の第38回アジア自転車競技選手権大会。2日目となる今日は朝8時から男子U23個人タイムトライアル、9時半から女子エリート個人タイムトライアル、10時半から女子U23個人タイムトライアルが行われた。

男子U23個人タイムトライアルは15人が出走し、14番目で松田祥位（岐阜第一高校）がスタート。男子U23の松田は、4位でゴールしたが、1位でフィニッシュしたイランの選手がコースをショートカットしたことが発覚。結果、U23カテゴリーになって1ヶ月、昨日のチームTTでも奮闘した高校3年生は4位と約40秒差の3位でフィニッシュ。銅メダルを獲得した。

女子エリート個人タイムトライアルでは8人が出走し、7番目にスタートした唐見実世子（弱虫ペダルサイクリングチーム）が3位入賞。松田と同じく銅メダルを獲得している。続く女子U23個人タイムトライアルでは10人が出走し、中井彩子（鹿屋体育大学）が8番目スタート。メダルには約50秒ほど届かず5位でレースを終えている。

女子エリート個人タイムトライアル　唐見実世子（弱虫ペダルサイクリングチーム） photo:Kenji NAKAMURA/JCF
レースの準備をする唐見実世子（弱虫ペダルサイクリングチーム） photo:Miwa IIJIMA銅メダルを獲得した唐見実世子（弱虫ペダルサイクリングチーム） photo:Miwa IIJIMA


唐見選手のコメント
「コースは路面の悪い道、軽いアップダウンを含む22kmでした。まず恐れていたのは暑さでしたが、スタート時間が早く涼しいうちに競技を開始する事が出来ました。また微風だった事、コース確認がしっかりできた事で、何の不安もなくスタートする事ができました。優勝した韓国の選手とは1分以上の差をつけられてしまい力の差を感じつつも、今回タイムトライアルを走った選手に関しては各選手の力が分かったので、明後日のレースに繋げていきたいと思います。」

松田選手のコメント
「今日のITTは、アップダウンが多く前後半のペース配分が“カギ”となりました。「気負わずに自分の力を出し切る」と言うオーダでスタート。前半はライン取りはうまくできたが少しオーバーペースで折り返し、後半ペースが乱れてしまいました。

U23カテゴリーの初めてのレースでしたがリラックスして走ることができました。前日のTTTが自信になったと思います。3位と言う結果になりましたが、これから多くのことを学び2年目3年目にはエリートの皆さんとともにチームを引っ張っていける力をつけたいと思います」

女子U23中井選手
「今持っている力は出し切れたと思います。上位選手との力の差は大きかったです。力不足の一言に尽きます。明後日のロードのコースは厳しいアップダウンがあるので、上位陣の動きに注意して走ります」

男子U23個人タイムトライアル表彰式 photo:Kenji NAKAMURA/JCF女子エリート個人タイムトライアル表彰式 photo:Kenji NAKAMURA/JCF