2018/01/24(水) - 12:39
2月8～12日の期間で開催されるアジア選手権ロードレースの日本代表メンバーが、日本自転車競技連盟（JCF）より発表された。別府史之や新城幸也といった定番選手を含みつつ、昨年より5名増の全25名が選出されている。
ミャンマーの首都ネピドーを中心に南北に引かれたロードコース (c)Myanmar Cycling Federation2月8日（木）よりミャンマーの首都ネピドーにて開幕する今年のアジア選手権ロードレース。ネピドー市街地を中心に、南北に通る道幅の広い幹線道路を使用したコースにて争われる。高低差が約100mほどしかない平坦基調のレイアウトとなり、最後はゴールスプリントによる勝負になると予想される。
今年の日本選手団は昨年よりも5名増えた全25名での参戦。特にU23メンバーが増えており、若手育成に力を入れたい浅田監督の考えが見て取れるというもの。男子エリートは別府史之（トレック・セガフレード）＆新城幸也（バーレーン・メリダ）という常連コンビとともに、全日本チャンピオン畑中勇介（チーム右京）やU23からエリートに上がった小野寺玲（宇都宮ブリッツェン）、海外レースで経験を重ね力をつけている中根英登（NIPPOヴィーニファンティーニ）が選ばれた。
新城幸也（バーレーン・メリダ）を始め5名が選ばれた男子エリート photo:Kei Tsuji / TDWsport女子エリートは昨年同大会で銅メダルを獲得している吉川美穂（Live GARDEN BICI STELLE）、国内レースでは敵なしの唐見実世子（弱虫ペダルサイクリングチーム）を始め、元インカレ王者の樫木祥子（株式会社オーエンス）＆福田咲絵（慶應義塾大学/フィッツ）の4名となる。
男子U23は日本代表として海外レース出場経験も多い石上優大（EQADS）、山本大喜（鹿屋体育大学）、渡邉歩（EQADS）、草場啓吾（日本大学）、松田祥位（岐阜第一高校）の5名。昨年エントリーのなかった女子U23には昨年ジュニアカテゴリーで同大会銀メダルを獲っている下山美寿々（大阪教育大学附属天王寺高校）とともに、国内レースで頭角を現す中井彩子（鹿屋体育大学）、菅原朱音（八戸学院大学）の3名が走る。
男女ジュニアも国内で成績を残す選手らが順当に選ばれた中で、MTB競技を主戦場としクロスカントリー種目のアジア王者でもある川口うらら（龍野高校）が初選出となっている。
JCFへのインタビューによるとタイムトライアル種目への出場選手はまだ明確に決まっておらず、大会直前のライセンスコントロール時まで調整が行われるという。昨年から新設されたチームタイムトライアル種目にも男子エリートの選手を中心に6名が走る見込みだ。毎年コンスタントにメダル獲得を果たしているだけに、今年の日本選手団にもアジアチャンピオンジャージ獲得に期待がかかる。
今年からエリートカテゴリーを走る小野寺玲（宇都宮ブリッツェン） photo:Kei Tsuji / TDWsport
今シーズンより本格的にプロ選手として活動する山本大喜（鹿屋体育大学） photo:Kei Tsuji / TDWsport
海外レースでも安定したパフォーマンスを見せる松田祥位（岐阜第一高校） photo:Kei Tsuji / TDWsport
昨年女子エリート3位の吉川美穂（Live GARDEN BICI STELLE） photo:Kenji NAKAMURA/JCF
下山美寿々（大阪教育大学附属天王寺高校）は昨年2位のリベンジなるか photo:Kenji NAKAMURA/JCF
MTBクロスカントリー種目のアジア王者、川口うらら（龍野高校）も選出された (c)jcf
2018年ロードアジア自転車競技選手権大会派遣選手団
男女エリート（9名）
別府史之（JPCA・トレック・セガフレード）
畑中勇介（東京・チーム右京）
中根英登（愛知・NIPPOヴィーニファンティーニ）
新城幸也（JPCA・バーレーン・メリダ）
小野寺玲（栃木・宇都宮ブリッツェン）
唐見実世子（茨城・弱虫ペダルサイクリングチーム）
吉川美穂（和歌山・Live GARDEN BICI STELLE）
樫木祥子（東京・株式会社オーエンス）
福田咲絵（神奈川・慶應義塾大学/フィッツ）
男女U23（8名）
石上優大（神奈川・EQADS）
山本大喜（奈良・鹿屋体育大学）
渡邉歩（福島・EQADS）
草場啓吾（京都・日本大学）
松田祥位（岐阜・岐阜第一高校）
中井彩子（宮崎・鹿屋体育大学）
菅原朱音（鳥取・八戸学院大学）
下山美寿々（大阪・大阪教育大学附属天王寺高校）
男女ジュニア（8名）
山本哲央（山梨・韮崎高校）
日野泰静（愛媛・松山城南高校）
鳥倉必勝（神奈川・ウォークライド）
香山飛龍（神奈川・横浜高校）
石上夢乃（神奈川・横浜創学館高校）
川口うらら（兵庫・龍野高校）
岩元杏奈（宮崎・都城工業高校）
太郎田水桜（東京・東京成徳大学高校）
スタッフ
チームリーダー 三宅秀一郎（ロード部会長）
監 督 浅田顕（選手強化コーチ）
コーチ 柿木孝之（選手強化コーチ）
メカニック 高橋優平（選手強化支援スタッフ）
メカニック 中村仁（選手強化支援スタッフ）
メカニック 吉田正樹（選手強化支援スタッフ）
マッサー 穴田悠吾（選手強化支援スタッフ）
マッサー 井上良輝（選手強化支援スタッフ）
ドクター 内田彰子（医科学部会）
総 務 貝塚直子（事務局）
text:Yuto.Murata
ミャンマーの首都ネピドーを中心に南北に引かれたロードコース (c)Myanmar Cycling Federation2月8日（木）よりミャンマーの首都ネピドーにて開幕する今年のアジア選手権ロードレース。ネピドー市街地を中心に、南北に通る道幅の広い幹線道路を使用したコースにて争われる。高低差が約100mほどしかない平坦基調のレイアウトとなり、最後はゴールスプリントによる勝負になると予想される。今年の日本選手団は昨年よりも5名増えた全25名での参戦。特にU23メンバーが増えており、若手育成に力を入れたい浅田監督の考えが見て取れるというもの。男子エリートは別府史之（トレック・セガフレード）＆新城幸也（バーレーン・メリダ）という常連コンビとともに、全日本チャンピオン畑中勇介（チーム右京）やU23からエリートに上がった小野寺玲（宇都宮ブリッツェン）、海外レースで経験を重ね力をつけている中根英登（NIPPOヴィーニファンティーニ）が選ばれた。
新城幸也（バーレーン・メリダ）を始め5名が選ばれた男子エリート photo:Kei Tsuji / TDWsport女子エリートは昨年同大会で銅メダルを獲得している吉川美穂（Live GARDEN BICI STELLE）、国内レースでは敵なしの唐見実世子（弱虫ペダルサイクリングチーム）を始め、元インカレ王者の樫木祥子（株式会社オーエンス）＆福田咲絵（慶應義塾大学/フィッツ）の4名となる。男子U23は日本代表として海外レース出場経験も多い石上優大（EQADS）、山本大喜（鹿屋体育大学）、渡邉歩（EQADS）、草場啓吾（日本大学）、松田祥位（岐阜第一高校）の5名。昨年エントリーのなかった女子U23には昨年ジュニアカテゴリーで同大会銀メダルを獲っている下山美寿々（大阪教育大学附属天王寺高校）とともに、国内レースで頭角を現す中井彩子（鹿屋体育大学）、菅原朱音（八戸学院大学）の3名が走る。
男女ジュニアも国内で成績を残す選手らが順当に選ばれた中で、MTB競技を主戦場としクロスカントリー種目のアジア王者でもある川口うらら（龍野高校）が初選出となっている。
JCFへのインタビューによるとタイムトライアル種目への出場選手はまだ明確に決まっておらず、大会直前のライセンスコントロール時まで調整が行われるという。昨年から新設されたチームタイムトライアル種目にも男子エリートの選手を中心に6名が走る見込みだ。毎年コンスタントにメダル獲得を果たしているだけに、今年の日本選手団にもアジアチャンピオンジャージ獲得に期待がかかる。
今年からエリートカテゴリーを走る小野寺玲（宇都宮ブリッツェン） photo:Kei Tsuji / TDWsport今シーズンより本格的にプロ選手として活動する山本大喜（鹿屋体育大学） photo:Kei Tsuji / TDWsport海外レースでも安定したパフォーマンスを見せる松田祥位（岐阜第一高校） photo:Kei Tsuji / TDWsport昨年女子エリート3位の吉川美穂（Live GARDEN BICI STELLE） photo:Kenji NAKAMURA/JCF下山美寿々（大阪教育大学附属天王寺高校）は昨年2位のリベンジなるか photo:Kenji NAKAMURA/JCFMTBクロスカントリー種目のアジア王者、川口うらら（龍野高校）も選出された (c)jcf2018年ロードアジア自転車競技選手権大会派遣選手団
男女エリート（9名）
別府史之（JPCA・トレック・セガフレード）
畑中勇介（東京・チーム右京）
中根英登（愛知・NIPPOヴィーニファンティーニ）
新城幸也（JPCA・バーレーン・メリダ）
小野寺玲（栃木・宇都宮ブリッツェン）
唐見実世子（茨城・弱虫ペダルサイクリングチーム）
吉川美穂（和歌山・Live GARDEN BICI STELLE）
樫木祥子（東京・株式会社オーエンス）
福田咲絵（神奈川・慶應義塾大学/フィッツ）
男女U23（8名）
石上優大（神奈川・EQADS）
山本大喜（奈良・鹿屋体育大学）
渡邉歩（福島・EQADS）
草場啓吾（京都・日本大学）
松田祥位（岐阜・岐阜第一高校）
中井彩子（宮崎・鹿屋体育大学）
菅原朱音（鳥取・八戸学院大学）
下山美寿々（大阪・大阪教育大学附属天王寺高校）
男女ジュニア（8名）
山本哲央（山梨・韮崎高校）
日野泰静（愛媛・松山城南高校）
鳥倉必勝（神奈川・ウォークライド）
香山飛龍（神奈川・横浜高校）
石上夢乃（神奈川・横浜創学館高校）
川口うらら（兵庫・龍野高校）
岩元杏奈（宮崎・都城工業高校）
太郎田水桜（東京・東京成徳大学高校）
スタッフ
チームリーダー 三宅秀一郎（ロード部会長）
監 督 浅田顕（選手強化コーチ）
コーチ 柿木孝之（選手強化コーチ）
メカニック 高橋優平（選手強化支援スタッフ）
メカニック 中村仁（選手強化支援スタッフ）
メカニック 吉田正樹（選手強化支援スタッフ）
マッサー 穴田悠吾（選手強化支援スタッフ）
マッサー 井上良輝（選手強化支援スタッフ）
ドクター 内田彰子（医科学部会）
総 務 貝塚直子（事務局）
text:Yuto.Murata
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