パナレーサーのロードタイヤラインアップに新作「GILLAR(ジラー)」が登場。新開発コンパウンドによる低い転がり抵抗と高いグリップ力、そして耐パンクベルトまで完備しつつ同社最軽量を実現したクリンチャータイヤだ。同時に、シクロクロスやMTBに最適な低圧専用タイヤゲージも登場している。



パナレーサー GILLAR

国内生産を貫き高い品質と性能が評価されるパナレーサーのロードタイヤ。今シーズンも宇都宮ブリッツェン始め、複数の国内ロードレースチームをサポートしており数多くの選手らの足元を支えてきた。国内プロライダーが使用し、かつ国内に開発拠点を構える体制から選手たちのフィードバックをダイレクトに活かせるのも同社の大きな強みである。

パナレーサー GILLARパナレーサー GILLAR (c)パナレーサー
そんなパナレーサーのラインナップに軽量クリンチャータイヤ「GILLAR」が登場。コンパウンドには従来の「ZSG Dual Compound」を進化させた新開発の「ZSG Advanced Compound」を採用。高いグリップ力はそのままに、コンパウンドを含めた全体の設計を見直すことで、タイヤとして従来品(RACE L EVO3)に比べ約20%もの転がり抵抗軽減を実現している。

タイヤの軽量化にも一役買っている「AX-α Coad」ケーシングは、柔軟性に優れた0.14mm径の軽量極細コードで編み込まれているため、しなやかな乗り心地にも貢献。軽量タイヤで損なわれがちな耐パンク性能に関しても、トレッド下部に「Pro Tite Belt」を挿入することで耐貫通性能を高めている。

展開サイズは700×23Cと700×25Cの2種類で、いずれも各サイズ同社最軽量となる160g、170gをマーク。従来ラインアップの軽量タイヤRACE L EVO3に対しそれぞれ20g、30gの軽量化を果たしており、漕ぎ出しの軽さやヒルクライム、タイムトライアルでの優位性を発揮してくれるだろう。カラーはブラックの1色。価格は6,200円/本(税別)だ。なお、発売時期は10月下旬予定となっている。

また、今週末開催のジャパンカップでも、パナレーサーブースにて同製品の展示が行われるとのこと。気になる人はぜひブースへ足を運んでみてほしい。

パナレーサー GILLAR
サイズ:700×23C(160g)、700×25C(170g)
カラー:ブラック
テクノロジー:ZSG Advanced Compound、AX-α Coad、Pro Tite Belt
価 格:6,200円/本(税別)

※10月下旬発売予定



パナレーサー 低圧専用タイヤゲージ

パナレーサー 低圧専用タイヤゲージパナレーサー 低圧専用タイヤゲージ (c)パナレーサーパナレーサーでは定番製品としてラインアップするアナログ式のタイヤゲージに「低圧専用」となる新製品が登場。MTBや国内でもシーズンが始まったシクロクロスなど、比較的低圧で使用するタイヤの空気圧調整に適したゲージとなっている。

1080kPaまで測定可能な従来のタイヤゲージでは目盛りの幅が広く、シビアな空気圧調整を行うライダーにとっては細かい調整がやや面倒だったという。本製品では上限が320kPaに設定されその分目盛りを細かく刻むことで、狙った空気圧へ調整しやすいよう設計されている。仏式バルブ専用で価格は2,848円(税別)だ。こちらはすでに出荷が開始されているという。

パナレーサー 低圧専用タイヤゲージ
仕 様:仏式バルブ専用、上限 320kPa
価 格:2,848円(税別)

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