3日間のハンマーシリーズを締めくくるハンマーチェイスでチームスカイとサンウェブが激突。2チームがチームタイムトライアルで入り乱れる混戦に持ち込まれ、チームスカイが先着した。


TTバイクでチームスカイとサンウェブがスプリントTTバイクでチームスカイとサンウェブがスプリント photo:TDWsport
ハンマーチェイス 14.9km x 3周回ハンマーチェイス 14.9km x 3周回 image: Hammer Series ハンマークライムとハンマースプリントの結果を踏まえて行われた最終日のハンマーチェイス。簡単に言うならば14.9km周回を3周するチームタイムトライアルで、規定のタイム差にハンマークライムとハンマースプリントで獲得したボーナスタイムを反映したタイム差(下記参照)をつけて16チームがスタートし、真っ先にフィニッシュラインを切ったチーム(4番目の選手)が総合優勝となる。

周回コースの長さの関係で8チームずつ2グループに分かれてスタート。総合優勝が可能なのは第1グループの8チームのみで、先にスタートする第2グループの8チームがどれだけ好タイムを出しても総合優勝は狙えないシステム。スタートオーダーとタイム差は以下の通り。

第2グループ
1. トレック・セガフレード
2. クイックステップフロアーズ    +39"
3. BMCレーシング          +55"
4. バーレーン・メリダ        +1'18"
5. ルームポット           +1'33"
6. UAEチームエミレーツ       +1'45"
7. イスラエルサイクリングアカデミー +2'00"
8. カハルーラル           +2'15"

第1グループ
1. チームスカイ
2. サンウェブ            +32"
3. NIPPOヴィーニファンティーニ   +1'00"
4. ロット・ソウダル         +1'12"
5. モビスター            +1'29"
6. キャノンデール・ドラパック    +1'49"
7. オリカ・スコット         +2'02"
8. ロットNLユンボ          +2'16"

第2グループの中で第1走のトレック・セガフレードを追い抜いた2番手クイックステップフロアーズが先頭でフィニッシュした。元チームTT世界王者のBMCレーシングはパンクが4回連発したためタイムを伸ばせず。

そして総合優勝をかけた第1グループはチームスカイ(ディッベン、ドゥール、ゲオゲガンハート、ファンポッペル、ヴィヴィアーニ)を先頭にスタート。2番手サンウェブ(ケムナ、シンケルダム、ティマー、ワイテンス、ヴァルシャイド)は32秒差、そして3番手NIPPOヴィーニファンティーニ(カノラ、クネゴ、フィロージ、小林、内間)は1分差でのスタートを切った。

チームスカイとの32秒差を詰めたサンウェブチームスカイとの32秒差を詰めたサンウェブ photo:TDWsport
7番手スタートのオリカ・スコットが順位を上げる7番手スタートのオリカ・スコットが順位を上げる photo:TDWsport入り乱れる3位以下のロット・ソウダルやオリカ・スコット入り乱れる3位以下のロット・ソウダルやオリカ・スコット photo:TDWsport

先頭のチームスカイとサンウェブが拮抗したタイム差で周回を重ねる中、比較的小さなタイム差でスタートした3位から8位までの6チーム(オリカ、ロット、モビスター、ロットNL、キャノンデール、NIPPO)は団子状態に。ルール上、他チームの後ろにつくドラフティングは禁止されているが、 6チームが事実上1つの大きな集団となって複雑なローテーションを回した。バイクで並走するコミッセールが離れて隊列を組むように促したが6チームは最後までばらけなかった。

先頭チームスカイはディッベンの脱落によって徐々にスピードを失い、最終周回にかけてサンウェブがタイム差を詰めていく。逃げるチームスカイと追うサンウェブ。まさにチェイス(追撃/おいかけっこ)の名にふさわしい攻防が繰り広げられ、残り3kmでサンウェブがついにチームスカイに追いついた。

迷うことなく前に出たサンウェブに対し、チームスカイは後ろに下がって一旦温存。付かず離れずの距離を保って2チームが進み、残り1kmを切ってチームスカイがスプリンターのファンポッペルを前に立たせて一気に仕掛けた。2チームが入り乱れる状態で最終コーナーを抜け、そのままフィニッシュラインまでスプリントへ。チームスカイの4番手ゲオゲガンハートが隊列から離れるも、サンウェブの選手たちよりも前でフィニッシュラインを切った。

スプリントでサンウェブを下したチームスカイスプリントでサンウェブを下したチームスカイ photo:TDWsport
接戦を制し、初代ハンマーシリーズの王者に輝いたチームスカイのセルファイス・クナーフェン監督は「サンウェブが後ろから迫ってきたとき、振りきることはできないと判断した。仮に追いつかれたときに備えて作戦は組んでおり、最終コーナーで先頭をとればチャンスがあると分かっていた。だからその終盤のチャンスに賭けたんだ。ダニー(ファンポッペル)が素晴らしい働きぶりを見せ、タオ(ゲオゲガンハート)が苦しみながらも最後はTTバイクでの集団スプリントになった」と振り返る。

敗れたサンウェブのディルク・ルーリング監督は「チームTTとして、チームスカイとの32秒差を詰める申し分のない走りだった。フィニッシュ手前のテクニカルセクションを前に先頭に立って距離を広げる作戦だったが、残念ながらスプリント争いは回避できなかった。スプリントには敗れたが、最速チームだったことを誇りに思う」とコメント。手に汗握る接戦で第1回ハンマーシリーズは幕を閉じた。

ハンマーシリーズ初代王者になったチームスカイハンマーシリーズ初代王者になったチームスカイ photo:TDWsport

ハンマーシリーズ2017最終成績
1位 チームスカイ
2位 サンウェブ
3位 オリカ・スコット
4位 ロット・ソウダル
5位 モビスター
6位 ロットNLユンボ
7位 キャノンデール・ドラパック
8位 NIPPOヴィーニファンティーニ
9位 クイックステップフロアーズ
10位 トレック・セガフレード
11位 BMCレーシング
12位 ルームポット
13位 バーレーン・メリダ
14位 UAEチームエミレーツ
15位 カハルーラル
16位 イスラエルサイクリングアカデミー

text:Kei Tsuji
photo:TDWsport
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