激しいアタックの応酬となったジロ・デ・イタリア第8ステージ。逃げ切りを果たしたゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター)を中心に各選手らのコメントを紹介しよう。



ゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター)

ステージ優勝を飾ったゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター)ステージ優勝を飾ったゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター) photo:Kei Tsuji
今日は逃げに乗ることをプランに入れていなかったが、下りでチャンスがあったこと、そして他の総合勢に対して有利に運ぶためにトライしてみようと決めたんだ。チャンスを勝利に繋げることができて嬉しく思っている。コンティが落車して先頭に立ったけれど、そこからゴールまでは1kmも離れていたので一瞬躊躇した。でも振り返るとわずかに差が開いていたのでここが勝負だと思って全力で踏み続けた。非常に長くてタフな登り坂だったが、ステージ優勝できて信じられないくらい嬉しく思っているよ。

今回はキャリア最大の勝利。これまで幾度となくグランツアーのステージ優勝を求めて逃げに乗り、勝利まであと一歩という惜しいレースをしてきた。そして僕はついに成し遂げたんだ。最高にアメイジングさ。それにチームのためにも良かったし、これからの山岳ステージでキンタナをサポートする上でも自分の自信にも繋がるはずだ。

2位のジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、バーレーン・メリダ)

コンティの落車でほとんどストップしてしまい、再び加速するまで時間がかかってしまった。とても残念だ。今日は勝てると信じていたので申し訳ないが、レース運び自体には満足している。

3位、ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ)

2級山岳モンテ・サンタンジェロを先頭で登るルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ)2級山岳モンテ・サンタンジェロを先頭で登るルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ) photo:Kei Tsuji今日は序盤からずっとペースが速く展開も複雑だった。今日は逃げに乗ろうと何度もアタックを試みた。13人が先行した時がチャンスだと感じて、チームメイトと一緒に集団のペースアップを行い、間隔が詰まったところで他2人と飛びついた。

集団も諦めていなかったのでリードを与えてもらえず、登りでは自らペースアップを行った。イサギレとヴィスコンティは自分よりも強かった。ベストを尽くしたけれど勝利に届かず残念だ。ただ自分のコンディションは開幕直後に比べて上がっているので、残る2週間のうちに必ずアタックを仕掛けたい。

落車でチャンスを逃したヴァレリオ・コンティ(イタリア、UAEチームエミレーツ)

先頭でやってきたヴァレリオ・コンティ(イタリア、UAEチームエミレーツ)ら4名先頭でやってきたヴァレリオ・コンティ(イタリア、UAEチームエミレーツ)ら4名 photo:Kei Tsuji
恥ずかしいミスを犯してしまい残念。残り1kmを切って優勝のチャンスを感じていたので落ち着きが無かった。多分コーナーを抜ける時のペダリングが雑になってしまった。まだあの時のペダルの感触が残っているんだ。パーフェクトな展開で最後の勝負を待っていたのに。コンディションが良いので次のチャンスを狙っていくつもりだが、今はとても落ち込んでる。

逃げに乗ったローラン・ディディエ(ルクセンブルク、トレック・セガフレード)

レーススタート後一時間の平均時速は50km/hオーバーで、しかも横風が吹いていたので極めてナーバスだった。なんとか逃げに乗った後、サンチェスのアタックにはものすごく苦しめられた。ヴィスコンティの最初のアタックには対応できたが、2回目でちぎれてしまった。作戦通り逃げに乗って順調に駒を進めたが、一巻の終わり。3人しか残れなかったことがいかにタフレースだったかを証明してくれると思う。

途中落車したマリアローザのボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク、クイックステップフロアーズ)

マリアローザを着てブロックハウスに挑むことになったボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク、クイックステップフロアーズ)マリアローザを着てブロックハウスに挑むことになったボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク、クイックステップフロアーズ) photo:Kei Tsuji
落車は自分のミス。ダウンヒルで注意を払っていなかった。チームメイトの後輪に前輪をハスらせて転がってしまった。幸い傷はたいしたことないし痛みもない。けれど明日になってみたいと具合は良く分からないよ。今日は誰もが逃げグループに乗りたがっていたので落ち着かないレースが続いたが、落ち着いてこなし、残り30kmからは頼れるチームメイトにフォローしてもらった。

今年のマリアローザは昨年とは違うものだった。大会序盤での着用だったのでリードも僅か。けれど5日間僕を守り続けてくれたチームには感謝しているよ。ブロックハウスは強風が吹くのでエトナ山よりも危険であることは事前の情報通り。水曜の個人TTを前に誰もがタイムを稼ぎに来ると思う。最後はかなりキツいレースになるはずだ。

アタックを仕掛けたミケル・ランダ(スペイン、チームスカイ)

アタックする瞬間は決めていた。今日はタイムを失わないことが第一目標だったが、チャンスを感じたので仕掛けることにしたんだ。明日は自分にとって良い1日になるはず。自ら動いていきたいと思う。

ティボー・ピノ(フランス、エフデジ)

今日はジロ開幕以来初めての”リアルレース”だったと言える。終盤はテクニカルかつ危険だったものの、チームメイト3人がついてくれていたので心強かったし、良いリズムを刻むことができた。集団の6位でフィニッシュとなったものの、トライしたことに後悔はないよ。明日のブロックハウスでは脚が上手く回ってくれることを願いたい。

text:So.Isobe
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