クリスキング　T47規格対応したBBと、各種パーツにつや消し新カラー登場

ヘッドセットの開発に端を発するクリスキング。高精度かつ滑らかな回転の自社生産シールド・ベアリングを採用した各種パーツにつや消しカラーの新色が、そしてT47規格に対応したボトムブラケットパーツが登場している。

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クリスキング ThreadFit T47 BB：新規格対応のBB4種

クリスキング ThreadFit T47-30x（black） (c)Mizutani Bicycle
高精度、かつ耐久性に優れ、メンテナンス性にも優れるヘッドセット、BB、ハブを各種ラインアップし、そのカリスマ的な魅力によって世界中のサイクリストに支持されているブランド、クリスキング。

2003年からオレゴン、ポートランドに拠点を置くクリスキングから今回リリースされたのが、ボトムブラケットの新規格「T47」に適合したBBパーツ「ThreadFit T47 BB」だ。このT47規格とは、クリスキングやホワイトインダストリーズなどの複数のアメリカ自転車部品メーカーが共同で開発したもので、PF30規格サイズのBBシェルにねじ切りを加えた規格。従来からのねじ切り規格である、JIS等のスレッドタイプBBの内径が広くなったものと説明すれば分かりやすいだろう。ねじ切りにすることでBBシェルへの固定力を高め、圧入式BBに生じていた音鳴りなどの問題を解決すべく生まれた規格だ。

クリスキング ThreadFit T47-24i（Matte Jet） (c)Mizutani Bicycleクリスキング ThreadFit T47-24x（Matte Jet） (c)Mizutani Bicycle


BBのネジ外径はその名の通り47mmとなっており、BBシェル内径46mmのPF30規格フレームにM47x1mm ピッチのネジを切ることで使用できるという。主にねじ切りが可能な金属フレームで使用できるようになるというが、専用のタップツールや取り付けツールも同社から今後リリースされる予定だという。

ベアリングには自社生産による高品質のベアリングを使用し、ステンレスベアリングモデルの他、セラミックベアリングモデルも用意される。

BB幅、クランクシャフト径に合わせて4種類のラインアップが用意されており、68、73、83、86、92mmのシェル幅と30mm、24ｍｍクランクシャフトに対応している。ステンレスベアリングモデルが23,000円（税抜）、セラミックベアリングモデルが35,000円（税抜）だ。

クリスキング ThreadFit T47-30i（black） (c)Mizutani Bicycle

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クリスキング Matte Finishモデル：艶消し加工のニューカラーが追加

クリスキング R45DISC CENTERLOCK（Matte Emerald） (c)Mizutani Bicycle
クリスキング R45DISC CENTERLOCK（Matte Slate） (c)Mizutani Bicycleクリスキング R45DISC（Matte Jet） (c)Mizutani Bicycle


クリスキングの人気を支えるのは、その優れた回転性能もさることながら、美しいアルマイト仕上げと鏡面のように磨き上げられた美しい造形にもあるだろう。フレームにアクセントを加えるカラーパーツとしても定評のある同社製品に、今回つや消し加工を施したニューカラー「Matte Finish」モデルが追加となった。

ボディを深みのあるマットグレーにし、アクスル、カセットボディをブラックアルマイトで仕上げた「Matte Slate」と、マットブラックのボディにブラックアルマイトのアクスル、カセットボディを配した「Matte Jet」の2種が通常ラインナップとして追加され、更に限定カラーとしてマットエメラルドグリーンに着色された「Matte Emerald」が用意される。金属フレームのカラーコーディネイトとして新たな選択肢となる魅力的な製品だ。

クリスキング No thredset 1-1/8（Matte emerald） (c)Mizutani BicycleクリスキングNo thredset 1-1/8（Matte slate） (c)Mizutani Bicycleクリスキング No thredset 1-1/8（Matte jet） (c)Mizutani Bicycle


「Matte Emerald」は期間限定生産となっており、6月11日まで受注を行い、初回入荷は5月中旬の予定だ。通常カラー2種は4月末頃の初回入荷を見込んでいる。上記3カラーは以下の製品にて展開。価格や仕様はブランドページにて確認して欲しい。取り扱いはミズタニ自転車。

マットカラー設定製品リスト