6月25日、午前の不安定な天気が落ち着き、晴れ間も覗いた午後に開催された女子エリート。レースはラスト1kmを切りアタックを決めた與那嶺恵理が制した。2位は5秒差で萩原、3位には牧瀬とのスプリントを制した梶原が入った。



最後にアタックを決め、全日本ロード女子エリートを制した與那嶺恵理(Hagens Berman Supermint)最後にアタックを決め、全日本ロード女子エリートを制した與那嶺恵理(Hagens Berman Supermint) photo:Yuichiro Hosoda
風の吹き付ける11.9km×9周、総距離107.1kmのコースで争われたこのレースは、5周目に有力選手達による7人の先頭集団が形成され、8周目に入ったところまでその均衡が保たれた。その後の登りで萩原麻由子(Wiggle High 5)、與那嶺恵理(Hagens Berman Supermint)、梶原悠未(筑波大学)、牧瀬翼(ASAHI MUUR ZERO)の4名に絞られると、最終周回となる9周目で萩原、與那嶺がアタックを仕掛け合い、この2名の争いに。

最後はラスト1kmを切ったところで與那嶺がアタック。萩原を5秒引き離し、両手を広げながらゴール。前日のエリート女子タイムトライアルに続いてこのレースを制した。萩原麻由子が2位。3位争いは梶原が牧瀬をゴールスプリントで下し、表彰台を獲得した。

詳しいリザルトは追ってレースレポートでお伝えします。
(正式リザルトの発表に伴い、タイム差を更新しました)

全日本選手権ロードレース 女子エリート リザルト
1位 與那嶺恵理(Hagens Berman Supermint) 3h33'01
2位 萩原麻由子(Wiggle High 5)       +00'05
3位 梶原悠未(筑波大学)          +00'55


photo,movie&text:Yuichiro Hosoda