前人未到のツアー・オブ・カリフォルニア3連覇を達成したリーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、アスタナ)と、総合7位に入ったランス・アームストロング(アメリカ、アスタナ)。カリフォルニアを熱狂させた2人のアメリカンのレース後コメント。

リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、アスタナ)
総合7位のランス・アームストロングと総合優勝のリーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、アスタナ)総合7位のランス・アームストロングと総合優勝のリーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、アスタナ) photo:Cor Vosこの勝利をどう言葉で表現したらいいのかずっと考えていたけど、やっぱり難しい。1度目の総合優勝の時は、とんでも無いことを成し遂げたと思った。2度目は驚きで、運に助けられた部分が大きいと思った。

そして今、ツアー・オブ・カリフォルニアで3度目の総合優勝に輝いたんだ。これまでで最高の勝利。そしてアスタナは今大会で最強のチームだということを証明できた。そのことには何の疑いも無いよ。アームストロングがアシストとして支えてくれたことで、忘れ難き勝利になった。

ランス・アームストロング(アメリカ、アスタナ)
悪天候により序盤ステージは体力回復が遅れたけど、自分の競技レベルには概ね満足している。2月からこんなに好調なシーズンは初めて。個人タイムトライアルでは予想通りの結果を残せたけど、ポジションに若干の違和感があった。これからはポジションを煮詰めていきたい。

総合優勝を狙うには、もっとパワーを上げつつ体重を落とさないといけない。食べる物に気を使わなかった3年半のツケが回ってきているよ。レースをこなすうちに自然と体重が落ちて、7月には本来の体重74kgに戻っていると思う。ジロでは表彰台に上がれたらパーフェクトだ。地元のバッソやクネゴと対等に闘うことは容易いことじゃない。可能な限りカラダを絞って挑みたい。

ツアー・オブ・カリフォルニア公式サイト、ならびにフランス・レキップ紙より。

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