ジャパンカップ開幕を翌日に控えた10月16日、オリオンスクエアのステージに国内外の出場チームが大集合。チームプレゼンテーションが行われました。ステージに上がった国内チームを紹介します。



宇都宮ブリッツェン

宇都宮ブリッツェン宇都宮ブリッツェン photo:Makoto.AYANO
清水監督「怪我が多いシーズン。なかなか思う結果が残せてないが、ツアー・オブ・ジャパンやツール・ド・熊野の国際レースでは昨年以上の結果を残せているので、チーム力は向上している」

増田成幸「チームの地元ですので、練習で何回もジャパンカップのコースを走っている。沢山応援してもらえるチームなので、より一層力が入ります。1年間で最大の目標といっても過言ではないで、ここに向けて準備してきました。昨年は戦い方を変えて序盤から動き優勝を狙おうと思ったものの、国内の有力勢が多く動いたのでなかなか逃げが決まらず、最終的に阿部嵩之選手しか逃げることができなかった。今年の作戦はまだ秘密です。」



Team UKYO

チームUKYOチームUKYO photo:Makoto.AYANO
監督代行 畑中勇介「日本人で13年ぶりに登った男(2010年に3位)なので、そろそろ上を目指したいです。コース変更で距離も変わっていますが、そこは関係なく、このレースにかける思いはチームとして強い。個人的にはネイサン・ハースか畑中勇介というぐらいに、このJCに懸けています。1位を狙うとすればチームメイトと一緒に目指さなければならない。土井選手もいますし、Jプロツアーで活躍したプジョル選手もいる。誰が勝っても良いですが、チーム一丸となって優勝目指して頑張ります。

土井雪広「(強力な選手が多いとまとまらないのでは?との栗村さんの問いに)ぶっちゃけるとまとまらない。外国人が仲悪いなど色々と問題がありますが、今回のメンバーは問題を起こさない選手が集まっているので、レースではまとまるのではと思います」



マトリックスパワータグ

安原監督がまるで主役のマトリックス・パワータグ安原監督がまるで主役のマトリックス・パワータグ photo:Makoto.AYANO
安原監督「みなさん、久しぶりです。帰ってきました。マトリックス・パワータグの安原監督です。あと、その他大勢です。懐かしい光景ですね。ランキング制度が始まってから初めての出場。皆さんとここで会えたことが嬉しい。もう帰ろうかな…。ベンジャミン・プラデスがツアー・オブ・ジャパンでなんでステージ優勝したか。ベンジャミンは監督のおかげって言ってます」



ブリヂストンアンカー

ツール・ド・シンカラから帰ってきたばかりのブリヂストンアンカーツール・ド・シンカラから帰ってきたばかりのブリヂストンアンカー photo:Makoto.AYANO
水谷監督「シンカラはすごく調子がよかったものの、全員がお腹を壊しました。西薗は上位でフィニッシュしてからお腹を下した。チームの中で唯一初山翔だけがお腹を壊さず、最終日に優勝しました」

初山翔「コースが替わったとういうことで、展開がどうなるか予想がつかない。けど、チームメイトの調子もよくなっているので、しっかり頑張っていきたいです」



愛三工業レーシング

愛三工業レーシング愛三工業レーシング photo:Makoto.AYANO
別府監督「今シーズンのアジアツアーは情勢が不安定で出場できないレースも多かった。先週のツール・ド・シンカラで乗り込んできました。シンカラで総合11位の伊藤雅和が調子良いですね」

伊藤雅和「怪我から復調していて、怪我の前と変わりないぐらいの調子に戻っています。海外勢が強いと思うので、最後まで我慢して先頭集団でゴールできる様に頑張りたい。チームとしては登りに強い選手が揃っています」

綾部勇成「最後の山だけではなく、その前から自分たちで仕掛けてたら良いかなと思っている。最終盤だけではなく、序盤から中盤にかけても見てほしいです」



那須ブラーゼン

初出場の那須ブラーゼン初出場の那須ブラーゼン photo:Makoto.AYANO
若杉GM「発足3年目でジャパンカップ初出場。いつもジャパンカップは近くて遠いレースとして目標として戦ってきた。それだけに今この舞台に立てていることを嬉しく思います。栃木県勢として世界に挑む。アグレッシブな走りで見せていきたいですね」

佐野淳哉「コース変更がレースにどう影響するかは分からないが、勝負どころが古賀志であることは変わりない。古賀志で喰らいついていくことが、成績を残す上で重要になる」



日本ナショナルチーム

新城幸也率いる日本ナショナルチーム新城幸也率いる日本ナショナルチーム photo:Makoto.AYANO
浅田監督「このメンバーの中には、先月の世界選手権に出場した新城幸也に加え、U23の世界選手権の出場した2人も含まれています。日本ナショナルチームとして毎年ジャパンカップには強力なメンバーで臨みたいものの、各チームの事情があり、中々思うようなチームが作れないことが多いが、今年は新城が来てくれたので心強い限り。チームの方針として個々で走るということは有り得ないです」

新城幸也「調子は良いです。今年はレース数が少なくてフレッシュな状態。世界選手権のあとに4レース走って、先週もパリ~ツールを走りました。世界選からまだ2週間しか経ってないので脚が残っており、昨年よりも本気で優勝を狙いにきました。昨晩帰国したばかりで時差ボケが残っていますが、明日のクリテリウムでコンディションを整えたい。毎年優勝を宣言してからまだ現実になっていないので、今年こそはぜひ」



クリテリウムスペシャルチーム

クリテリウムスペシャルチームクリテリウムスペシャルチーム photo:Makoto.AYANO
スティール・ヴォンホフ「日本がとても大好きで、毎年来日することを楽しみにしている。今回も、こんなに手厚く歓迎してもらうことができ、本当に感謝している。明日はベストを尽くしたい」