2015/07/09(木) - 09:09
日本を代表するMTBライダー山本幸平が駆るトレックのレーシングXCマシンが刷新された。新登場のハードテールモデル「Procaliber SL」は、近年更に険しさを増すワールドカップコースに対応すべく、振動吸収機構IsoSpeedを採用。そして、かつてワールドカップで多くの勝利をに貢献してきた名作フルサスモデル「Top Fuel」が復活を果たした。
トレック Procaliber SL
トレック Procaliber 9.9 SL (c)トレック・ジャパン
トレック Procaliber 9.8 SL (c)トレック・ジャパン
トレック Procaliber 9.7 SL (c)トレック・ジャパン
新登場の「Procaliber SL」は、レーススピードの高いコース向けに開発されたハードテールXCバイク。リアリジットならではの優れたパワー伝達効率を更に高めつつ、オフロードからの激しい振動による体力消耗を抑えるべく、DomaneやBooneに高い快適性をもたらした衝撃吸収機構「IsoSpeed」を搭載したことが特徴だ。
このIsoSpeedは、トップチューブとシートステーの接合部からシートチューブを独立させ、縦方向の柔軟性を高めることで、重量やペダリング効率を犠牲にすることなく快適性向上に成功したテクノロジーのこと。Procaliber SLに搭載されるIsoSpeedはMTBの過酷な使用環境を想定して専用にチューニングされており、プロユースにも耐えうる高い耐久性を確保しつつ、最大11mmという大きな変形量を実現している。
加えて、フレームサイズごとにホイール径を変更し、ライダーの体格ごとに最適なライディングフィールを実現する「Smart Wheel Size」を採用したことも特徴の1つ。15.5"、 17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5と5サイズ展開される中で、Procaliber SLでは15.5"サイズのホイールサイズのみ27.5インチに。これによってハンドル位置をより下げることができ、小柄なライダーでもパワーを発揮しやすい理想的なポジションを実現可能としている。
その他の17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5の各サイズはホイールサイズを29インチとし、「Boost148/110ハブスペーシング」と名付けられた29er専用設計を採用。一般的に前100mm/後142mmのエンド幅を110mm/148mmへと拡幅しホイールの剛性を高めることで、駆動ロスを低減し、操作性の向上。チェーンステーは短めに設定することで、機敏なハンドリングフィールと優れた登坂性能を実現した。
DomaneやBooneに高い快適性をもたらした衝撃吸収機構「IsoSpeed」を採用 (c)トレック・ジャパン
新たなケーブル内蔵システム「Control Freak」を導入 (c)トレック・ジャパン
Procaliber SLを駆る山本幸平（トレックファクトリーレーシング） (c)トレック・ジャパン
そして、ワイヤリングをよりスマートにするための新たなケーブル内蔵システム「Control Freak」が導入されたこともProcaliber SLのトピックス。ブレーキホース、シフトケーブル、リモートロックアウト、リモートドロッパーポスト、Di2電動ケーブルとあらゆる組み合わせもスマートに組み上げることができるという。
販売は完成車での展開となり、いずれもマウンテンバイク様にチューニングされたOCLV MTBカーボンを採用した共通のフレームを採用する3グレードが用意される。また、好みに合わせたフレームカラーやパーツアッセンブルを選択できるトレック独自にセミオーダーシステム「プロジェクトワン」には、この8月から対応する予定だ。
トレック Procaliber 9.9 SL
フロントサスペンション：ロックショックス RS-1
ホイール：DTスイス XMC1200 Carbon
ドライブトレイン：シマノ M9000系XTR
ブレーキ：シマノ M9000系XTR
サイズ：15.5" (27.5インチホイール)、 17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5" (29インチホイール)
カラー：Matte Carbon Smoke
価 格：980,000円（税込）
トレック Procaliber 9.8 SL
フロントサスペンション：ロックショックス SID RL
ホイール：DTスイス X1700
ドライブトレイン：スラム X1/X01
ブレーキ：シマノ Deore XT
サイズ：15.5" (27.5インチホイール)、 17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5" (29インチホイール)
カラー：Powder Blue
価 格：590,000円（税込）
トレック Procaliber 9.7 SL
フロントサスペンション：ロックショックス Reba RL
ホイール：ボントレガー Mustang Elite Tubeless Ready
ドライブトレイン：スラム GX
ブレーキ：シマノ Deore
サイズ：15.5" (27.5インチホイール)、 17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5" (29インチホイール)
カラー：Volt Green
価 格：450,000円（税込）
トレック Top Fuel
トレック Top Fuel 9.8 SL (c)トレック・ジャパン
トレック Top Fuel 9 (c)トレック・ジャパン
トレック Top Fuel 8 (c)トレック・ジャパン
かつてクロスカントリーのワールドカップにて長きに渡って多くのライダーの活躍を支えてきた「Top Fuel」がカムバック。最新のテクノロジーを取入れ、現行モデルの「Superfly SL」に取って代わるハイエンドフルサスXCバイクとして復活を果たした。
ブレーキの作動によらないリニアで優れた衝撃吸収を可能としたリアサスペンションユニット (c)トレック・ジャパンリアサスペンションには、近年より険しさを増すワールドカップコースに対応すべく、定評あるトレックのテクノロジーを惜しみなく投入。ブレーキング時にもリアユニットのスムーズな動きを実現する「Active Braking Pivot（ABP）」やショック下部をリンク軸に取り付けた「Full Floater」といったレイアウトにより、リニアで優れた衝撃吸収を実現している。
加えて、ヘッドチューブの角度調整を可能とした新テクノロジー「Mino Link」を搭載することもTop Fuelの大きな特徴の1つ。これにより、更にライドスタイルやコースの地形に合わせたライディングフィールを実現できるという。そして、「Procaliber SL」同様に「Smart Wheel Size」によってサイズごとにホイール径を最適化し、29erモデルには「Boost 148/110ハブスペーシング」を採用。新たなケーブル内蔵システム「Control Freak」によって、スマートなセットアップを可能とした。
販売は完成車での展開となり、フレーム素材にOCLV MTBカーボンを採用した「Top Fuel 9.8 SL」と、Alpha Platinumアルミニウムを採用した「Top Fuel 9」「Top Fuel 8」という3グレードが用意される。また、好みに合わせたフレームカラーやパーツアッセンブルを選択できるトレック独自にセミオーダーシステム「プロジェクトワン」には、この8月から対応する予定だ。
トレック Top Fuel 9.8 SL
フロントサスペンション：ロックショックス SID XX
リアサスペンション：ロックショックス Monarch XX
ホイール：DTスイス X1700
ドライブトレイン：スラム X1/X01
ブレーキ：シマノ Deore XT
サイズ：15.5" (27.5インチホイール)、 17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5" (29インチホイール)
カラー：Powder Blue
価 格：660,000円（税込）
トレック Top Fuel 9
フロントサスペンション：ロックショックス SID XX
リアサスペンション：ロックショックス Monarch XX
ホイール：ボントレガー Mustang Pro Tubeless Ready
ドライブトレイン：スラム X1
ブレーキ：シマノ Deore XT
サイズ：15.5" (27.5インチホイール)、 17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5" (29インチホイール)
カラー：Volt Green
価 格：470,000円（税込）
トレック Top Fuel 8
フロントサスペンション：ロックショックス Monarch XX
リアサスペンション：ロックショックス Monarch XX
ホイール：ボントレガー Mustang Elite Tubeless Ready
ドライブトレイン：シマノ Deore XT/SLX/Deore
ブレーキ：シマノ Deore
サイズ：15.5" (27.5インチホイール)、 17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5" (29インチホイール)
カラー：Matte Trek Black
価 格：360,000円（税込）
トレック Procaliber SL
トレック Procaliber 9.9 SL (c)トレック・ジャパントレック Procaliber 9.8 SL (c)トレック・ジャパントレック Procaliber 9.7 SL (c)トレック・ジャパン新登場の「Procaliber SL」は、レーススピードの高いコース向けに開発されたハードテールXCバイク。リアリジットならではの優れたパワー伝達効率を更に高めつつ、オフロードからの激しい振動による体力消耗を抑えるべく、DomaneやBooneに高い快適性をもたらした衝撃吸収機構「IsoSpeed」を搭載したことが特徴だ。
このIsoSpeedは、トップチューブとシートステーの接合部からシートチューブを独立させ、縦方向の柔軟性を高めることで、重量やペダリング効率を犠牲にすることなく快適性向上に成功したテクノロジーのこと。Procaliber SLに搭載されるIsoSpeedはMTBの過酷な使用環境を想定して専用にチューニングされており、プロユースにも耐えうる高い耐久性を確保しつつ、最大11mmという大きな変形量を実現している。
加えて、フレームサイズごとにホイール径を変更し、ライダーの体格ごとに最適なライディングフィールを実現する「Smart Wheel Size」を採用したことも特徴の1つ。15.5"、 17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5と5サイズ展開される中で、Procaliber SLでは15.5"サイズのホイールサイズのみ27.5インチに。これによってハンドル位置をより下げることができ、小柄なライダーでもパワーを発揮しやすい理想的なポジションを実現可能としている。
その他の17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5の各サイズはホイールサイズを29インチとし、「Boost148/110ハブスペーシング」と名付けられた29er専用設計を採用。一般的に前100mm/後142mmのエンド幅を110mm/148mmへと拡幅しホイールの剛性を高めることで、駆動ロスを低減し、操作性の向上。チェーンステーは短めに設定することで、機敏なハンドリングフィールと優れた登坂性能を実現した。
DomaneやBooneに高い快適性をもたらした衝撃吸収機構「IsoSpeed」を採用 (c)トレック・ジャパン新たなケーブル内蔵システム「Control Freak」を導入 (c)トレック・ジャパンProcaliber SLを駆る山本幸平（トレックファクトリーレーシング） (c)トレック・ジャパンそして、ワイヤリングをよりスマートにするための新たなケーブル内蔵システム「Control Freak」が導入されたこともProcaliber SLのトピックス。ブレーキホース、シフトケーブル、リモートロックアウト、リモートドロッパーポスト、Di2電動ケーブルとあらゆる組み合わせもスマートに組み上げることができるという。
販売は完成車での展開となり、いずれもマウンテンバイク様にチューニングされたOCLV MTBカーボンを採用した共通のフレームを採用する3グレードが用意される。また、好みに合わせたフレームカラーやパーツアッセンブルを選択できるトレック独自にセミオーダーシステム「プロジェクトワン」には、この8月から対応する予定だ。
トレック Procaliber 9.9 SL
フロントサスペンション：ロックショックス RS-1
ホイール：DTスイス XMC1200 Carbon
ドライブトレイン：シマノ M9000系XTR
ブレーキ：シマノ M9000系XTR
サイズ：15.5" (27.5インチホイール)、 17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5" (29インチホイール)
カラー：Matte Carbon Smoke
価 格：980,000円（税込）
トレック Procaliber 9.8 SL
フロントサスペンション：ロックショックス SID RL
ホイール：DTスイス X1700
ドライブトレイン：スラム X1/X01
ブレーキ：シマノ Deore XT
サイズ：15.5" (27.5インチホイール)、 17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5" (29インチホイール)
カラー：Powder Blue
価 格：590,000円（税込）
トレック Procaliber 9.7 SL
フロントサスペンション：ロックショックス Reba RL
ホイール：ボントレガー Mustang Elite Tubeless Ready
ドライブトレイン：スラム GX
ブレーキ：シマノ Deore
サイズ：15.5" (27.5インチホイール)、 17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5" (29インチホイール)
カラー：Volt Green
価 格：450,000円（税込）
トレック Top Fuel
トレック Top Fuel 9.8 SL (c)トレック・ジャパントレック Top Fuel 9 (c)トレック・ジャパントレック Top Fuel 8 (c)トレック・ジャパンかつてクロスカントリーのワールドカップにて長きに渡って多くのライダーの活躍を支えてきた「Top Fuel」がカムバック。最新のテクノロジーを取入れ、現行モデルの「Superfly SL」に取って代わるハイエンドフルサスXCバイクとして復活を果たした。
ブレーキの作動によらないリニアで優れた衝撃吸収を可能としたリアサスペンションユニット (c)トレック・ジャパンリアサスペンションには、近年より険しさを増すワールドカップコースに対応すべく、定評あるトレックのテクノロジーを惜しみなく投入。ブレーキング時にもリアユニットのスムーズな動きを実現する「Active Braking Pivot（ABP）」やショック下部をリンク軸に取り付けた「Full Floater」といったレイアウトにより、リニアで優れた衝撃吸収を実現している。加えて、ヘッドチューブの角度調整を可能とした新テクノロジー「Mino Link」を搭載することもTop Fuelの大きな特徴の1つ。これにより、更にライドスタイルやコースの地形に合わせたライディングフィールを実現できるという。そして、「Procaliber SL」同様に「Smart Wheel Size」によってサイズごとにホイール径を最適化し、29erモデルには「Boost 148/110ハブスペーシング」を採用。新たなケーブル内蔵システム「Control Freak」によって、スマートなセットアップを可能とした。
販売は完成車での展開となり、フレーム素材にOCLV MTBカーボンを採用した「Top Fuel 9.8 SL」と、Alpha Platinumアルミニウムを採用した「Top Fuel 9」「Top Fuel 8」という3グレードが用意される。また、好みに合わせたフレームカラーやパーツアッセンブルを選択できるトレック独自にセミオーダーシステム「プロジェクトワン」には、この8月から対応する予定だ。
トレック Top Fuel 9.8 SL
フロントサスペンション：ロックショックス SID XX
リアサスペンション：ロックショックス Monarch XX
ホイール：DTスイス X1700
ドライブトレイン：スラム X1/X01
ブレーキ：シマノ Deore XT
サイズ：15.5" (27.5インチホイール)、 17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5" (29インチホイール)
カラー：Powder Blue
価 格：660,000円（税込）
トレック Top Fuel 9
フロントサスペンション：ロックショックス SID XX
リアサスペンション：ロックショックス Monarch XX
ホイール：ボントレガー Mustang Pro Tubeless Ready
ドライブトレイン：スラム X1
ブレーキ：シマノ Deore XT
サイズ：15.5" (27.5インチホイール)、 17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5" (29インチホイール)
カラー：Volt Green
価 格：470,000円（税込）
トレック Top Fuel 8
フロントサスペンション：ロックショックス Monarch XX
リアサスペンション：ロックショックス Monarch XX
ホイール：ボントレガー Mustang Elite Tubeless Ready
ドライブトレイン：シマノ Deore XT/SLX/Deore
ブレーキ：シマノ Deore
サイズ：15.5" (27.5インチホイール)、 17.5"、 18.5"、19.5"、 21.5" (29インチホイール)
カラー：Matte Trek Black
価 格：360,000円（税込）
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