1月19日、ジロ・デ・イタリア主催者RCSスポルトが2015年大会のワイルドカードを発表。アンドローニジョカトリやNIPPOヴィーニファンティーニが選出された一方で、コロンビアやユーロップカーは選出されなかった。



ジロ・デ・イタリア2015ワイルドカード獲得チーム(22チーム x 9名)
アンドローニジョカトリ(イタリア)
バルディアーニCSF(イタリア)
CCCスプランディポルコウィチェ(ポーランド)
NIPPOヴィーニファンティーニ(イタリア)
サウスイースト(イタリア)

NIPPOヴィーニファンティーニNIPPOヴィーニファンティーニ photo:NIPPOヴィーニファンティーニジロ・デ・イタリアに出場する22チームが出揃った。自動的に出場権を得る17のUCIワールドチームに加えて、ワイルドカード枠で選手された以下のUCIプロコンチネンタルチームがスタートラインに並ぶ。

ダヴィデ・レベッリン(イタリア、CCCポルサット)ダヴィデ・レベッリン(イタリア、CCCポルサット) photo:Kei TsujiアンドローニジョカトリとバルディアーニCSFはジロでもすでにお馴染みの存在。山本元喜、黒枝士揮、石橋学、ダミアーノ・クネゴ(イタリア)が所属するイタリアのNIPPOヴィーニファンティーニと、ダヴィデ・レベッリン(イタリア)やグレガ・ボーレ(スロベニア)が所属するポーランドのCCCスプランディポルコウィチェがグランツール初出場を果たす。

また、イエローフルオから新スポンサー獲得によって名称を変更し、アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア)を獲得したサウスイーストは2014年度のコッパイタリア総合優勝に伴い自動的にワイルドカードを得ている。その一方でコロンビアやユーロップカーは選出されなかった。

5チーム中、4チームがイタリア籍という地元色の強い選出に関して大会ディレクターのマウロ・ヴェーニ氏は「国際的な発展も視野に入れながら、イタリアにおける自転車競技の継続的な発展に寄与したいという思いから今回の選手に至った」とガゼッタ紙の中でコメントしている。

同時にRCSスポルトはティレーノ・アドリアティコ、ミラノ〜サンレモ、イル・ロンバルディアのワイルドカードも発表。ユーロップカーはティレーノ・アドリアティコへの出場権を得ている。

ティレーノ・アドリアティコ2015ワイルドカード獲得チーム(22チーム x 8名)
バルディアーニCSF(イタリア)
ボーラ・アルゴン18(ドイツ)
コロンビア(コロンビア)
MTNキュベカ(南アフリカ)
ユーロップカー(フランス)

ミラノ〜サンレモ2015ワイルドカード獲得チーム(25チーム x 8名)
アンドローニジョカトリ(イタリア)
バルディアーニCSF(イタリア)
ボーラ・アルゴン18(ドイツ)
CCCスプランディポルコウィチェ(ポーランド)
コフィディス(フランス)
コロンビア(コロンビア)
MTNキュベカ(南アフリカ)
ノボノルディスク(アメリカ)

イル・ロンバルディア2015ワイルドカード獲得チーム(25チーム x 8名)
アンドローニジョカトリ(イタリア)
バルディアーニCSF(イタリア)
NIPPOヴィーニファンティーニ(イタリア)
サウスイースト(イタリア)
ボーラ・アルゴン18(ドイツ)
コロンビア(コロンビア)
CCCスプランディポルコウィチェ(ポーランド)
ユナイテッドヘルスケア(アメリカ)

text:Kei Tsuji