UCI(国際自転車競技連盟)が8月17日、スイス・メンドリシオで9月23日から27日まで開催される世界選手権ロードレースの男子エリート&男子U23の各国出場選手枠を発表した。強豪のフランスとオランダの出場選手枠が6名に減少したことがサプライズ。日本はエリートが3名、U23が4名出場予定だ。

各国の威信をかけて争われる世界選手権ロードレース各国の威信をかけて争われる世界選手権ロードレース photo:Cor VosUCIのプレスリリースによると、世界選手権ロードレースの出場枠は、UCIワールドカレンダーとUCIコンチネンタルサーキット(ヨーロッパツアーやアジアツアー等)の国別&個人ランキングを基に決定される。

最大9名の出場枠を獲得したのは、メダリストを多く輩出するスペインとイタリアの二大大国や、トップレースで好成績を残すオーストラリア、ドイツ、ロシア、ルクセンブルク、ベルギー、イギリス、ノルウェー、アメリカの計10カ国。イギリスとノルウェーの9名枠獲得の背景には、マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)やトル・フースホフト(ノルウェー)らの活躍がある。

一方でフランスとオランダはこの9名枠から外れた。ともにロードレースの伝統国だが、近年国際舞台での成績が伸びていないだけに出場枠が6名に減少。スイスは3名の出場枠が与えられたが、レース開催国のため6名の出場が許されている。

日本は前年と変わらず3名が男子エリートに出場。男子U23レースには4名が出場予定だ。

世界選手権ロードレース2009出場選手枠

9名スタート(14名エントリー)
スペイン
イタリア
オーストラリア
ドイツ
ロシア
ルクセンブルク
ベルギー
イギリス
ノルウェー
アメリカ

6名スタート(9名エントリー)
フランス
オランダ
スイス
スロベニア
ポーランド
ウクライナ
デンマーク
南アフリカ
コロンビア
ベネズエラ
カザフスタン


3名スタート(5名エントリー)
ポルトガル
エストニア
オーストリア
スロバキア
クロアチア
ハンガリー
スウェーデン
セルビア
ラトビア
チェコ
アイルランド
ベラルーシ
チュニジア
アルゼンチン
ブラジル
カナダ
イラン
日本
ニュージーランド

1名スタート(2名エントリー)
リトアニア
フィンランド
ナミビア
キューバ
チリ
コスタリカ
エクアドル
ウルグアイ
ブルガリア


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