7月31日、スペイン・バスク地方の都市ゲッチョで、「シルクイト・デ・ゲッチョ」が行われ、集団スプリントでコルド・フェルナンデスが優勝を飾った。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは、宮澤崇史が4位に入り、チーム賞を獲得した。

以下はEQA・梅丹本舗・グラファイトデザインのレースレポート。

シルクイト・デ・ゲッチョのコースマップ&プロフィールシルクイト・デ・ゲッチョのコースマップ&プロフィール image:puntagalea.comスペインのワンデーレースは、朝が早い。9時スタートとなった今回のレースは、16.85km×11周する185.35kmで行われた。1クラスのレースなので、ケースデパーニュやエウスカルテルなどのプロチームも参戦。このレースは毎年集団スプリントで、一昨年は宮澤崇史が2位、昨年は清水都貴が4位に入っており、チームにとっては相性のいいレースと言える。

レースは1周目で15人の逃げが決まり、その後先頭は12人になる。5周目くらいから先頭に誰も送り込まなかったEQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは他チームと共に、増田成幸、菊池誠晃、グレゴール・ガズヴォダの3人が先頭交代に加わり、徐々に2分近くの差を詰めていく。

レース終盤で逃げは捕まり、9周目で集団から一人の選手が飛び出すも目立った展開はなく、最終周回で集団はひと固まりとなり、ゴールスプリント勝負へ。

このレースは、ラスト350mにある最終カーブをどの位置で通過するかにより、勝敗が決まる。残り1キロを切ると激しいポジション争いが行われ、左からガズヴォダ、ギヨーム・ポン、ダミアン、清水の列車、右から福島、宮澤の列車を作り、最後のカーブへ。

左からの列車の方がいいポジションでラストの直線に入り、スプリンターの宮澤にとっては少々不利な展開となったが、持ち前のパワーで最後の直線で一気にライバルたちを抜かし、4位でゴールした。左から攻めたガズヴォダと清水も13位と17位に入った。スプリンター要員の一人だったパクは終盤に足をつってしまいリタイアとなったが、調子は上向きなので今後のレースに期待が持てる。

ワンデーレースにしては珍しく、このレースにはチーム賞があり、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは、上位3人の成績が良かったため、チーム賞を獲得。チーム全員で表彰台に上がり、バスクの観客たちから祝福を受けた。表彰式の模様は、レースのオフィシャルサイトhttp://www.puntagalea.comで見ることができる。

宮澤崇史のコメント
右のラインで行きたかったので、兄ちゃん(福島)に連れて行ってもらった。出きれなくて10番手でカーブを曲がって、その後伸びて行っていい感じで行けた。今年、今までの中で一番感じが良かった。2年前の2位の時より、いい感触が掴めている。途中、増田や菊池が逃げを追ったり、ミヤタカが登りでアタックに反応したり、チームでレースがちゃんとできているのを感じた。

シルクイト・デ・ゲッチョ2009結果
1位 コルド・フェルナンデス(スペイン、エウスカルテル)4h07'34"
2位 フアンパブロ・フォレロ(コロンビア、カフェ・ド・コロンビア)
3位 ミケル・ガスタガニャ(スペイン、コンテンポリス・アンポ)
4位 宮澤崇史(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
5位 ホアキン・ソブリノ(スペイン、ブルゴス・モニュメンタル)
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13位 グレゴール・ガズヴォダ
17位 清水都貴
22位 ミカエル・ダミアン
51位 ギヨーム・ポン +08"
69位 福島晋一 +13"
リタイア 増田成幸、菊池誠晃、パク・ソンベク