2009/08/02(日) - 17:54
東欧ポーランドを舞台に、第66回ツール・ド・ポローニュが開催される。プロツアー第11戦にあたたるこの1週間のステージレースにはイヴァン・バッソ（イタリア、リクイガス）らが出場。アンドレ・グライペル（ドイツ、チームコロンビア・HTC）らのスプリントバトルにも注目だ。
第6ステージ・コースプロフィール image:tourdepologne.pl開催66回目を迎えるツール・ド・ポローニュが8月2日、首都ワルシャワで開幕する。
前半の4ステージが集団スプリント向きの平坦コース。ステージの終盤に周回コースが登場するのがポローニュの特徴で、初日からスプリンターたちがリーダージャージをかけたスプリントバトルを繰り広げるだろう。
後半の3ステージはいずれも山岳コースで、最終日に向けて総合争いが加熱していく。特にポーランド南部、スロバキア国境に近い山岳地帯を駆け抜ける第5ステージと第6ステージには、厳しい山岳周回コースが設定されている。ここでは激しい総合争いが繰り広げられるはずだ。最終日は国内第3の都市クラクフにゴールする。
ツール・ド・ポローニュ2009ステージリスト
8月2日（日）第1ステージ ワルシャワ 108km
8月3日（月）第2ステージ セロック〜ビャウィストク 219km
8月4日（火）第3ステージ ビエルスク・ポドラスキ〜ルブリン 225km
8月5日（水）第4ステージ ナレクシュフ〜ジェシュフ 239km
8月6日（木）第5ステージ スチュジシュフ〜クリニカ・ズルドイ 171km
8月7日（金）第6ステージ クロシェンコ〜サコパネ 162km
8月8日（土）第7ステージ ラプカ・ズドルイ〜クラクフ 136km
ジロ・デ・イタリア総合5位のイヴァン・バッソ（イタリア、リクイガス） photo:Kei Tsuji出場するのはプロツアー18チームとヴァカンソレイユとISDのプロコンチネンタル2チーム。これに地元ポーランドのポルスカBGZチームを加えた合計21チームが出場する。今年から開催時期が9月から8月に移行したため、ブエルタに調整を合わせる選手たちが多く出場する。
総合優勝の最有力候補に挙げられるのは、ジロ・デ・イタリアで総合5位に入ったイヴァン・バッソ（イタリア、リクイガス）だろう。バッソはこのポローニュで徐々に調子を上げ、ブエルタ・ア・エスパーニャに挑む予定だ。
ドーフィネでモンヴァントゥーを制したシルヴェスタ・シュミット（ポーランド、リクイガス） photo:Cor Vosバッソとともにブエルタに出場予定のシルヴェスタ・シュミット（ポーランド、リクイガス）は、地元選手としてバッソの心強いアシストになる。シュミットはドーフィネ・リベレでモンヴァントゥー頂上ゴールを制した山岳スペシャリストだ。
ボルタ・ア・カタルーニャ総合2位のダニエル・マーティン（アイルランド、ガーミン）は次世代オールラウンダーとして注目が集まっている。
スプリント勝利を狙うアンドレ・グライペル（ドイツ、チームコロンビア・HTC） photo:CorVos他にも今年ジロ・デ・イタリア総合9位＆ツール・ド・スイス総合7位のタディ・ヴァリャベッチ（スロベニア、アージェードゥーゼル）や、昨年ツール・ド・ジョージアを制したカンスタンティン・シウトソウ（ベラルーシ、チームコロンビア・HTC）、伸び盛りのフレデリック・ケシアコフ（スウェーデン、フジ・セルヴェット）らにも注目したい。
平坦ステージでは、ツール・ド・フランスで平坦ステージで制圧したチームコロンビア・HTCを中心にスプリント勝負が繰り広げられるだろう。コロンビアトレインに支えられて勝利を狙うのは大柄なアンドレ・グライペル（ドイツ）だ。
復調しつつあるアレッサンドロ・バッラン（イタリア、ランプレ） photo:Cor Vosボーネン出場に伴ってツールを欠場したアラン・デーヴィス（オーストラリア、クイックステップ）やグレーム・ブラウン（オーストラリア、ラボバンク）、ロベルト・フェルスター（ドイツ、ミルラム）ら、ツールとはまた違ったスプリンターたちが顔を揃えている。
復調しつつある世界チャンピオンのアレッサンドロ・バッラン（イタリア、ランプレ）や、ジロでグランツールのステージ初優勝を果たしたフィリップ・ジルベール（ベルギー、サイレンス・ロット）らがプロツアーレースでの活躍を狙う。
歴代優勝者
2008年 イェンス・フォイクト（ドイツ）
2007年 ヨハン・ファンスーメレン（ベルギー）
2006年 ステファン・シューマッハー（ドイツ）
2005年 キム・キルシェン（ルクセンブルク）
2004年 オンドレイ・ソセンカ（チェコ）
2003年 ツェザルィ・ザマナ（ポーランド）
2002年 ローラン・ブロシャール（フランス）
2001年 オンドレイ・ソセンカ（チェコ）
第6ステージ・コースプロフィール image:tourdepologne.pl開催66回目を迎えるツール・ド・ポローニュが8月2日、首都ワルシャワで開幕する。前半の4ステージが集団スプリント向きの平坦コース。ステージの終盤に周回コースが登場するのがポローニュの特徴で、初日からスプリンターたちがリーダージャージをかけたスプリントバトルを繰り広げるだろう。
後半の3ステージはいずれも山岳コースで、最終日に向けて総合争いが加熱していく。特にポーランド南部、スロバキア国境に近い山岳地帯を駆け抜ける第5ステージと第6ステージには、厳しい山岳周回コースが設定されている。ここでは激しい総合争いが繰り広げられるはずだ。最終日は国内第3の都市クラクフにゴールする。
ツール・ド・ポローニュ2009ステージリスト
8月2日（日）第1ステージ ワルシャワ 108km
8月3日（月）第2ステージ セロック〜ビャウィストク 219km
8月4日（火）第3ステージ ビエルスク・ポドラスキ〜ルブリン 225km
8月5日（水）第4ステージ ナレクシュフ〜ジェシュフ 239km
8月6日（木）第5ステージ スチュジシュフ〜クリニカ・ズルドイ 171km
8月7日（金）第6ステージ クロシェンコ〜サコパネ 162km
8月8日（土）第7ステージ ラプカ・ズドルイ〜クラクフ 136km
ジロ・デ・イタリア総合5位のイヴァン・バッソ（イタリア、リクイガス） photo:Kei Tsuji出場するのはプロツアー18チームとヴァカンソレイユとISDのプロコンチネンタル2チーム。これに地元ポーランドのポルスカBGZチームを加えた合計21チームが出場する。今年から開催時期が9月から8月に移行したため、ブエルタに調整を合わせる選手たちが多く出場する。総合優勝の最有力候補に挙げられるのは、ジロ・デ・イタリアで総合5位に入ったイヴァン・バッソ（イタリア、リクイガス）だろう。バッソはこのポローニュで徐々に調子を上げ、ブエルタ・ア・エスパーニャに挑む予定だ。
ドーフィネでモンヴァントゥーを制したシルヴェスタ・シュミット（ポーランド、リクイガス） photo:Cor Vosバッソとともにブエルタに出場予定のシルヴェスタ・シュミット（ポーランド、リクイガス）は、地元選手としてバッソの心強いアシストになる。シュミットはドーフィネ・リベレでモンヴァントゥー頂上ゴールを制した山岳スペシャリストだ。ボルタ・ア・カタルーニャ総合2位のダニエル・マーティン（アイルランド、ガーミン）は次世代オールラウンダーとして注目が集まっている。
スプリント勝利を狙うアンドレ・グライペル（ドイツ、チームコロンビア・HTC） photo:CorVos他にも今年ジロ・デ・イタリア総合9位＆ツール・ド・スイス総合7位のタディ・ヴァリャベッチ（スロベニア、アージェードゥーゼル）や、昨年ツール・ド・ジョージアを制したカンスタンティン・シウトソウ（ベラルーシ、チームコロンビア・HTC）、伸び盛りのフレデリック・ケシアコフ（スウェーデン、フジ・セルヴェット）らにも注目したい。平坦ステージでは、ツール・ド・フランスで平坦ステージで制圧したチームコロンビア・HTCを中心にスプリント勝負が繰り広げられるだろう。コロンビアトレインに支えられて勝利を狙うのは大柄なアンドレ・グライペル（ドイツ）だ。
復調しつつあるアレッサンドロ・バッラン（イタリア、ランプレ） photo:Cor Vosボーネン出場に伴ってツールを欠場したアラン・デーヴィス（オーストラリア、クイックステップ）やグレーム・ブラウン（オーストラリア、ラボバンク）、ロベルト・フェルスター（ドイツ、ミルラム）ら、ツールとはまた違ったスプリンターたちが顔を揃えている。復調しつつある世界チャンピオンのアレッサンドロ・バッラン（イタリア、ランプレ）や、ジロでグランツールのステージ初優勝を果たしたフィリップ・ジルベール（ベルギー、サイレンス・ロット）らがプロツアーレースでの活躍を狙う。
歴代優勝者
2008年 イェンス・フォイクト（ドイツ）
2007年 ヨハン・ファンスーメレン（ベルギー）
2006年 ステファン・シューマッハー（ドイツ）
2005年 キム・キルシェン（ルクセンブルク）
2004年 オンドレイ・ソセンカ（チェコ）
2003年 ツェザルィ・ザマナ（ポーランド）
2002年 ローラン・ブロシャール（フランス）
2001年 オンドレイ・ソセンカ（チェコ）
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