イギリス・ロンドンを拠点とするハイパフォーマンスロードウェアブランドRapha(ラファ)より1974年のジロ・デ・イタリアをモチーフとしたハーフスリーブジャージ「Trade Team Jersey」が登場している。100年以上に及ぶジロの歴史上、最小タイム差で勝負が決まった同大会を讃えるアイテムだ。



Rapha Trade Team Jersey(ホワイト)Rapha Trade Team Jersey(ホワイト) (c)Rapha.ccRapha Trade Team Jersey(オレンジ)Rapha Trade Team Jersey(オレンジ) (c)Rapha.ccRapha Trade Team Jersey(ライトブルー)Rapha Trade Team Jersey(ライトブルー) (c)Rapha.cc


イタリアで最も有名な自転車レース、ジロ・デ・イタリア。 第57回目となった1974年大会は、エディ・メルクス(ベルギー)が、通算5度目の総合優勝にして彼のキャリアで最後に制したジロとなった。しかしながら、”ハンニバル”の名に相応しい圧倒的なレース展開ではなく、ゼッケン132番をつけた若手イタリア人選手ジャンバッティスタ・バロンケッリとの接戦を制してのことであった。

ピンク色のリーダージャージを身に付けたヒルクライマーのホセ・マヌエル・フエンテ(スペイン)を振り切ったメルクスは、最後の山岳ステージでバロンケッリとのデッドヒートを制し、僅か12秒差で総合優勝の座を手中にする。またゼッケン11番をつけた世界チャンピオンで3位表彰台を獲得したフェリーチェ・ジモンディも33秒差という僅差でフィニッシュ。この年はジロの歴史上、最小タイム差で勝負が決まった年として、そしてこの勝利を機にメルクスがツールと世界選手権を立て続けに制覇し史上初のトリプルクラウンを達成した年として今も語り継がれている。

モルテ二デザインの襟には優勝タイムが刺繍されるモルテ二デザインの襟には優勝タイムが刺繍される (c)Rapha.cc背中のタグには各選手の活躍が記される背中のタグには各選手の活躍が記される (c)Rapha.cc

各デザインのバックポケット中央にはゼッケンNoが刺繍される各デザインのバックポケット中央にはゼッケンNoが刺繍される (c)Rapha.cc裾には滑り止め加工が施される裾には滑り止め加工が施される (c)Rapha.cc


そんな伝説的な大会を讃えるのが「Trade Team Jersey」だ。メルクスとバロンケッリ、ジモンディそれぞれが所属していたモルテニとSCiCチーム、ビアンキ・カンパニョーロをモチーフとした3種類のデザインがラインナップされる。いずれもバックにはレースの回数を示す「57 -Podia Corsa」の特製モチーフが、フロントには各選手のニックネームが、そして各チームのスポンサーロゴを模した刺繍があしらわれている。

生地にはClassic Jerseyと同じく通気性と快適性に優れるメリノウール混紡生地を採用する。背面にはクラシックなデザインのバックポケットが3つ設けられ、鍵や身分証明書の持ち運びに便利な貴重品用ジップポケットが配される。サイズはXSからXXLまでの全6種類が揃う。

カフェでも違和感のないデザインに落とし込まれているカフェでも違和感のないデザインに落とし込まれている (c)Rapha.ccハードなライドにも対応するハードなライドにも対応する (c)Rapha.cc


Rapha Trade Team Jersey
生 地:メリノウール混紡
サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL
カラー:オレンジ(モルテニ)、ホワイト(SCiCチーム)、ライトブルー(ビアンキ・カンパニョーロ)
価 格:26,500円
製品情報: http://www.rapha.cc/jp/ja/shop/trade-team-jersey/product/TTJ02

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