多くのプロライダーに愛用されるシディのレーシングシューズ「WIRE」。独自の締付調整機構による優れたフィット感をそのままに剛性をやや下げたソールを採用した「WIRE Carbon Composite Vernice」が登場した。硬いフルカーボンソールに大きな負担や疲労を感じるライダーやロングライド愛好者をターゲットとした日本限定モデルだ。

シディ WIRE Carbon Composite Vernice(White/Red)シディ WIRE Carbon Composite Vernice(White/Red) (c)日直商会
2013ツールの覇者クリストファー・フルーム(スカイプロサイクリング)やペーター・サガン(キャノンデール・プロサイクリング)など数々の選手が使用する「WIRE」は、ワイヤータイプの締め付け調整機構による優れたフィット感が特徴のロード用シューズ。ソールにはラインナップ中で最も硬いVENT CARBON SOLEを採用し、伝達効率を高めている。

カーボンを囲うように樹脂が配置されたELEVEN CARBON SOLEを採用するカーボンを囲うように樹脂が配置されたELEVEN CARBON SOLEを採用する (c)日直商会一方、ホビーライダーにはその硬さが疲労の原因となるケースもあり、平均的な日本人の脚力を考えるとソール剛性をやや下げ、柔軟性を持たせたほうが疲れにくいという意見もある。

そこでシディの正規輸入代理店である日直商会が創業者であり現社長であるディーノ・シニョーリ氏に直談判し、WIREのアッパーと締付調整機構に柔軟性が高いソールという組み合わせを提案。そこで誕生したのが、今回紹介する「WIRE Carbon Composite Vernice」だ。

ソールには中央のカーボンを囲う様に樹脂が配置された「ELEVEN CARBON SOLE」を採用する。これは通常版のWIREに比べて50kgの荷重を掛けた際のたわみ量が1mm大きく、柔軟性が増したことにより疲労の原因となる足の血流量低下を軽減させた。もちろん、アッパーは通常モデルのWIREと同様であるため、優れたフィット感が特徴だ。

販売は日本国内に限定され、取り扱いは日直商会のみ。カラーはホワイト/レッドの1色展開、サイズは限定モデルながら39~46までが揃う。フルカーボンソールの硬さに負担や過度な疲労を感じるライダーや、長時間シューズを履く必要のあるロングライド愛好者にオススメだ。


シディ WIRE Carbon Composite Vernice
ソール:ELEVEN CARBON SOLE
サイズ:39、39.5、40、40.5、41、41.5、42、42.5、43、43.5、44、45、46
カラー:White/Red
価 格:43,800円

リンク