集団スプリントとなった第3ステージで、福田真平(愛三工業レーシング)がチームメイトのアシストを受けて、伸びのある素晴らしいスプリントを披露。福田にとって海外UCIレースで初めてとなるステージ優勝を挙げた。

ジャワ島東部の細い道をレースは繋いでいくジャワ島東部の細い道をレースは繋いでいく Photo : Sonoko TANAKA
スタートを待つ選手たち。今日も炎天下のレースが始まるスタートを待つ選手たち。今日も炎天下のレースが始まる Photo : Sonoko TANAKAイラン勢のコントロールにより集団スプリントに

長かった第2ステージを終えて、暑い暑いレースは折り返しを迎えた。ツール・ド・イジェン第3ステージは113kmの短いステージで、75km地点に2級山岳が設定された。

レースは終始、イランのタブリーズ・ペトロケミカルが主導権を握り、序盤のアタックはすべて封じ込められた。しかし、上りに差し掛かると4選手の逃げが決まり、山頂付近で清水都貴(日本ナショナル)が単独で追いついたものの、イラン勢のペースアップによりメイン集団に吸親日国としても有名なインドネシア。沿道ではたくさんの日の丸を目にする親日国としても有名なインドネシア。沿道ではたくさんの日の丸を目にする Photo : Sonoko TANAKA収され、集団ゴールスプリントの展開になった。

そして真っ先にゴールラインに飛び込み、両手を大きく広げたのは福田真平(愛三工業レーシング)。チームの西谷泰治に次ぐ次世代のスプリンターとして期待されていたものの、なかなか勝利に恵まれなかった福田が海外UCIレースで嬉しい初勝利を挙げた。

3位にはマリウス・ヴィズィアック(ポーランド、マトリックスパワータグ)、10位に中根英登(日本ナショナル)が入り、そして木守望(愛三工業レーシング)は総合2位を守った。

集団スプリントを制して両手を大きく挙げた福田真平(愛三工業レーシング)。嬉しい海外初勝利だった集団スプリントを制して両手を大きく挙げた福田真平(愛三工業レーシング)。嬉しい海外初勝利だった Photo : Sonoko TANAKA

ステージ優勝を挙げた愛三工業レーシング。チーム一丸となり獲得した福田真平の勝利に笑顔がこぼれるステージ優勝を挙げた愛三工業レーシング。チーム一丸となり獲得した福田真平の勝利に笑顔がこぼれる Photo : Sonoko TANAKA福田真平のコメント
「ずっと5人でゴール前は一緒にいたんですけど、残り1、2kmから綾部さんが先頭に出てくれて、最後のコーナーを抜けた時点で愛三が先頭の3人だったので、これは主導権を握れたな、と思いました。残り500mで木守と交代し、彼が残り300mくらいまで、そしてあとは自分のタイミングでスプリントしました。

チームメイトを信用していて、自分は付いていって最後にモガいただけなんで、チームメイトに本当に感謝しています。今シーズンは途中でケガをしてしまい、思うように走れなかったこともあって、最後に勝てて良かったと思います。来シーズンに繋がるいい結果です」

大会最終日となる第4ステージは、今大会の最難関となるイジェン火山へゴールする166km。ラスト30kmがすべて上り、そして頂上付近は最大勾配22%にもなるという厳しい山岳ステージだ。ここまで総合リーダーは初日に勝ったジェイソン・クリスティ(ニュージーランド、OCBCシンガポール)がキープしているが、明日は総合逆転を狙うイラン勢が攻撃を仕掛けるだろう。

イラン勢が徹底コントロールする集団。明日のレースで逆転を図るだろう。イラン勢が徹底コントロールする集団。明日のレースで逆転を図るだろう。 Photo : Sonoko TANAKA2級山岳の山頂を越え、単独で先頭グループを追う清水都貴(日本ナショナル)2級山岳の山頂を越え、単独で先頭グループを追う清水都貴(日本ナショナル) Photo : Sonoko TANAKA

ツール・ド・イジェン2013 第3ステージ結果
1位 福田真平(愛三工業レーシング) 2h55'00"
2位 シャハルール・アミン(マレーシア、トレンガヌ)                      
3位 マリウス・ヴィズィアック(ポーランド、マトリックスパワータグ)
4位 プロジョ・ワセソ(インドネシア、ジャワティムル)
5位 アルディ・アフリアンニ(インドネシア、カスタムサイクリングクラブ)
6位 ジェイソン・クリスティ(ニュージーランド、OCBCシンガポール)

総合順位
1位 ジェイソン・クリスティ(ニュージーランド、OCBCシンガポール) 10h59'06"
2位 木守望(愛三工業レーシング) +1'29"
3位 ゴー・チョーンフア(シンガポール、OCBCシンガポール) +1'30"
4位 ムハメド・タウフィック(インドネシア、BRCC) +2'38"
5位 ミルサマド・ポウルセイエディ(イラン、タブリーズ・ペトロケミカル) +2'59"
6位 伊藤雅和(愛三工業レーシング)                   +4'08"

山岳賞
アミール・ザルガリ(イラン、RTSレーシング)

ポイント賞
シャハルール・アミン(マレーシア、トレンガヌ)

チーム総合順位
OCBCシンガポール

Photo & Text : Sonoko TANAKA
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