カレラ PHIBRA EVO　グラマラスな人気イタリアンロードがモデルチェンジ

グラマラスなフォルムが特徴的なイタリア・カレラ社の人気モデル、PHIBRA（フィブラ）が2014年よりモデルチェンジを果たした。第3世代となる「EVO」は、従来の「TWO」を進化させ、高剛性化と軽量化を果たしたモデルだ。

カレラ フィブラEVO（R305 レプソル） (c)ダイナソアカレラ フィブラEVO（R303 ブラック/シルバー/イエローフルオ） (c)ダイナソアカレラ フィブラEVO（R304 マットシルバー/マットアンスラサイト/マット/レッド） (c)ダイナソア


2013年まで上位モデルの「ONE」と、リーズナブルな弟分モデルである「TWO」という2種類をラインナップしていたフィブラだが、2014年からは今回紹介する「EVO」のみと車種統一が図られた。

今回モデルチェンジを果たした新生フィブラは、従来のONEとTWOの中間相当に位置するモデル。ONEと同様のT-700をベースとしたカーボン素材を使いながら、TWOの特徴であったモノコック製法を取り入れたことにより、高剛性化、そして15％の軽量化を達成していることがトピックスだ。

この変更により圧倒的な存在感のフォルムや快適性・反応性はそのままに、ONEと比較してダンシング時の振りやすさとペダリングパワーの伝達向上に成功し、よりダンシングを多用するライダーにフィットするよう生まれ変わった。

<左右非対称カラーモデル>
カレラ フィブラEVO（R201 ホワイト/ブラック/ライトブルー/レッド） (c)ダイナソアカレラ フィブラEVO（R201 ホワイト/ブラック/ライトブルー/レッド、非駆動側） (c)ダイナソア

カレラ フィブラEVO（R200 レッド/ブラック/ホワイト/イエロー） (c)ダイナソアカレラ フィブラEVO（R200 レッド/ブラック/ホワイト/イエロー、非駆動側） (c)ダイナソア


また、従来丸断面のISP方式を採用していたシートポストはエアロ形状の非ISPとされ、調整のしづらさを解消。上ワン1-1/8、下ワン1-1/2の上下異型ベアリングを採用したヘッドチューブには従来「ONE」に用いられていた60HMカーボンのフロントフォークが奢られている。

今回のEVOよりジオメトリーオーダーは不可となっているものの、5種類のフレームサイズが用ラインナップ。2013モデルから継続となる左右非対称の2カラーに加え、2014モデルより「REPSOL」、「BLACK/SILVER/YELLOW FLUO」、「MATT SILVER/MATT ANTHRACITE/MATT RED」の新規3カラーが追加されている。フレーム単体重量は1130g（Mサイズ）、フレームセット価格は252,000円（税込）だ。


カレラ PHIBRA EVO
フレーム素材：T-700SC/HM50T-HS40-HS60T1K
フォーク：CM30カーボン60HM1K 1-1/8-1/2
重　量：1130g(フレーム、Mサイズ)、390g（フォーク）
BB：BSA
サイズ：XS、S、M、L、XL
カラー：R200（RED/BLACK/WHITE/YELLOW）、R201（WHITE/BLACK/LIGHT BLUE/RED）、R305（REPSOL）、R303（BLACK /SILVER/YELLOW FLUO）、R304（MATT SILVER/MATT ANTHRACITE/MATT RED）
価　格：252,000円（税込）