世界最大の自転車ショー、ユーロバイクのショー会場を歩きながらピックアップしたニューモデル&面白いプロダクツをブランドごとに紹介するフォトレポート第5弾。あらゆるグッズをノンジャンルでお届けします。



スコットのバイクシューズ

スコットPREMIUMバイクシューズ  ロード&MTBスコットPREMIUMバイクシューズ  ロード&MTB (c)Makoto.AYANO
スコットがリリースするバイクシューズPREMIUM(プレミアム)はロード、MTBともにクールだ。また、ランニングやトライアスロンに対応するシューズも多くラインナップして好評だ。スコットはじつはバイクだけで終わらない総合スポーツブランドだ。

バリエーション豊富なスコットのバイクシューズバリエーション豊富なスコットのバイクシューズ (c)Makoto.AYANOランシューズやトライアスロンシューズまで豊富に揃うランシューズやトライアスロンシューズまで豊富に揃う (c)Makoto.AYANO




DT SWISS、Stan's完組みホイール

日本では今季よりミヤタサイクルが正規代理店として取り扱うことがホットトピックスなDT SWISS。完組みホイール HRC950Tは29インチのチューブラー用完組みホイール。ニノ・シュルターも27.5版を使用する。シマノXTRとバトルになりそうだ。また、NOTUBES ZTR PODIUMは27.5インチの軽量完組みホイールだ。こちらも定番として人気が出るだろう。

DT SWISS HRC950T 29インチチューブラーDT SWISS HRC950T 29インチチューブラー (c)Makoto.AYANONOTUBES ZTR PODIUM 27.5インチ 軽量な完組みホイールだNOTUBES ZTR PODIUM 27.5インチ 軽量な完組みホイールだ (c)Makoto.AYANO




SRAM FORCE

スラムの中級グレードFORCE(フォース)のチェーンホイールはガンメタ基調スラムの中級グレードFORCE(フォース)のチェーンホイールはガンメタ基調 (c)Makoto.AYANO
11Sに対応したスラムの中級グレードFORCE(フォース)のコンポが発表になっていた。REDの流れをくむデザインのチェーンホイール、ダブルタップレバーなど価格を抑えつつもクールなデザインだ。ブレーキやRD等には大きな変化は見当たらない。

スラムFORCEリアディレイラー モノ自体は大きな変更なしのようだスラムFORCEリアディレイラー モノ自体は大きな変更なしのようだ (c)Makoto.AYANOスラムFORCEブレーキセットスラムFORCEブレーキセット (c)Makoto.AYANO




ZIP 303DISC

ZIPP 303DISC カーボンクリンチャーZIPP 303DISC カーボンクリンチャー (c)Makoto.AYANOZIPP SL SPRINTステム 100mmで165gZIPP SL SPRINTステム 100mmで165g (c)Makoto.AYANO


45mmのミドルハイトリムのコンプリートホイールの超定番となったZIPP303にデュスクブレーキバージョンが登場。カーボンクリンチャータイムでペア重量1680g。またZIPPはSL SPRINTステムを発表。100mmで165g。スリークなデザインで人気が出そうだ。



RETUL BG fit フィッティングマシーン

スペシャライズドブースにあったRETULとBG fitが正式にコラボした?フィッティングマシーンスペシャライズドブースにあったRETULとBG fitが正式にコラボした?フィッティングマシーン (c)Makoto.AYANO
スペシャライズドのブースにはBG fitのロゴが表示されたRETULのフィッティングマシンが置いてあった。もともとは同じところから派生している両者のフィッティングプログラムが融合した証だろうか。



TIME Fruidty First

タイム Fruidty First エントリーに向くFastシリーズに新ラインアップが増えたタイム Fruidty First エントリーに向くFastシリーズに新ラインアップが増えた (c)Makoto.AYANO
タイムはコンフォート系の乗り味を持つフルイディティにバリュー価格なパッケージでアピール度が高い”First”を追加。求めやすくなったモデルだ。



シュワルベ ONE(ワン)

レディオシャック・レオパードがツール・ド・フランスに投入したシュワルベ ONE(ワン)レディオシャック・レオパードがツール・ド・フランスに投入したシュワルベ ONE(ワン) (c)Makoto.AYANOシュワルベ ONE(ワン)のクリンチャーモデルシュワルベ ONE(ワン)のクリンチャーモデル (c)Makoto.AYANO


ツール・ド・フランス2013でも実戦投入されたシュワルベの新しいレーシングタイヤONE(ワン)。チューブラーは蛇や鱗のような模様を彷彿とさせるトレッドパターンだ。



KOGA KIMERA PREMIUM

フォルムからグラフィックまで美しいKOGA KIMERA PREMIUMフォルムからグラフィックまで美しいKOGA KIMERA PREMIUM (c)Makoto.AYANO
コガはロードバイクのKIMERAをブラッシュアップしたPREMIUMを発表。リアのBB下付けダイレクトマウントブレーキによりマドンのように後部がスッキリした印象のバックステーが印象的だ。



キャノンデール SuperX Hi-Mod Disc Black、CAAD X Disc

シクロクロス用モデルのスーパーXにもついにブラックエディションが登場。つや消しブラックが精悍でかっこいい。エントリーグレードのCAAD Xにもディスクモデル「CAADX DISC ULTEGRA」が登場。こちらも黒づくめ。またSLICE RS BLACKも登場。黒づくめのスタイリッシュバイクはまるでステルス戦闘機だ。

キャノンデール SuperX Hi-Mod Disc Black シクロクロスバイクもついにBLACK化キャノンデール SuperX Hi-Mod Disc Black シクロクロスバイクもついにBLACK化 (c)Makoto.AYANOキャノンデールCAADX DISC ULTEGRAキャノンデールCAADX DISC ULTEGRA (c)Makoto.AYANO

キャノンデール SLICE RS BLACKキャノンデール SLICE RS BLACK (c)Makoto.AYANO


DEDACCIAI STRADA

Dedaの新作フレームセット 右がGRADIATRE(グラディエーター)Dedaの新作フレームセット 右がGRADIATRE(グラディエーター) (c)Makoto.AYANO精悍なカラーの2014ネリッシモ精悍なカラーの2014ネリッシモ (c)Makoto.AYANO

デダチャイストラーダはカーボン、スチール、チタン、アルミのフレームを発表していた。GRADIATRE(グラディエーター)は戦士の名の通り細心スペックのフルカーボンフレーム。新カラーのネリッシモと並びディスプレイされていた。スチールのACCIAIOはフォークが395gで、フレーム1658g。チタニウムK-19はMサイズで1350g、350gのフォークが着く。アルミモデルのAEGISはアルミフレームで1350g、フォークは450gのものがつく。

Deda スチールフレームのACCIAIO フレーム1658gDeda スチールフレームのACCIAIO フレーム1658g (c)Makoto.AYANODedaチタンフレーム K-19 Mサイズで1350gDedaチタンフレーム K-19 Mサイズで1350g (c)Makoto.AYANO




ピナレロDOGMA XM

ドグマのマウンテンバイクにも29インチフルサスのXMが登場。リジッドものに続きデザイン面でもやはりちょと先を行く感じ。

ピナレロDOGMA XMピナレロDOGMA XM (c)Makoto.AYANO
フロント周り ワイヤー内蔵部の造作にも凝っているフロント周り ワイヤー内蔵部の造作にも凝っている (c)Makoto.AYANOリアサスのリンクにもクールなデザインが施されているリアサスのリンクにもクールなデザインが施されている (c)Makoto.AYANO




VITTRIAShoes V-Spirit

VITTRIAShoesの中級モデル、 V-SpiritVITTRIAShoesの中級モデル、 V-Spirit (c)Makoto.AYANOヴィットリアシューズの上位モデル HORAにスピードプレイ対応ソールが登場ヴィットリアシューズの上位モデル HORAにスピードプレイ対応ソールが登場 (c)Makoto.AYANO


別府史之(オリカ・グリーンエッジ)が履くヴィットリアシューズにはミドルグレードのV-Spiritが追加。トップモデルにはスピードプレイ対応ソールが追加され、デザインもマイナーチェンジ。



OPEN CYCLE

OPENCYCLE カーボンのリーフスプリングを使った屈曲式のTrail Racerフォークが目を引いたOPENCYCLE カーボンのリーフスプリングを使った屈曲式のTrail Racerフォークが目を引いた (c)Makoto.AYANO
元サーヴェロ創設者の一人ジェラルド・ヴルーメンがプロデュースするOPENサイクル。フロントフォーク先端にカーボンのリーフスプリングを使った、回り込んだ屈曲式のTrail Racerと記されたフォークを使用していた。軽さを狙ったものだ。完成車で6.7kg、グリーンのバイクはリジッドで6.3kgだ。

カーボンプレートによるリーフスプリングでサス効果を発揮するカーボンプレートによるリーフスプリングでサス効果を発揮する (c)Makoto.AYANOOPEN Cycle 軽量リジッドモデルは6.3kgOPEN Cycle 軽量リジッドモデルは6.3kg (c)Makoto.AYANO




スカプラ THMフォーク

スカプラ THMフォーク  無数のカーボンリーフがつなぐサスペンションフォーク。重量は380gスカプラ THMフォーク 無数のカーボンリーフがつなぐサスペンションフォーク。重量は380g (c)Makoto.AYANO
フォークブレードとブレーキを取り付けているもうひとつのアーチ状フォークの間を、蛇腹のような幾重ものカーボンリーフがつなぐ、サスペンションフォーク。380gの重量で微振動をカットし、快適な乗り心地を生み出すという。



マグラHS 33R

マグラHS 33R 油圧式リムブレーキがグレードアップマグラHS 33R 油圧式リムブレーキがグレードアップ (c)Makoto.AYANO
マグラは油圧式リムブレーキのHS 33Rを大々的に押し出していた。トライアルはもちろん、リムブレーキのMTBであってもコントローラブルで強力な制動力を発揮する。449g、5年間のオイル漏れ保証付き。リムブレーキの原点に帰りたい人は是非。



ミヤタ ランドナー

ミヤタは美しいランドナーを展示。クラフトマンシップをアピールしていたミヤタは美しいランドナーを展示。クラフトマンシップをアピールしていた (c)Makoto.AYANO
JAPAN MADEとしてハンドメイドのクロモリバイクを打ち出すミヤタサイクルは、完全復刻とも言えるランドナーをヨーロッパのショーで展示。Eiger Japonの名のそれはメッキラグ&クラウン、内蔵工作、本所の亀甲泥除け、信三郎帆布のフロントバッグなど、徹底したスペック。ときどき、食い入るように見入っていくヨーロッパ人の姿が微笑ましい。

信三郎帆布特製のフロントバッグ信三郎帆布特製のフロントバッグ (c)Makoto.AYANOメッキのラグに亀甲の泥除けメッキのラグに亀甲の泥除け (c)Makoto.AYANO




フィジーク スパインコンセプト採用ハンドル&新型サドル

フィジークのスパインコンセプト採用ハンドル CYRANO(シラーノ)フィジークのスパインコンセプト採用ハンドル CYRANO(シラーノ) (c)Makoto.AYANO
スパインコンセプトでカメレオン 身体の柔軟性は中程度スパインコンセプトでカメレオン 身体の柔軟性は中程度 (c)Makoto.AYANOフィジークCYRANOステム 今のところアルミ一択だフィジークCYRANOステム 今のところアルミ一択だ (c)Makoto.AYANO


フィジークは今季アージェードゥーゼルに供給した新しいハンドル&ステムを正式発表。身体の柔軟性を元に形状を決めるスパインコンセプトにより3種の曲がり形状をもつハンドルとアルミステム。名前はCYRANO(シラーノ)。ハンドルは曲がりがブル、カメレオン、スネークがあり、素材はアルミと軽量カーボンがある。

VOLTA、TRITON、THARサドル

クラシックな形状がユニークなフィジークのVOLTA(ヴォルタ)クラシックな形状がユニークなフィジークのVOLTA(ヴォルタ) (c)Makoto.AYANOフィジークTHARは29インチや27.5インチといった大径ホイールのMTBのライディングに対応した初めてのサドルフィジークTHARは29インチや27.5インチといった大径ホイールのMTBのライディングに対応した初めてのサドル (c)Makoto.AYANOトライアスロン&TT用の「先端カットサドル」TRITON (トライトン)トライアスロン&TT用の「先端カットサドル」TRITON (トライトン) (c)Makoto.AYANO


クラシックな形状がユニークなVOLTA(ヴォルタ)サドルは、過去の名作と言われるサドルの形状を研究して再現したラウンドフォルムを持つ。THARは29インチや27.5インチといった大径ホイールのMTBのライディングに対応した初めてのサドル。TRITONはトライアスロンやTT用のアナトミックサドルで、ポストISMの座を狙う。




photo&text:Makoto.AYANO

1,000カットの写真でショーのすべてが分かる!
ユーロバイク2013メガフォトギャラリー(CW FaceBook)

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