今日から開幕する第100回記念のツール・ド・フランスに合わせ、トレックがマイナーチェンジを施した2014年モデルのマドン7を発表した。チェーンステー形状を変更したことにより前後の剛性バランスをより高めた上、25gの軽量化にも成功している。

トレック マドン7(レディオシャック・レオパード・トレック)トレック マドン7(レディオシャック・レオパード・トレック) (c)トレック・ジャパン

今回のマイナーチェンジにより、フラッグシップモデルであるマドン7の性能は更なる昇華を遂げる。基本設計はそのまま引き継がれるが、2013年モデルに比べてチェーンステーを縦に幅広くすることでフロントエンドとの剛性バランスを最適化。これによってライドクオリティーやパワー伝達効率、そしてリアブレーキの制動力をより増すことに成功している。

チェーンステー形状を変更し性能に磨きをかけているチェーンステー形状を変更し性能に磨きをかけている (c)トレック・ジャパンレディオシャック・レオパードの選手がツールで駆るチームカラーレディオシャック・レオパードの選手がツールで駆るチームカラー (c)トレック・ジャパン


更に軽量化も押し進められ、2013年モデルと比較してフレーム単体で25gの削減に成功。56cmのフレームサイズ+U5 Vapor Cortカラー仕様車ではフレーム重量725gを実現している。

今ツールでレディオシャック・レオパードの選手が駆るチームカラー(写真)は、トレックのカスタムオーダープログラム「プロジェクトワン」にも追加されている(対応モデル=マドン7、6シリーズ、ドマーネ6シリーズ)。カラーアップチャージは73,500円だ。取り扱いはトレック・ジャパン。

鮮やかなライトブルー。チームロゴが各所に記される鮮やかなライトブルー。チームロゴが各所に記される (c)トレック・ジャパンチェーンステー形状を変更したことでより高い制動力を得たチェーンステー形状を変更したことでより高い制動力を得た (c)トレック・ジャパンKVF形状を採用し、空力に優れるチューブ形状KVF形状を採用し、空力に優れるチューブ形状 (c)トレック・ジャパン



トレック Madone 7
フレーム:700 Series OCLV Carbon, KVF (Kammtail Virtual Foil) tube shape, E2, BB90, internal cable routing, DuoTrap compatible, Ride Tuned seatmast
フォーク:Madone KVF full carbon, E2 asymmetric steerer, carbon dropouts
サイズ:50, 52, 54, 56, 58, 60, 62, 64cm(64はH2フィットのみ)
フレームフィット:H1、H2
フレーム重量:725g(サイズ56、U5 Vapor Cortカラー)

写真仕様
モデル:Madone 7
カラ―:RADIOSHACK LEOPARD TREK TDF
コンポ:Dura Ace 9070 Di2
ホイール:Aeolus 5 Tubular
価 格:1,227,135円

チームカラープロジェクトワン価格
Madone 7シリーズ
完成車ベース価格¥615,405~
フレームセットべ―ス価格¥483,000~

Madone 6シリーズ
完成車ベース価格¥508,200~
フレームセットべ―ス価格¥420,000~

Domane 6シリーズ
完成車ベース価格¥506,100~
フレームセットべ―ス価格¥404,250~