5月24日、ポンテ・ディ・レーニョからヴァル・マルテッロで行なわれる予定だったジロ・デ・イタリア第19ステージ。悪天候によってレースキャンセルが決定した。

当初、ガヴィア峠とステルヴィオ峠を通る139kmの難関山岳ステージが予定されていたが、第18ステージ終了後に主催者は標高を下げた160kmで行なうと発表。しかし天候は悪化する一方で、変更後のコースに含まれていたトナーレ峠とカストリン峠も積雪によって通行不可に。スタート地点の気温は1度。トナーレ峠とカストリン峠は気温が確実に氷点下。レース主催者RCSスポルトは、レースキャンセルという苦渋の決断を下した。

第20ステージは予定通り開催される予定だが、積雪によってコース変更が行われる可能性が高い。現在ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)がライバルたちから4分リードでマリアローザを着ている。

text:Kei Tsuji

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