2013/05/24(金) - 14:38
クノック＝ヘイストからニノーヴにゴールする182.3kmで争われたツアー・オブ・ベルギー第2ステージ。大集団スプリントでトム・ボーネン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)らを下したアンドレ・グライペル（ドイツ、ロット・ベリソル）が連勝を飾った。
終始、メイン集団を牽引し続けたロット・ベリソル (c)CorVos序盤から逃げを決めたのは、ミカエル・イグナチエフ（ロシア、カチューシャ）やセバスチャン・テュルゴ（フランス、ユーロップカー）ら5人。今日もスプリント勝負に持ち込みたいオメガファーマ・クイックステップとロット・ベリソルが集団をコントロールした。
今シーズンの初戦を迎えたルイスレオン・サンチェス（スペイン、ブランコプロサイクリング） (c)CorVosレースが動いたのは残り33km地点。横風区間でのオメガファーマ・クイックステップの強力な加速によってメイン集団は分裂し、60人ほどのメイン集団が形成される。イグナチエフが最後まで逃げ続け、残り22kmまで逃げたものの、5人の逃げは吸収。
大接戦のスプリントバトルを制したのはアンドレ・グライペル（ドイツ、ロット・ベリソル） (c)CorVosこのまま集団スプリントに持ち込まれると思われた矢先、残り12km地点でのガヴァッツィのアタックをきっかけに、アルカンシェルを着るジルベールとテルプストラの3人が合流。逃げを決める。強力な3人のメンバーによる逃げは残り4kmで最大25秒のリードを稼ぐも、スプリントに持ち込みたいクイックステップのテルプストラが牽制を始めると残り3km地点でリードは14秒に減少した。
ロット・ベリソルが牽引するメイン集団は、残り1km地点を切ってからジルベールらを吸収。そして残り400mでボーネンを先頭にスプリントが開始され、コースの真ん中に進路をとったボーネン、左に進路をとった第1ステージ4位のダニー・ファンポッペル（オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM）、右に進路をとったグライペルが横一線でフィニッシュ。ハンドルを投げ合い、僅差でグライペルが優勝した。2位はファンポッペル、3位はボーネンとなった。
結果、グライペルが総合リーダー及びポイント賞をキープ。山岳賞はイグナチエフが獲得。新人賞はステージ2位のファンポッペルに移動。新城幸也（日本、ユーロップカー）は集団と同タイムの40位でゴールしている。明日の第3ステージはベーフェレンで行われる15kmの個人タイムで争われる。
ツアー・オブ・ベルギー2013第2ステージ結果
1位 アンドレ・グライペル（ドイツ、ロット・ベリソル） 4h34'53"
2位 ダニー・ファンポッペル（オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM）
3位 トム・ボーネン（ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ）
4位 アレクサンドル・ポルセフ（ロシア、カチューシャ）
5位 アドリアン・プティ（フランス、コフィディス）
6位 シモーネ・ポンツィ（イタリア、アスタナ）
7位 アレクセイ・ツァテヴィッチ（ロシア、カチューシャ）
8位 トルウバエフ・ルスラン（カザフスタン、アスタナ）
9位 ニキ・テルプストラ（オランダ、オメガファーマ・クイックステップ）
10位 モン・シンケルダム（オランダ、アルゴス・シマノ）
40位 新城幸也（日本、ユーロップカー）
個人総合成績
1位 アンドレ・グライペル（ドイツ、ロット・ベリソル） 4h34'43"
2位 トム・ボーネン（ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ） ＋0′10″
3位 ダニー・ファンポッペル（オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM） ＋0′14″
4位 ラモン・シンケルダム（オランダ、アルゴス・シマノ） ＋０′16″
5位 フィリップ・ジルベール（ベルギー、BMCレーシング） ＋０′17″
6位 ユルゲン・ルーランズ（ベルギー、ロット・ベリソル）
7位 ニキ・テルプストラ（オランダ、オメガファーマ・クイックステップ） ＋0′18″
8位 ピーター・ジェイコブス（ベルギー、トップスポーツフラーンデレン）
9位 ニコラス・マース（ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ） ＋0′19″
10位 フランシスコ・ガヴァッツィ（イタリア、アスタナ）
22位 新城幸也（日本、ユーロップカー） ＋0′20″
ポイント賞
アンドレ・グライペル（ドイツ、ロット・ベリソル）
山岳賞
ミカエル・イグナチエフ（ロシア、カチューシャ）
新人賞
ダニー・ファンポッペル（オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM）
チーム総合成績
オメガファーマ・クイックステップ
text:Yuya.YAMAMOTO
photo:CorVos
終始、メイン集団を牽引し続けたロット・ベリソル (c)CorVos序盤から逃げを決めたのは、ミカエル・イグナチエフ（ロシア、カチューシャ）やセバスチャン・テュルゴ（フランス、ユーロップカー）ら5人。今日もスプリント勝負に持ち込みたいオメガファーマ・クイックステップとロット・ベリソルが集団をコントロールした。今シーズンの初戦を迎えたルイスレオン・サンチェス（スペイン、ブランコプロサイクリング） (c)CorVosレースが動いたのは残り33km地点。横風区間でのオメガファーマ・クイックステップの強力な加速によってメイン集団は分裂し、60人ほどのメイン集団が形成される。イグナチエフが最後まで逃げ続け、残り22kmまで逃げたものの、5人の逃げは吸収。大接戦のスプリントバトルを制したのはアンドレ・グライペル（ドイツ、ロット・ベリソル） (c)CorVosこのまま集団スプリントに持ち込まれると思われた矢先、残り12km地点でのガヴァッツィのアタックをきっかけに、アルカンシェルを着るジルベールとテルプストラの3人が合流。逃げを決める。強力な3人のメンバーによる逃げは残り4kmで最大25秒のリードを稼ぐも、スプリントに持ち込みたいクイックステップのテルプストラが牽制を始めると残り3km地点でリードは14秒に減少した。ロット・ベリソルが牽引するメイン集団は、残り1km地点を切ってからジルベールらを吸収。そして残り400mでボーネンを先頭にスプリントが開始され、コースの真ん中に進路をとったボーネン、左に進路をとった第1ステージ4位のダニー・ファンポッペル（オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM）、右に進路をとったグライペルが横一線でフィニッシュ。ハンドルを投げ合い、僅差でグライペルが優勝した。2位はファンポッペル、3位はボーネンとなった。
結果、グライペルが総合リーダー及びポイント賞をキープ。山岳賞はイグナチエフが獲得。新人賞はステージ2位のファンポッペルに移動。新城幸也（日本、ユーロップカー）は集団と同タイムの40位でゴールしている。明日の第3ステージはベーフェレンで行われる15kmの個人タイムで争われる。
ツアー・オブ・ベルギー2013第2ステージ結果
1位 アンドレ・グライペル（ドイツ、ロット・ベリソル） 4h34'53"
2位 ダニー・ファンポッペル（オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM）
3位 トム・ボーネン（ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ）
4位 アレクサンドル・ポルセフ（ロシア、カチューシャ）
5位 アドリアン・プティ（フランス、コフィディス）
6位 シモーネ・ポンツィ（イタリア、アスタナ）
7位 アレクセイ・ツァテヴィッチ（ロシア、カチューシャ）
8位 トルウバエフ・ルスラン（カザフスタン、アスタナ）
9位 ニキ・テルプストラ（オランダ、オメガファーマ・クイックステップ）
10位 モン・シンケルダム（オランダ、アルゴス・シマノ）
40位 新城幸也（日本、ユーロップカー）
個人総合成績
1位 アンドレ・グライペル（ドイツ、ロット・ベリソル） 4h34'43"
2位 トム・ボーネン（ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ） ＋0′10″
3位 ダニー・ファンポッペル（オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM） ＋0′14″
4位 ラモン・シンケルダム（オランダ、アルゴス・シマノ） ＋０′16″
5位 フィリップ・ジルベール（ベルギー、BMCレーシング） ＋０′17″
6位 ユルゲン・ルーランズ（ベルギー、ロット・ベリソル）
7位 ニキ・テルプストラ（オランダ、オメガファーマ・クイックステップ） ＋0′18″
8位 ピーター・ジェイコブス（ベルギー、トップスポーツフラーンデレン）
9位 ニコラス・マース（ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ） ＋0′19″
10位 フランシスコ・ガヴァッツィ（イタリア、アスタナ）
22位 新城幸也（日本、ユーロップカー） ＋0′20″
ポイント賞
アンドレ・グライペル（ドイツ、ロット・ベリソル）
山岳賞
ミカエル・イグナチエフ（ロシア、カチューシャ）
新人賞
ダニー・ファンポッペル（オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM）
チーム総合成績
オメガファーマ・クイックステップ
text:Yuya.YAMAMOTO
photo:CorVos
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