2013年9月8日。2020年の夏季オリンピック開催地が東京に決まった。開催までのあと7年が果たして長いか短いか、その思いは人によって様々だろう。例えば大学で頑張っている選手達の場合、7年後と言えば脂がのった25〜30歳。皆、虎視眈々と狙いを定め、希望を胸に秘めているに違いない。

その中でも鹿屋体大の上野みなみ選手はインカレロード4連覇を達成した、上り調子のまさしく本気で五輪を目指している選手の一人である。
7年後に、さらに成長を遂げた彼女へ声援を送るためにも、彼女のストーリーを振り返ってみよう。

「うわの」みなみ、自転車競技生活のはじまり

鹿屋体育大学自転車競技部所属、4年の上野みなみです。「うえの」さんと呼ばれても一応返事はしますが、本当は「うわの」です。深く考えずに「みなみ」と呼んでください。

現在、鹿屋体育大学で競技生活を送る上野みなみ現在、鹿屋体育大学で競技生活を送る上野みなみ photo:Hideaki TAKAGI
私が自転車競技を知ったのは小学校6年生の時、4つ上の兄が高校で始めたのがきっかけでした。

最初の印象は、両親と一緒に兄の試合を見に行って、「速〜い、ルールは良く解らないけど、なんか面白いなぁ!」くらいでした。周りの大人達からも、「自転車やらないの?」と良く聞かれましたが、やっている友達もいないし、きつそうな自転車競技をする気は、全くありませんでした。

それから4年が経った中学3年生、高校受験で進路を悩んでいた私に、「八戸工業高校で自転車やってみれば?」と勧めたのは、何を隠そう私の両親でした。

一般的に「か弱い愛娘」に、過酷で危険の伴う自転車競技を勧める両親は少ないかと思いますが、両親揃って八戸工業スケート部出身で、母親は短い間でしたが自転車競技で日の丸を付けた経験もあり、何の迷いもなく私に自転車を勧めてきたのです。

ノセられやすい私は「新たなことにチャレンジしてみるのもいいかな?」と思い、ひとつ上に女子選手もいると聞いて、軽い気持ちで自転車競技をやることにしました。
 
ところが、試練は入学後直ぐやってきました。いざやってみると驚くほど自転車のセンスが無く、クリ-トがペダルにはめられず頻繁に転んでしまう。挙句の果てには、始めて1か月で鎖骨骨折。散々な状況で1年目は何も出来ず棒に振ってしまいました。そんな私を、顧問の大野直志先生は見捨てず丁寧に面倒をみて下さいました。

同期のチームメイトには早くから全国で上位にくるセンスの良い選手が多く、先生は彼らのトレーニングに上手く混ざれるよう常に工夫をしてくれましたし、周囲の男子選手も、限界になってちぎれる私を見捨てず一緒にトレーニングをしてくれました。

八戸工業高校時代の上野八戸工業高校時代の上野 photo:Hideaki.TAKAGI全日本ロード・ジュニア女子で2位に入るなど、徐々に世代トップレベルの力をつけてきた全日本ロード・ジュニア女子で2位に入るなど、徐々に世代トップレベルの力をつけてきた photo:Hideaki.TAKAGI

その甲斐があり、私の成績は少しずつ伸びていき、日本代表として海外遠征に参加する機会を得ました。

初めての「世界」は衝撃的なレベルの差、そして緊張感の中にも優越感のある独特の雰囲気等いろいろ感じる事ができました。不思議とこの経験を通じ、「この大舞台でトップに立ちたい!」という大胆な気持ちが生まれ、帰国してからの競技への取り組む姿勢が一気に上向きました。

高校3年になり、ジュニアトラック世界選手権に出場した私は、ポイントレースで銅メダルを獲得。この成績により「世界で戦うために競技を続けよう」と決心、そして「トラックだけで無く華やかなロードレースでも強くなりたい」と思った私は、ロードで数多くの有名選手を輩出している鹿屋体育大学に進学したいと決めました。
 

鹿屋体育大学へ

鹿屋は、2006年ドーハアジア競技大会の女子ロードで日本人初の優勝を決めた萩原麻由子先輩が所属していたチームです。
高校生の私は、雲の上の存在だった萩原先輩に強く憧れていたので、かつて彼女が強くなった鹿屋に進学できると決まった時には嬉しさと緊張で胸が張り裂けそうになったことを今でも鮮明に覚えています。

鹿屋には山本元喜と黒枝士揮という、高校ロード界をリードした2人が同期入学。それだけではありません。チームにはタレント事務所並みに、4年生に内間康平先輩と伊藤雅和先輩、3年生に吉田隼人先輩と野中竜馬先輩、2年生に野口正則先輩と高宮正嗣先輩等々、今も日本代表として活躍している長距離選手がずらっと揃っていたため、「やばい凄すぎる、恐ろしい!」と不安な気持ちで一杯でした。

鹿屋体育大学1年時、全日本ロード2010エリート女子を走る上野。この時の女子チャンピオンは憧れの先輩、萩原麻由子。この集団の遥か先、圧巻の80km独走勝利だった鹿屋体育大学1年時、全日本ロード2010エリート女子を走る上野。この時の女子チャンピオンは憧れの先輩、萩原麻由子。この集団の遥か先、圧巻の80km独走勝利だった photo:Hideaki.TAKAGI
人見知りの強い私は鹿屋に慣れるのに時間がかかることを覚悟していましたが、入学すると、いや正確には入学前から国際大会に出場したため入学式にも出られず、最初から授業を欠席したため、「体が弱くて入院しているらしい・・・」「大学をやめたらしい・・・」等々の疑惑があったらしいです。そんな感じでいつの間にか鹿屋での生活が始まっていたのです。

塚越さくらとの出会い

そして噂通りの抜群の環境の中で、これまた噂通りの充実したトレーニングが容赦なく繰り広げられます。当然女子の私が簡単について行けるレベルでは有りませんが、泣きながら頑張るしか有りません。

ひとつ予想が大きく外れたのは怖いと思い込んでいた先輩方が、競技を離れると優しい人ばかり。面倒もよく見て頂き充実した環境で私の第2の自転車生活はスタートしました。

私の同級生は入学当時、推薦入学と一般入学が4名ずつ、計8名の新入部員がいました。一般組は全員が大学から自転車を始めた素人選手です。当然ですが競技レベルも違うため、最初は練習メニューも行動もほぼ別々です。

推薦組もみんな個性が強いため、我が道を進み、1年目の学年でのまとまりは最悪。それが、2年生になると一人一人の考えや目標がしっかりしてきて、競技に対する姿勢も変わり始めました。そして一緒にいる時間が増え、皆で話し合う機会が増えました。

最初はバラバラだった横の繋がりでしたが、学年進行とともに男女関係なく連携するように変化が生まれ、今ではトレーニングも授業も食事も殆ど一緒に行動するなど、チームワーク抜群の学年に成長しました。

大学に入り上野のライバルとして力をつけてきた同級生の塚越さくら大学に入り上野のライバルとして力をつけてきた同級生の塚越さくら photo:Hideaki.TAKAGI同学年の中には運命的な出会いとなった女子選手「塚越さくら」がいます。一般組のため1年目は練習が別々だったさくらも、真面目で頑張り屋の性格が功を奏し、急激に力を付けて来て、2年目からは一緒にトレーニングが出来るようになりました。

のんびり屋の私と、しっかり屋のさくらですが、お互いをライバルと認識し切磋琢磨することで、共に強化できたと強く感じています。今ではレースでも常に上位を競い、種目によっては負けることもあるので、悔しい思いをする時もありますが、競技を離れると最も信頼できる、そして尊敬できる大きな存在となりました。

今年、さくらはキャプテンとしてチームを纏める重責を担いました。因みに私は総務部長としてボランティア活動やイベント活動の責任者を担当しています。あと宴会も担当なので、その時だけは宴会部長と呼ばれています(笑)

インカレロード連覇へのチャレンジ

大学進学と同時に出場するレースは飛躍的に増加しました。全日本選手権や日本代表として出場するレースも数々ありますが、大学チームにとってやはりメインイベントと言えば「全日本インカレ」です。海外遠征などで出場できない大会もある中、私は運良く4年連続でインカレに出場することが出来ました。

ラッキーなことに入学して最初のインカレは、私の故郷でもある青森県八戸自転車競技場と階上町特設ロードコース。まさかの地元大会で当然気合も入りますし、嬉しい気持ちで一杯でしたが、ひとつだけ引っかかったのがロードコース。高校を卒業し青森を離れるときに「もうこの階上のコース走らなくて済む〜(^^)」と心から喜んだあの超ハードな登坂コースだからです。

でもそんな嘆きは言ってられません。初めてのインカレは、地元の意地で優勝しました。ここから私のインカレロード連覇への道が始まりました。

地元大会を制しインカレロード1勝目。ここから4連覇への道がスタートする地元大会を制しインカレロード1勝目。ここから4連覇への道がスタートする photo:Hideaki.TAKAGI2年目、雨中のレースを制し2連覇2年目、雨中のレースを制し2連覇 photo:Hideaki.TAKAGI

2年生のインカレは長野県。最終日のロードは土砂降りの雨の中でのレース。スタートして最初体が動かず、一度千切れそうになった場面を近藤美子先輩に助けてもらい、最後は皆の気持ちを背負い、ゴールまでがむしゃらに走り抜き2度目の優勝を果たしました。

3年目は、私たち鹿屋体育大学の地元、鹿児島でのインカレです。黒川剛監督指導のもと、地元密着の活動を続けて来た鹿屋体育大学にとって、いつも応援して頂く皆さんに成績で恩返しが出来る絶好の機会を得ました。

鹿屋体育大学の地元で開催された2012年のインカレ鹿屋体育大学の地元で開催された2012年のインカレ photo:Hideaki.TAKAGI
この鹿児島インカレは、日頃から自転車メジャー化を目指してきた黒川監督と関係者の皆さんの永年の活動が実を結び、連盟、行政、民間企業などタイアップした素晴らしいものになりました。

地元の製パン会社がインカレ記念「サドルパン」を作り、県内のローソンで販売をしたことで注目を集め、大会会場には連日多くの応援の観客が訪れ、メディア各社でも毎日大々的に取り上げられました。

最終日に錦江町特設コースで行われたロード会場のスタート&フィニッシュ地点は、沢山の観客と応援者で埋め尽くされました。走り慣れたコース、地元の皆さんの前で感謝の意味も込めて「絶対に勝たなきゃ!」という強い気持ちで挑みました。

しかし、序盤から、同志社大学の福本千佳選手のペースにもっていかれピンチ、終盤まで火花を散らしましたが、ラスト1kmで最後の力を振り絞りアタック、沢山の応援を頂きながらロード3連覇を果たすことができました。

女子ロードは福本のペースで進んだ女子ロードは福本のペースで進んだ photo:Hideaki.TAKAGI最後1kmでアタックを決め上野が3連覇最後1kmでアタックを決め上野が3連覇 photo:Hideaki.TAKAGI

女子は6種目完全制覇で総合9連覇を達成したものの、地元での総合初優勝を狙った男子は、日本大学の厚くて高い壁に拒まれ敗北し悔し涙を流し、日本大学は何と総合30連覇の偉業を成し遂げて、鹿児島での熱い戦いは幕を閉じました。

インカレロード4連覇、男女同時総合優勝達成

そして4年目のインカレは、私にとって2度目の青森大会。「最後のインカレ」「地元でのインカレ」「ロード4連覇」「女子総合10連覇」「4年連続全種目完全制覇」、「男女同時総合優勝」等々・・・・・と、沢山の思いを胸に大会を迎えました。

そしてトラックで5種目を制し、完全制覇にリーチの掛かった最終日のロードレース!

女子最終周回、上りピークでアタックする上野みなみ(鹿屋体育大)女子最終周回、上りピークでアタックする上野みなみ(鹿屋体育大) photo:Hideaki TAKAGIところがスタート1分前に私は、この4年間で最大のピンチを迎えました。メカニックが、厳しい上り坂に対応するために大きなギアを装着した私専用のホイールを他の男子選手に付けてしまうというミスが発生したのです。すでに男子選手がスタートした後だったため、私は平地用の小さなギアのついたホイールでスタートしなければならなくなりました。

絶体絶命のピンチに救世主が登場しました。チームメイトのさくらです。「ロードはみなみの方がチャンスがあるから私のホイールを使って!」と躊躇すること無く後輪を交換してくれたのです。

私の4連覇もありますが、展開によってはさくらも十分優勝が狙える選手です。これでさくらの優勝の可能性はかなり低くなった分、「自分の為にもさくらの為にも、何が何でも私が優勝するしかない」と覚悟して、責任重大の緊張した状況でスタートしました。

女子最終周回、ゴールへ向け独走する上野みなみ(鹿屋体育大)女子最終周回、ゴールへ向け独走する上野みなみ(鹿屋体育大) photo:Hideaki TAKAGIレースは淡々と進み、ある程度人数が絞られてからは殆ど動きがありません。全日本学生タイムトライアルで優勝した小島蓉子選手を中心に日本体育大学は大勢残っていますし、全日本学生選手権で優勝した早稲田大学の合田祐美子選手も快調で、集団のままでジャン(最終周回を告げる鐘)が鳴らされて最終周回に。

泣いても笑ってもこの1周で勝負が決まります。

不安だらけのこの絶妙のタイミングで、私の横にさくらが並び「みなみならいけるから!大丈夫だから!」と声をかけてくれ、落ち着きを取り戻し力が沸いてきました。

地元出身の私は他の誰よりもこのコースで苦しんできたし、知り尽くしています。負ける訳にはいきません。勝負は1度と決めて、最後のきつい上りを過ぎたと同時にアタック! 周りを振り切ると、今までの沢山の思いを込めて必死でフィニッシュ地点まで走り切りました。そしてロード4連覇という最高の形で最後のインカレは終わりました。

地元青森でついにインカレ4連覇を達成地元青森でついにインカレ4連覇を達成 photo:Hideaki TAKAGI
振り返ってみると、4回しかないインカレで、3回も地元で開催してもらえるなんて、私はどれだけ幸せ者なのだろうと思いましたが、その度に地元関係者から「みなみが勝ったから頑張って開催して良かったよ!」と話を聞き、結果で期待に応えられて恩返しが出来たことに正直ほっとしています。

創部19年目で史上初の男女総合優勝創部19年目で史上初の男女総合優勝 photo:Hideaki TAKAGI女子は4年連続・6種目完全優勝で、10年連続11回目の総合優勝を決めました。それと同時に男子もロードレースで1年の徳田優が逃げ切り優勝し、青森山田高校卒の石橋学が3位になり、奇跡的な大逆転の末、わずか3点差で日本大学を逆転し、目標としていた男女同時総合優勝を達成。全員で歓喜の涙を流し、肩を組んで優勝の校歌を熱唱し、黒川監督の巨体を胴上げ、一生忘れられない感動を体験することが出来ました。

ここまで来るのはとても大変でしたが、辛いときにいつも近くにいて支えてくれた黒川監督、チーム作りに一生懸命取り組んだ同期の仲間、最後まで諦めなかったチームメイト、いつも応援してくれている親・保護者のみなさん、OB・OGの先輩方、スポンサー様、地元のみなさん、関わっているすべての人に感謝の気持ちで一杯になりました。

そして「鹿屋に入り、このメンバーで走れて本当に良かった」と素直に思いました。勿論、夜の祝勝会は総務部長、いや宴会部長として仕切らせて頂きました(笑)

世界の壁を体感する

インカレから一息ついて9月の末に、私はイタリアに向かいました。国際ロードランキングで今期シーズン国内トップだった私にロード世界選手権の出場機会が巡ってきたからです。
2009年ジュニア世界選手権(ロシア大会)ポイントレース銅メダルに続き、2011年のトラック世界選手権(オランダ大会)ポイントレース4位、同年のユニバシアード大会(中国大会)ポイントレース銅メダルと、トラックでは成績を残してきた私ですが、ロードでは初めての世界選手権です。

世界選手権ロードのスタートラインに向かう上野みなみ(鹿屋体育大学)世界選手権ロードのスタートラインに向かう上野みなみ(鹿屋体育大学) photo:Riccardo Scanferla最終周回に入れずDNFに終わり、世界との差を知る最終周回に入れずDNFに終わり、世界との差を知る photo:Kei Tsuji

実はヨーロッパでの本場のレースを走るのも、140人という大集団で走るのも初めてで、世界のロードレースがどんなものか全く予想がつきませんでした。

心配しましたが、周りのスタッフの支援により上手くスタート。最初は集団内で上手く位置取り、周囲を見るとマリアンヌ・フォス(オランダ)やジョルジャ・ブロンジーニ(イタリア)がいて、「うわぁ本物!」と、興奮しながら楽しく走っていました。

それでも、急に道が狭くなったり石畳があったりするとドンドン位置取りが難しくなり、周回コースに入るとスピードアップした上位グループに、後続の100名以上の選手は置いて行かれてしまい、結局DNF。私もそのなかの一人となり世界との力の差を知ることになりました。

結果からみると今回は全く駄目でしたが、普段では経験できない高いレベルの走りや、世界との差を直接感じることができ、沢山の貴重な経験が出来ました。なんと言っても華やかな本物のロードレースに触れて、「もっと強くなってこの世界で活躍したい」と強く思うようになりました。

あっと言う間の大学4年間が間もなく終わろうとしています。大学途中で卒業後は競技を続けるか悩んだこともありますが、今は3年後のリオデジャネイロオリンピックまでは、さくらと共にがんばろうと決意しています。

上野みなみと塚越さくら、切磋琢磨し合う2人の同期生がリオ、そして東京五輪出場を目指す上野みなみと塚越さくら、切磋琢磨し合う2人の同期生がリオ、そして東京五輪出場を目指す photo:Hideaki.TAKAGI
そして、ただ出場するではつまらないと思っています。リオで活躍できなければ2020年の東京オリンピックが狙えなくなるとわかっているからです。

2020年の夏に向け、日本人アスリートとして最大のチャンスを貰った私たちに、迷っている時間はありません。
「前進あるのみ」、頑張る鹿屋体育大学チーム、そして私の事をこれからも応援して下さい!

プロフィール
上野 みなみ うわの みなみ
1991年5月18日生(22歳)青森県出身
鹿屋体育大学4年
八戸工業高校入学時に両親の勧めで自転車競技を始め、頭角を現す。トラック中長距離では世界選手権4位やユニバシアード銅メダルなど日本人過去最高の成績を誇る。

鹿屋体育大学進学でロードも強化、インカレ4連覇など多くの実績を残し、日本の未来を担う逸材として期待を集める。

【ロードの主な戦績】
2009年
全日本高等学校選抜自転車競技大会(福岡)ロード 優勝
全日本自転車競技選手権大会ロードレース(広島) 2位
2010年
全日本大学対抗選手権(インカレ・青森)70kmロード 優勝
全日本ステージレース(岩手)第1ステージ・3.3kmTT  優勝
2011年
ユニバシアード大会(中国)チームロード 5位
全日本大学対抗選手権(インカレ・長野)50kmロード 優勝
ジャパンカップ(栃木)42.3kmロード 2位
2012年
アジア選手権(マレーシア)個人ロードTT 銀メダル
全日本TT選手権(秋田)個人ロードTT 2位
全日本学生選手権個人ロードレース(長野)100kmロード 優勝
全日本大学対抗選手権(インカレ・鹿児島)72kmロード 優勝
ジャパンカップ(栃木)42.3kmロード 3位
2013年
アジア選手権(インド)個人ロードTT 銀メダル
Women’s ツアー・オブ・タイランド(タイ) 総合4位
全日本TT選手権(秋田)個人ロードTT 3位
全日本大学対抗選手権(インカレ・青森)84kmロード 優勝

Panaracer「RACE C(classic)EVO2」tubular

ヨーロッパの荒れた路面に対応する「RACE A Evo2 」チューブラーのミックスパターンバージョン。

パナレーサー RACE C EVO2チューブラーパナレーサー RACE C EVO2チューブラー (c)パナレーサーヨーロッパのレースで使用されるコースには、その歴史の積み重ねによって表面が削れ、砂が浮き、荒れている路面も多々存在する。「RACE C (classic) EVO2」は、そんな荒れた路面に対応するため、昔から愛され続けているミックストレッドパターンを採用。

「RACE A EVO2」チューブラー同様に「ZSGデュアルコンパウンド」「PTベルト」「R'AIRチューブ」のテクノロジーが活かされており、パナレーサーサポートチーム「ソジャサン」も、この「RACE C EVO2」で「ツール・ド・フランス」に参戦した。

また「RACE C EVO2」には、世界で最も過酷なレースとして名高い「パリ〜ルーベ」を闘うために26mm幅もラインナップされており、ブルベにチューブラーで挑まれる方にもオススメのタイヤだ。

商品名「Panaracer RACE C(classic)EVO2」tubular
サイズ及び重量700×23mm(280g)、700×26mm(320g)
税込参考価格9,890円

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ソジャサン ニュース
ツール・デュ・リムザン(UCI2.1)
第1ステージ9位アントニー・ドゥラプラス選手(ソジャサン)
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第2ステージ3位ジュリアン・シモン選手(ソジャサン)
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第3ステージ2位ジュリアン・シモン選手(ソジャサン)
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第4ステージ5位ジュリアン・シモン選手(ソジャサン)
個人総合成績9位アントニー・ドゥラプラス選手(ソジャサン)
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Panaracerサポート選手の注目ニュース&リザルト
シマノ鈴鹿国際ロードレース2013
8位マリウス ヴィズィアック選手(マトリックス・パワータグ)
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全日本大学対抗選手権自転車競技大会2013 ロードレース
男子個人優勝徳田優選手(鹿屋体育大学)
 3位石橋学選手(鹿屋体育大学)
男子ロード部門総合成績1位鹿屋体育大学
男子総合成績1位鹿屋体育大学
女子個人優勝上野みなみ選手(鹿屋体育大学)
 5位塚越さくら選手(鹿屋体育大学)
女子ロード部門総合成績1位鹿屋体育大学
女子総合成績1位鹿屋体育大学
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Jプロツアー第11戦 東日本ロードクラシック
4位飯野智行選手(宇都宮ブリッツェン)
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Jプロツアー第12戦 タイムトライアルチャンピオンシップ
2位ビセンテ・ガルシア選手(マトリックスパワータグ)
4位窪木一茂選手(マトリックスパワータグ)
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ツール・ド・北海道2013(UCI 2.2)
第1ステージ2位ビセンテ・ガルシア選手(マトリックスパワータグ)
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第2ステージ8位ビセンテ・ガルシア選手(マトリックスパワータグ)
関連ニュース:ブリヂストンアンカーが大逆転 トマ・ルバが総合リーダーに
第3ステージ優勝山本元喜選手(鹿屋体育大学)
 4位ビセンテ・ガルシア選手(マトリックスパワータグ)
チーム総合順位3位マトリックスパワータグ 
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Jプロツアー第13戦 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ2013
優勝ビセンテ・ガルシア選手(マトリックスパワータグ)
4位マリウス・ヴィズィアック選手(マトリックスパワータグ)
5位鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)
団体賞1位(輪翔旗)マトリックスパワータグ
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第68回国民体育大会東京2013 ロードレース
優勝窪木一茂選手(和歌山県教育庁、マトリックスパワータグ)
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Jプロツアー第14戦 いわきクリテリウム2013
優勝ビセンテ・ガルシア選手(マトリックスパワータグ)
3位鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)
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Jプロツアー第15戦 知多半島・美浜クリテリウム2013
優勝ビセンテ・ガルシア選手(マトリックスパワータグ)
2位マリウス・ヴィズィアック選手(マトリックスパワータグ)
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第25回 佐渡国際トライアスロン大会
Aタイプ 優勝西内洋行選手(team TBB)
第19回 日本トライアスロン選手権
3位下村幸平選手(BOMA RACING)
大分国際車いすマラソン
2位(日本新記録)土田和歌子選手(サノフィ アベンティス)
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