タイヤやチューブの取り付け/取り外しの際に便利なアイテム「タイヤパウダー」がパナレーサーより登場した。

タイヤパウダーは、シティサイクル等アーバンユースに向く、タイヤとチューブの密着面の環境を改善する目的で開発された自転車タイヤ用アイテム。これを塗布しておけば、悩ましいチューブとタイヤの密着が解消される。

パナレーサー タイヤパウダーパナレーサー タイヤパウダー (c)パナソニックポリテクノロジー

タイヤパウダーの主成分は滑剤のタルクと定着剤の酸化チタンで、表面はミネラルオイルで極めて薄く、かつ均一にコーティングされる。オイルはゴムの劣化防止剤としても用いられるワックス系オイルを精製したもので、タイヤ/チューブを保護しつつ、パウダーの飛散を防止する効果があるという。

チューブ取り付けの際にタイヤ内側に散布するとチューブがすべり、正しい位置へと収めることができる。空気圧を上げてタイヤとチューブが密着した状態になると、配合された酸化チタンの働きによって必要以上に滑らないように作られている。長期間使用した際にもタイヤとチューブが固着することを防止し、整備性の向上を図ることができるという。

また、ゴムのりでパンク修理を行った際にタイヤパウダーを使用すると、タイヤ内側へのパッチの張り付きを防ぐ効果もあるとのこと。内容量は50gで、ロードタイヤ約20本分、MTB用タイヤでは約10本分。整備やパンク修理の際に最適なアイテムといえるだろう。抗菌処理済み塗布用スポンジが付属する。


パナレーサー タイヤパウダー
■成 分:タルク、酸化チタン、ミネラルオイル、グンジョウ
■内容量:50g(ロードタイヤ約20本分、MTB用タイヤ約10本分)
■価 格:980円(税込)

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