エキップアサダのシクリズムジャポンが開催するロングライドイベント「シクロ八ヶ岳」。本場ヨーロッパで人気のイベントをモチーフにスタートしたシリーズの第4弾は、獲得標高差6000mを越えるダイナミックなコース。サポート体制も整った安心してチャレンジできる大会だ。

シクロ八ヶ岳はシクリズムジャポンが主催する長距離イベントシクロ八ヶ岳はシクリズムジャポンが主催する長距離イベント 二日間での獲得標高差6000m強(最上位クラスの場合)、走行距離300kmと国内最強クラスのダイナミックなコースを取り入れて開催される「シクロ八ヶ岳」。そのハードさは、ちょうど今年のツール・ド・フランスでラルプデュエズが登場した、第19ステージを往復する程度の標高差になるというから驚きだ。

毎回チャレンジングなルート設定が話題のシクロ八ヶ岳だが、イベント自体の趣旨はなかなかユニーク。いわゆる他人よりも早くゴールすることを目的とした“レース”形式ではなく、この険しいルートを全員で走り抜くことを目的にしたイベントだ。そのための工夫やサポート体制がしっかりとされていることが、この大会の一番の特徴といえる。

例えば参加者のグループ分けもそのひとつ。これは参加者の体力に合わせて4つのグループに分け、だいたいペースの同じような参加者同士でゴールを目指そうというもの。「ゆっくり走る」1組〜「体力自慢の速い人」4組までが設定。これらのグループは、それぞれ参加者の自己申告により決定される。

参加者の体力に合わせたグループで進行する参加者の体力に合わせたグループで進行する ルートも2つ用意されるのでレベルに合わせて走ることが可能ルートも2つ用意されるのでレベルに合わせて走ることが可能 参加者全員で完走を目指す参加者全員で完走を目指す


山のルートも一丸となって進んでいく山のルートも一丸となって進んでいく また、かなりハードな道のりはAコース/Bコースの2つのルートが設定される予定。途中の山岳を若干省いたBコースは、獲得標高差もちょっと少なめ。今のところ、「ゆっくり」の1組はBコースを予定しているが、その他の組も当日の状況をみながら判断するという。

この他にも参加者が無事に完走することを、サポートカーやセキュリティライダーの伴走、補給食の提供などで手厚くバックアップする準備も万全。とにかくみんな揃って完走することを目的としたイベントだ。

エキップアサダオリジナルの山岳賞ジャージを着て走る参加者エキップアサダオリジナルの山岳賞ジャージを着て走る参加者 参加者と一緒に走るセキュリティーライダーとしては、先のツール・ド・フランスのTV中継などで、解説者としてもお馴染みのエキップアサダ浅田顕監督、シクロパビリオンのチーフインストラクターであるアイカワショウや、エキップアサダの次代を担う強化選手EQADS(エカーズ)の選手たちも参加予定。宿泊先のホテルでは、恒例のマル秘講義等の式典を実施する予定というから、こちらも楽しみだ。


シクロ八ヶ岳 開催要項
日時:2010年9月10(土)~11日(日)
1泊2日間ルート
・埼玉県東松山市「シクロパビリオン」~シーナック・キャビン
・往路獲得標高 3400~3660m
・復路獲得標高 2200~2460m
・2日間往復距離 277~290km
・コース図(外部リンクYahoo ルートラボ)
 Aコース: http://yj.pn/GfAMcI
 Bコース: http://yj.pn/FN8TB0
(1組はBコースを予定しています。その他の組みは、状況を見て判断します)
※ルートのデータファイル(KML、GPX、TCX形式)をダウンロード可能です。

グループ分け
体力別にグループ分けを行い(自己申告制)、時差スタートにて推奨する一般道路コースをサイクリング(競走ではない)で目的地を目指す。
・1組:ゆっくり走る方
・2組:じっくり走る方
・3組:脚力に少し自信がある方
・4組:速い方

参加資格
・16歳以上の健康な男女
・ロードバイク限定

参加費(税込)
一般:26,000円 CP会員:24,000円
2日間往復(宿泊費込みです)

参加資格:16歳以上の健康な男女
※未成年者の参加は、保護者の同意が必要です。
定員:60名(先着順・定員になり次第締切※入金順)
主催:株式会社シクリズムジャポン
協力:株式会社ウエイブワン
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