注目が高まるE-MTBオンリーのエンデューロレース「ENS-e」がいよいよ始動する。4月4日、茨城県のダイナコパークにて、記念すべき初戦が開催される。レース経験のない方でも楽しめるよう、様々なアテンドやレンタル参加プランなども計画されたビギナーフレンドリーな大会だ。



E-MTBオンリーのエンデューロレース ENS-eが4月4日に開催E-MTBオンリーのエンデューロレース ENS-eが4月4日に開催 (c)ダイナコ
コンパクトでパワフルな電動アシストユニットが搭載されたE-MTB。登りでの体力消耗を抑えつつ、下りを楽しめるとあって世界中のMTBライダーから熱い視線を浴びる存在だ。日本においても、ここ数年で本格的なE-MTBが各社からリリースされ、山中でも目にする機会が増えてきた。

そんな注目度抜群のE-MTB専用のエンデューロレースとして今回開催されるのが「ENS-e」。エンデューロレースとは、耐久イベントの別称としてのエンデューロとは異なり、いわゆるラリー形式のMTBレース。計測対象となる下りセクションと、それらを繋ぐリエゾンによって構成されるレースで、下りだけでなく登りを含めた総合的な能力が問われることで人気を集める形式だ。

国内のエンデューロレースシーンをけん引する"ENS"シリーズに加わる形で開催されることとなったENS-eの舞台となるのが、運営に携わるダイナコの管理するMTBパーク「ダイナコパーク」。総距離1300mの3つのセクションは、コンパクトなエリアながら乗って楽しいコースに仕上げられ、E-MTBの楽しさを味わえるイベントとなっている。

計3セクション 総距離1300mのコースが用意される計3セクション 総距離1300mのコースが用意される (c)ダイナコ
午前、午後の2部構成となっており、合計で6ステージの計測を行うこととなっている。1日で2大会に参加できるようなイメージだ。カテゴリーはENSに準じており、AAからCに至るまで4つのクラスに加え、MTB初心者のためのファーストタイマーの部も用意されている。

レース経験が無い初心者向けに、プロライダーやインストラクターがアテンド・アドバイスを行ってくれる他、トレックのRailシリーズやPowerflyシリーズをはじめとした、本格的なE-MTBのレンタル車も用意されている。レンタルプランの場合は午前か午後、どちらかの参加となる。

トレック Rail 9.7トレック Rail 9.7 (c)トレック・ジャパントレック Powerfly 5トレック Powerfly 5 (c)トレック・ジャパン


申し込み受付中! 3月24日まで

さて、そんなENS-eは現在参加者を募集中。エントリーは専用のwebフォームから可能となっている。参加費は8,000円。基本的には事前振込となるが、天候などが不安な方に向けては追加フィーを払うことで当日払いも可能となっている。なお、レンタルプランはこちらのページより申し込むことになる。定員50名に達し次第、受付終了となるため、気になる方は今すぐエントリーしてみては。



ENS-e
開催日程:2021年4月4日(日)
開催場所:ダイナコパーク 
主催:ENS実行委員会
運営:株式会社ダイナコ
定員:50名
募集期間:~3月24日(水)
カテゴリー:AA、A、B、C、ファーストタイマー 
レンタル車両:計10台程度
レンタルプランでは午前または午後の半日(3ステージ)への参加となります。
 *体格に対しできる限り適正サイズの車両を貸し出しできるよう調整
 *割り当てブランド、車種については適正サイズを優先し、運営側でランダムに決定します。
参加費:8,000円

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