イギリスの小径車メーカー、ブロンプトンがオーナーを対象とする全日本選手権レース、ブロンプトン・ジャパニーズチャンピオンシップを5月30日に開催する。スーツとネクタイが着用義務のこのレースの優勝者には、本国イギリスでの世界選手権への参加権利と航空券が与えられる

ブロンプトン・ワールド・チャンピオンシップ(略称BWC)は、今年で5年目を迎えるブロンプトンの祭典で、母国である英国での開催は3回目を数える。

レース参加者は全員スーツジャケットに襟付きシャツにネクタイを着用した英国紳士さながらのスタイルに身を包み、My Bromptonで真剣勝負のロードレースを繰り広げることになる。2010年のBWCは昨年同様、英国を象徴する場所であるブレンへイム宮殿で開催が予定されている。

スーツにネクタイの着用義務のあるブロンプトン・ワールド・チャンピオンシップスーツにネクタイの着用義務のあるブロンプトン・ワールド・チャンピオンシップ (c)ミズタニ自転車株式会社

それに先立ち、今年から英国以外のいくつかの国で前哨戦としてのブロンプトン・チャンピオンシップの開催が決定。そのうち日本で行われる大会が、この「ブロンプトン・ジャパニーズ・チャンピオンシップ」(略称BJC)だ。

各国のチャンピオンシップで優勝した男子・女子の各1名は、ブロンプトンの母国である英国に招待され、BWCに参戦し、そこで世界の頂点を決することになる。つまり、ブロンプトン・ジャパニーズ・チャンピオンシップは、ブロンプトンレーサーの日本一を決めるだけではなく、世界一決定戦への切符をかけた争いにもなる。

参加者のブロンプトンがみな折り畳まれた状態は壮観参加者のブロンプトンがみな折り畳まれた状態は壮観 (c)ミズタニ自転車株式会社

スーツにネクタイと英国紳士スタイルでの一風変わったレースだが、それこそブロンプトンのブランドスピリットが生きるフィールド。世界選手権を狙う・狙わないは置いておいても、ブロンプトンオーナーなら参加する価値ありの大会となりそうだ。

また、観戦するだけでも面白いイベントになること必至。普段ロードレースなどの観戦ファンという人も、一風変わったこのレースを観に行ってみてはどうだろう?

ブロンプトン・ジャパニーズチャンピオンシップ2010

開催場所:学校法人 日本自動車大学校内 NATSオートモーティブ・パーク
開催時間:受付10:00〜11:00 イベント終了15:00予定
開催種目:【チャンピオンシップロードレース】一周1.2kmのロードコースを10周(合計12km)し、走行タイムにて順位を決定します。
参加者規定:ブロンプトンを所有している健康な男女。(レースへの参加は18歳以上とさせていただきます。)
BJC参加費:¥4,000(傷害保険・参加賞含む)

レース規定:優勝者には英国開催のブロンプトンワールドチャンピオンシップへの招待と英国への往復航空券が贈呈されます。(本国でのレースイベントに参加することが条件になります。)

カテゴリー:オープンメンズ、オープンレディースの2カテゴリーに分かれます。各クラスの上位3位までが表彰対象、上位6位までが入賞となります。

車両規定:
1. レースで使用する自転車はブロンプトンでなければなりません。
2. 参加者は安全に十分配慮された車両をしなければなければなりません。原型をとどめない車両、極度の軽量化加工など、主催者が安全な走行ができないと判断した車両は参加できなくなる可能性もあります。
3. ブロンプトン社規定により下記に準ずる車両のみが本イベントへ参加することが可能です。

*ブロンプトンはオリジナルのとおりに折り畳めなめなればならない (ペダル除く)
*変速機の段数はオリジナルに準ずるものとする (1,2,3,5,6段変速)
*ハンドルバーの形状はオリジナルに準ずるものとする (S,M,Pハンドルの各形状のもの)なお、Sハンドルへのバーエンドの装着は可能とする(スピナッチなどのTTバーなどは不可)
服装規定:全ての参加者は、スーツジャケット、襟付きのシャツとネクタイを着用してください。(但し、女性は襟付きシャツにジャケットで可。)
*パンツについてはスーツパンツ、ショーツ、7分丈パンツ及びスカートの着用をお願いします。
*レースでは必ずヘルメットを着用してください。(シューズ規定はありません。)
*レーシングパンツなどの着用は禁止ですが、アンダーウエアとしては可能です。

定員
男女あわせて150名で、先着申し込み順となります。

参加申し込み
【申込期間】
2010/4/20(火)〜5/17(月)
【BJC参加費】
¥4,000 (傷害保険・参加賞含む)
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