2019/04/30(火) - 10:34
長野県の安曇野エリアを舞台に開催された桜のアルプスあづみのセンチュリーライド。満開の桜と北アルプスの雄大な自然のなか行われた11年目の定番ロングライドイベントを実走レポートでお届けします。
この日の天気予報の予想最高気温は21℃。朝は寒いものの、暖かくなることを見越して体温調整できる重ね着(専門用語ではレイヤリング)のサイクルウェアで梓水苑のスタート地点に集まった参加者たち。150kmクラス第1組目のスタートは朝5時半だ。
まばゆい朝日。そして桜はまさに満開状態で迎えてくれる。大会プロデューサーの鈴木雷太さんの朝の挨拶では、「100%の安全」が呼びかけられた。そのスローガンは近年のこの大会でしきりに呼びかけられているもの。交差点では必ず一時停止をして、安全を確認してから渡るというもの。ここまで安全管理を徹底して呼びかける大会は珍しい。
そして、今大会ではAEDを背負った医療ボランティアスタッフ19人が自転車で実走しながらサポートしてくれるという。昨年、走行中に倒れたものの無事助かった方が居た。その経験から万が一への備えをしようということで、消防職員、救急救命士、医師、看護師の資格を持った医療ボランティアを募り、AEDを背負って参加者たちと一緒に走りながらサポートするという。
いよいよスタート。プロさながらのサポートをしてくれるマヴィックカーの先導で走り始めると、すぐに満開の桜並木が迎えてくれる。まさに最高潮の状態で、ピンクがほわっと明るく照らしてくれる花道を走り出していくのは本当に気分がいい。でも、「今日は早めに雲が出そう」という情報も。
第1エイドの国営アルプスあづみの公園では、恒例となっている補給食のコッペパンが嬉しい。用意された数種類のジャムを塗っていただきます。スタートが早朝のため、これを朝食代わりしっかり食べるのがリピーターさんたちのルーティーン。ホワイトチョコベースの銘菓「あずさ」もいただいて、身体のスタートアップは十分。
100kmクラスと80kmクラスのスタート地点は、ここ国営アルプスあづみの公園から。ここで走力を考慮して仲間と合流する参加者たちも。梓水苑からスタートする150kmクラスの参加者たちは公園の南入口である「須砂渡口ゲート」から入っていくが、あづみの公園のスタート地点は公園北にある「穂高口ゲート」付近となるので注意が必要だ。
あづみの公園スタートに集まる参加者たちは梓水苑とは少し雰囲気が異なる顔ぶれ。初心者の方や女性グループ、家族連れといった面々がスタートに並ぶ。距離も少なく、スタート直後から平坦かつ下り基調のコースとなっている上、スタート時間は150kmスタートと同じ時間であるため、制限時間に余裕があり、完走のハードルが下がっているのだ。
4人ほどのグループに分かれて順次スタートしていくのは梓水苑と同じ。小さなグループでマイペースに走り出していく。100kmと80kmの参加者全員がスタートし終えると、やっと150kmクラスの参加者が到着しだすスケジュール感。各クラスの参加者がコース上に集まりすぎず、程よい走行密度を維持できることになる。11年目を迎えた主催者の運営の知恵が見える。
朝陽が照らすなか、東に松本盆地を見下ろしながら山麓路を走っていく。松本盆地は地形学的に梓川や高瀬川による典型的な扇状地であり、河岸段丘などもはっきりを確認できる場所。東側をよく見れば1段下がった場所に盆地(生活地帯)があったかと思えば、遠くには再び山が見え、あづみの公園などがある西側も山岳地帯だ。
こういった起伏に溢れる地形というのはただ眺めるだけでも気持ちが良いもの。「あー気持ちいいところだね」なんて仲間同士で話しながら穏やかな時間を過ごしていく。少し肌寒い気温ではあるが、ペダルを回していれば程よい温度で走れるレベル。時折現れる満開の桜がライドに花を添えてくれる。
雑木林のような道を抜け、国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区)エリアに入っていく。くねくねと曲がりくねった林間路を通り抜けると、あづみの公園大町エイドに到着である。
エイドでのグルメが人気のAACR。中でも非常に人気なのがネギ味噌を乗せていただくおにぎり。ネギ味噌は2種類あり、ネギの旨味が味噌と合わさった”伝説のネギ味噌”と、こしょうが効いた辛口の”辛こしょうの麹くん”の2種類。どちらもご飯に非常に合う美味しさ。おにぎりはおかわりオッケーなので、好きなだけ食べる事が出来る。
甘味には黒豆ようかんを用意。安曇野市松川村の黒豆と信州のおいしい水で作ったようかんは透き通るような甘さ。甘いと塩っぱいでこの後のライドも頑張れそうだ。
山麓路から盆地の方へ高度を下げていく。この辺りから時折、北アルプスの山々が姿を現す。今年は例年に比べ、季節を通して気温が上がりきらなかったため残雪が多く、荘厳な雰囲気を漂わせている。木崎湖エイドまでの10kmをダイナミックな景色を楽しみながら進んでいく。
木崎湖エイドでは定番の漬け物バイキングと草餅が振る舞われた。バリエーション豊かな10種類ほどの漬け物が振る舞われ、全部美味しい。野菜はもちろん地元長野の新鮮な野菜が使われており、味付けも程よい塩梅。サラダ感覚で沢山頂ける。因みに筆者のおすすめはきゅうりの浅漬中華風。普通の浅漬にラー油やごま油で風味がつけられているのか、非常に美味しいので家でも試してみようと思った。
南北に長い木崎湖の西岸を駆け抜ける。周辺にはキャンプ場などの各種アクティビティ施設があり、観光地として発展してきた木崎湖。映画やドラマの舞台として幾多の作品にも登場しており、その美しい風景が見どころだ。快調なペースで湖畔を後にする。
その後も中綱湖、青木湖と仁科三湖を通過していく。青木湖の定番撮影スポットでは多くの人が自転車を停め、冠雪した白馬岳をバックに記念撮影。晴れていれば湖面に荘厳な山々が映り、素晴らしい景色が楽しめるのだ。
白馬村に入ると、より北アルプス山脈の姿を間近に捉えることができる。四方八方を険しい山々に囲まれ、自然の偉大さを身をもって体感できるエリアだ。とは言っても走るコースには登りはほとんどなく、白馬エイドに到着する直前に少しだけ登坂があるのみ。登りが苦手な人でも楽しく走ることが出来るだろう。
白馬岩岳スキー場のゴンドラ前に設置された白馬岩岳エイドでは、信州の名産品であるお蕎麦とお漬物が登場。香りの良いお蕎麦はさすがそば処信州といったところ。ツルツルと美味しく頂ける。汁は冷たいのと温かいのから選ぶことができ、当日は気温が上がらなかったこともあり、温かい方が人気だったようだ。このエイドではなぜか毎年、松田聖子の懐かしい曲が流されている(笑)。
参加者の皆さんの一言インタビュー
東京から来たというご家族は小学2年生のタクト君の100km完走に挑戦。お父さんによると「AACRは昔に出たことがあるのですが、それ以降は子供が生まれたりして出ることが出来ませんでした。ただ息子には様々な事に挑戦させていて、今回も初めての100kmサイクリングということでチャレンジすることにしました。」と、家族で挑戦しに来たとのこと。
富山県から参加しているという越中サイクリング部の皆さんはお揃いのジャージで参加。3名の方はAACRに以前から参加していたチームメンバーに誘われての初参加だという。「いつも走っている富山の風景とは違って、どこも桜が満開ですし、右手に盆地を眺めながら走るのも新鮮でいいですね。エイドの食べ物もどれも美味しくて最高です!」
千葉から参加している方は当初、緑のAACRに参加しようとしていたけども、間違えて桜のAACRに申し込んでしまったと言いながらも「桜のAACRで正解ですね。普段は筑波山の辺りを走っているのですが、こんなに山が連なってはいませんし、綺麗な景色ですね。第1エイドはカステラにホワイトチョコをコーティングしたお菓子が美味しかったです。」とコメントしてくれた。
東京から来たというカップルは昨年サイクルトレインに参加して楽しかったので2度目の参加。「今年もサイクルトレインに参加しようと思っていたのですが、なくなってしまったので80kmクラスにしました。でも昨年より走れているような気がしてすごく楽しいです。梓水苑スタートは直後に登りがあるので大変でしたが、こちらのスタートは下りから始まるので良いですね。それとネギ味噌がとっても美味しかったので帰りに買って帰りたいです。」ニコニコしながら話してくれた。
埼玉県から来たという会社の同僚とその友達グループの皆さん。ロードバイクを初めて1、2年ほどの人が多いということで、皆で出てみようとチョイスしたのがAACRとのこと。「自転車に慣れてきたので、皆でイベントに出てみようということになりました。エイドの食事も美味しいし、山の景色も綺麗で最高ですね。いい思い出になりそうです。」様々なレベルの人がグループで楽しめるのもAACRの良さだろう。
新潟県から来たというカップルはもともと長野が地元だという彼女のおすすめで参加。「AACRは3回目なんですが、すごく楽しくて来ました。桜のAACRは初めての参加なんですが、桜が綺麗で良いですね。エイドのグルメもネギ味噌おにぎりが美味しかったです」。ネギ味噌おにぎりがかなりの好評グルメのようだ。
東京から来た女性2名は普段は多摩川CRで自転車を楽しんでいるお友達。「昨年は緑のAACRに出たんですが、来年は桜にしようということで来ました。やっぱり桜が綺麗でいいですね。緑とは雰囲気が違って良いですね。エイドでは黒豆ようかんが美味しかったです。あと、ネギ味噌おにぎりも美味しかったです。第1エイドのチューリップも綺麗でした。景色と食べ物で大満足です。」とお話してくれた。
走りのコースもエイドで出されるグルメも、周りの山々と桜が織り成す景色もどれも満足度の高い桜のアルプスあづみのセンチュリーライド。折返し地点を過ぎ、後半に参ります。
続く。
text&photo:Makoto.AYANO,Kosuke.Kamata
この日の天気予報の予想最高気温は21℃。朝は寒いものの、暖かくなることを見越して体温調整できる重ね着(専門用語ではレイヤリング)のサイクルウェアで梓水苑のスタート地点に集まった参加者たち。150kmクラス第1組目のスタートは朝5時半だ。
まばゆい朝日。そして桜はまさに満開状態で迎えてくれる。大会プロデューサーの鈴木雷太さんの朝の挨拶では、「100%の安全」が呼びかけられた。そのスローガンは近年のこの大会でしきりに呼びかけられているもの。交差点では必ず一時停止をして、安全を確認してから渡るというもの。ここまで安全管理を徹底して呼びかける大会は珍しい。
そして、今大会ではAEDを背負った医療ボランティアスタッフ19人が自転車で実走しながらサポートしてくれるという。昨年、走行中に倒れたものの無事助かった方が居た。その経験から万が一への備えをしようということで、消防職員、救急救命士、医師、看護師の資格を持った医療ボランティアを募り、AEDを背負って参加者たちと一緒に走りながらサポートするという。
いよいよスタート。プロさながらのサポートをしてくれるマヴィックカーの先導で走り始めると、すぐに満開の桜並木が迎えてくれる。まさに最高潮の状態で、ピンクがほわっと明るく照らしてくれる花道を走り出していくのは本当に気分がいい。でも、「今日は早めに雲が出そう」という情報も。
第1エイドの国営アルプスあづみの公園では、恒例となっている補給食のコッペパンが嬉しい。用意された数種類のジャムを塗っていただきます。スタートが早朝のため、これを朝食代わりしっかり食べるのがリピーターさんたちのルーティーン。ホワイトチョコベースの銘菓「あずさ」もいただいて、身体のスタートアップは十分。
100kmクラスと80kmクラスのスタート地点は、ここ国営アルプスあづみの公園から。ここで走力を考慮して仲間と合流する参加者たちも。梓水苑からスタートする150kmクラスの参加者たちは公園の南入口である「須砂渡口ゲート」から入っていくが、あづみの公園のスタート地点は公園北にある「穂高口ゲート」付近となるので注意が必要だ。
あづみの公園スタートに集まる参加者たちは梓水苑とは少し雰囲気が異なる顔ぶれ。初心者の方や女性グループ、家族連れといった面々がスタートに並ぶ。距離も少なく、スタート直後から平坦かつ下り基調のコースとなっている上、スタート時間は150kmスタートと同じ時間であるため、制限時間に余裕があり、完走のハードルが下がっているのだ。
4人ほどのグループに分かれて順次スタートしていくのは梓水苑と同じ。小さなグループでマイペースに走り出していく。100kmと80kmの参加者全員がスタートし終えると、やっと150kmクラスの参加者が到着しだすスケジュール感。各クラスの参加者がコース上に集まりすぎず、程よい走行密度を維持できることになる。11年目を迎えた主催者の運営の知恵が見える。
朝陽が照らすなか、東に松本盆地を見下ろしながら山麓路を走っていく。松本盆地は地形学的に梓川や高瀬川による典型的な扇状地であり、河岸段丘などもはっきりを確認できる場所。東側をよく見れば1段下がった場所に盆地(生活地帯)があったかと思えば、遠くには再び山が見え、あづみの公園などがある西側も山岳地帯だ。
こういった起伏に溢れる地形というのはただ眺めるだけでも気持ちが良いもの。「あー気持ちいいところだね」なんて仲間同士で話しながら穏やかな時間を過ごしていく。少し肌寒い気温ではあるが、ペダルを回していれば程よい温度で走れるレベル。時折現れる満開の桜がライドに花を添えてくれる。
雑木林のような道を抜け、国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区)エリアに入っていく。くねくねと曲がりくねった林間路を通り抜けると、あづみの公園大町エイドに到着である。
エイドでのグルメが人気のAACR。中でも非常に人気なのがネギ味噌を乗せていただくおにぎり。ネギ味噌は2種類あり、ネギの旨味が味噌と合わさった”伝説のネギ味噌”と、こしょうが効いた辛口の”辛こしょうの麹くん”の2種類。どちらもご飯に非常に合う美味しさ。おにぎりはおかわりオッケーなので、好きなだけ食べる事が出来る。
甘味には黒豆ようかんを用意。安曇野市松川村の黒豆と信州のおいしい水で作ったようかんは透き通るような甘さ。甘いと塩っぱいでこの後のライドも頑張れそうだ。
山麓路から盆地の方へ高度を下げていく。この辺りから時折、北アルプスの山々が姿を現す。今年は例年に比べ、季節を通して気温が上がりきらなかったため残雪が多く、荘厳な雰囲気を漂わせている。木崎湖エイドまでの10kmをダイナミックな景色を楽しみながら進んでいく。
木崎湖エイドでは定番の漬け物バイキングと草餅が振る舞われた。バリエーション豊かな10種類ほどの漬け物が振る舞われ、全部美味しい。野菜はもちろん地元長野の新鮮な野菜が使われており、味付けも程よい塩梅。サラダ感覚で沢山頂ける。因みに筆者のおすすめはきゅうりの浅漬中華風。普通の浅漬にラー油やごま油で風味がつけられているのか、非常に美味しいので家でも試してみようと思った。
南北に長い木崎湖の西岸を駆け抜ける。周辺にはキャンプ場などの各種アクティビティ施設があり、観光地として発展してきた木崎湖。映画やドラマの舞台として幾多の作品にも登場しており、その美しい風景が見どころだ。快調なペースで湖畔を後にする。
その後も中綱湖、青木湖と仁科三湖を通過していく。青木湖の定番撮影スポットでは多くの人が自転車を停め、冠雪した白馬岳をバックに記念撮影。晴れていれば湖面に荘厳な山々が映り、素晴らしい景色が楽しめるのだ。
白馬村に入ると、より北アルプス山脈の姿を間近に捉えることができる。四方八方を険しい山々に囲まれ、自然の偉大さを身をもって体感できるエリアだ。とは言っても走るコースには登りはほとんどなく、白馬エイドに到着する直前に少しだけ登坂があるのみ。登りが苦手な人でも楽しく走ることが出来るだろう。
白馬岩岳スキー場のゴンドラ前に設置された白馬岩岳エイドでは、信州の名産品であるお蕎麦とお漬物が登場。香りの良いお蕎麦はさすがそば処信州といったところ。ツルツルと美味しく頂ける。汁は冷たいのと温かいのから選ぶことができ、当日は気温が上がらなかったこともあり、温かい方が人気だったようだ。このエイドではなぜか毎年、松田聖子の懐かしい曲が流されている(笑)。
参加者の皆さんの一言インタビュー
東京から来たというご家族は小学2年生のタクト君の100km完走に挑戦。お父さんによると「AACRは昔に出たことがあるのですが、それ以降は子供が生まれたりして出ることが出来ませんでした。ただ息子には様々な事に挑戦させていて、今回も初めての100kmサイクリングということでチャレンジすることにしました。」と、家族で挑戦しに来たとのこと。
富山県から参加しているという越中サイクリング部の皆さんはお揃いのジャージで参加。3名の方はAACRに以前から参加していたチームメンバーに誘われての初参加だという。「いつも走っている富山の風景とは違って、どこも桜が満開ですし、右手に盆地を眺めながら走るのも新鮮でいいですね。エイドの食べ物もどれも美味しくて最高です!」
千葉から参加している方は当初、緑のAACRに参加しようとしていたけども、間違えて桜のAACRに申し込んでしまったと言いながらも「桜のAACRで正解ですね。普段は筑波山の辺りを走っているのですが、こんなに山が連なってはいませんし、綺麗な景色ですね。第1エイドはカステラにホワイトチョコをコーティングしたお菓子が美味しかったです。」とコメントしてくれた。
東京から来たというカップルは昨年サイクルトレインに参加して楽しかったので2度目の参加。「今年もサイクルトレインに参加しようと思っていたのですが、なくなってしまったので80kmクラスにしました。でも昨年より走れているような気がしてすごく楽しいです。梓水苑スタートは直後に登りがあるので大変でしたが、こちらのスタートは下りから始まるので良いですね。それとネギ味噌がとっても美味しかったので帰りに買って帰りたいです。」ニコニコしながら話してくれた。
埼玉県から来たという会社の同僚とその友達グループの皆さん。ロードバイクを初めて1、2年ほどの人が多いということで、皆で出てみようとチョイスしたのがAACRとのこと。「自転車に慣れてきたので、皆でイベントに出てみようということになりました。エイドの食事も美味しいし、山の景色も綺麗で最高ですね。いい思い出になりそうです。」様々なレベルの人がグループで楽しめるのもAACRの良さだろう。
新潟県から来たというカップルはもともと長野が地元だという彼女のおすすめで参加。「AACRは3回目なんですが、すごく楽しくて来ました。桜のAACRは初めての参加なんですが、桜が綺麗で良いですね。エイドのグルメもネギ味噌おにぎりが美味しかったです」。ネギ味噌おにぎりがかなりの好評グルメのようだ。
東京から来た女性2名は普段は多摩川CRで自転車を楽しんでいるお友達。「昨年は緑のAACRに出たんですが、来年は桜にしようということで来ました。やっぱり桜が綺麗でいいですね。緑とは雰囲気が違って良いですね。エイドでは黒豆ようかんが美味しかったです。あと、ネギ味噌おにぎりも美味しかったです。第1エイドのチューリップも綺麗でした。景色と食べ物で大満足です。」とお話してくれた。
走りのコースもエイドで出されるグルメも、周りの山々と桜が織り成す景色もどれも満足度の高い桜のアルプスあづみのセンチュリーライド。折返し地点を過ぎ、後半に参ります。
続く。
text&photo:Makoto.AYANO,Kosuke.Kamata
Amazon.co.jp