充実したオプショナルライドが用意される東武トップツアーズのホノルルセンチュリーライド・ツアー。直前走り方講座を終えた我々取材班は、プラクティスライドAとBの二手に分かれることに。本ページでは上級者向けとして走りごたえのあるコースが用意されたヌウアヌ・パリライドの模様をお届けしよう。



ツアーデスクのあるマリオットを10名の参加者と今中大介さんが出発するツアーデスクのあるマリオットを10名の参加者と今中大介さんが出発する
常夏の島らしいギラギラと輝く太陽の下、東武トップツアーズのツアーはプラクティスライドを迎える。プラクティスライド、つまり練習走行であるがトレーニングライドではない。どちらかというと習熟走行に近いライドだ。長時間の飛行機移動で凝り固まり浮腫んだ体を動かし血を巡らせるとともに、アメリカの交通状況に慣れようというもの。

2コースが用意されており、一つはワイキキをスタートし、ハナウマ湾で遊んでから引き返してくるプラクティスライドA、もう1つは大会当日は通過しない海岸線を通り、ヌウアヌ・パリ展望台へと登る走りごたえバッチリのプラクティスライドBだ。

ルートの距離は約60km、峠の標高が約356mと、160kmのセンチュリーライドが控えた前日にしては走りごたえバッチリ。日本自転車界のレジェンド今中大介さんがサポートとして集団を牽引してくれるという非常に豪華なライドだ。今年集まったのは10名。うち4名が女性。少人数だからこそ集まったライダーの脚力に合わせてアレンジすることができるという。

ホテルから本番も走るダイヤモンドヘッドまでの登りをいくホテルから本番も走るダイヤモンドヘッドまでの登りをいく
清々しい青空の中プラクティスライドBがはじまった清々しい青空の中プラクティスライドBがはじまった ハイウェー区間でガラスが通行帯いっぱいに飛散。パンクに見舞われるものの今中さんがレスキューハイウェー区間でガラスが通行帯いっぱいに飛散。パンクに見舞われるものの今中さんがレスキュー


毎年プラクティスライドBに帯同するのは編集長だけ。ホノルルに派遣される編集部員は読者と同じ様にレポートからその様子を伺うのみだったのだ。しかし、今年は編集部員が初めてプラクティスライドBに参加することに。見知らぬ土地(本番では走らない&海外)を走るという緊張感と高揚感を胸に、ツアーデスクのあるマリオットを飛び出した。

走り慣れたライダーが集まっている中上級者向けコースということもあり、ワイキキの街なかから郊外へでるのもスムーズ。右側走行、右折は基本的に赤信号でも進めるなどといったハワイの交通法規に頭を順応させながら足を回していく。今中さんを先頭に快速トレインが本番も走るカライアナオレ・ハイウェイを突き進む。

頭をハワイ仕様にアップデートさせる必要があるのは路面状況。日本と比較すると良いとは言えない舗装だという事を頭の片隅にいれておかないと、突如現れる小さな穴にリアホイールを突き上げられる目に遭ってしまう。更に今年はプラクティスライドの3日前に豪雨が降ったせいか、自転車走行帯に小石が非常に多く溜まっていた。

ハナウマ湾までの登りも気持ちよく走れるスポットハナウマ湾までの登りも気持ちよく走れるスポット
プラクティスライドBの見どころは、本番では走らない走らないハワイカイからハナウマ湾入り口への登り、その先にある海岸線だ。眼の前に広がる青い海と地平線、荒々しいココクレーターの岩肌。火山によって生み出された大地と隕石によって隆起した山肌、生命の源である大海原が揃うこのポイントは、ハワイが持つ野生の一面を見ることのできる良スポットだ。皆が眼の前に広がる美しい海岸線に息を飲む。

岩肌に沿って伸びるハイウェイは右へ左へ曲がり、小刻みにアップダウンを繰り返し、そこそこの速度で走っていると3Dの動きを感じられるジェットコースターのよう。最も眺望の良い場所で一度停車し、皆が雄大な自然を各々のスマホやデジカメに収める。本番では走らないため、しっかりと脳裏に焼き付けてから再び走り出す。

ダイナミックなワインディングを楽しむと本番では第一エイドステーションとなるサンディービーチにたどり着く。出発から1時間程度で500mlのボトルが空になってしまう程度には気温は高まっており、観光ビーチでの一休みは願ったり叶ったり。ビーチはギラギラと輝く太陽の下でサーフィンを楽しむ若者たちで賑わっており、イケイケに楽しんでいる姿が眩しい。

要所要所で立ち止まり記念撮影を促してくれるのが嬉しい要所要所で立ち止まり記念撮影を促してくれるのが嬉しい ココクレーターの小高い山と青い海のコントラストに息を呑むココクレーターの小高い山と青い海のコントラストに息を呑む

サンディービーチパークでは海水浴やサーフィンを楽しむ方でいっぱいサンディービーチパークでは海水浴やサーフィンを楽しむ方でいっぱい ライド本番でも訪れるマカプウ岬でも1枚!今中さんはダイナミックな写真を撮っていましたライド本番でも訪れるマカプウ岬でも1枚!今中さんはダイナミックな写真を撮っていました


さて、サンディービーチからマカプウ岬までは本番のコースに再度合流する。岬から見えるラビットアイランドとの記念撮影は定番。ハワイのキラキラと輝く大海原と白波は何時どこで見ても美しく、心が洗われるようだ。オープンカーで疾走したら気持ち良いだろうけど、少しだけ向かい風のスパイスが効いたライドも満足感があって良い。

マカプウから下った先にあるワイマナロという場所は、日本の大相撲で大活躍をみせた曙関の出身地なのだとか。そんな場所のローカルなショッピングセンターに入居するスイーツショップでも一休みするのがここ数年の定番となっており、今中さんを先頭とする12名の日本人がショップに吸い込まれていく。

シェイブアイス(かき氷)がお馴染みのメニューらしいが、訪れた当日は提供されておらずオーダーをジェラートにスイッチ。カップかワッフルコーン、シングルかダブル…その他と選べるのは日本と同じようだが、シングルで提供されるアイスクリームの量の多さには驚き。日本ではダブルでは?と思うほどのアイスがコーンに盛られてくるのだ。それでいて値段も日本と変わらない4ドル程度。安すぎでは?

なんでもないようなモールにあるショップだが、アイスは美味しく、量も半端ない!なんでもないようなモールにあるショップだが、アイスは美味しく、量も半端ない! ワイナマロの街にある小さなスイーツショップでジェラートを一つワイナマロの街にある小さなスイーツショップでジェラートを一つ


あまーいジェラートとコーラで糖分補給を行ったらついにプラクティスライドBのメインディッシュ「ヌウアヌ・パリ」へのヒルクライムが始まる。が、その前に私のリアタイヤがスローパンク。あれ?後ろの空気抜けているかな?と気がついた時に、スタート直後のハイウェーでガラス片が散らばっている区間が頭をよぎる。確かに直後に確認した時にガラス片がタイヤに埋まっていた。その場で取り除き、空気抜けがあるか大雑把に確認しただけであった。やっちまったー。約16マイル(25km)で発覚するとは不覚。

気を取り直してパンクを修理し、コースに再び戻る。参加者の皆さんには先行してもらっており、後ろから追い上げる手はずだったが、頑張りすぎてあっと言う間に左右の四頭筋が突如攣ってしまった。ライド中の災難がことごとく襲われてしまう。わずか30km程度の走行で攣る不甲斐なさもありつつ、翌日の本番ライドを前に身の錆を落とせたと思えば幸運か。気を取り直してペダルを踏み直す。

我々が通るパリ・ハイウェーは、オアフ島を東西に分けるコオラウ山脈の切れ目を通す幹線道路であるため、距離は約5km、斜度は約5.4%とは厳しすぎることはない。足を攣らせた私が何を言っても説得力が無いし、実際に足が回らず大変な思いをしているのだが。長時間のフライトで凝り固まった体では仕方がない(言い訳)。

ハイウェーながら幅広い路側帯区間もありのびのびと登る事ができるハイウェーながら幅広い路側帯区間もありのびのびと登る事ができる 広いルックアウトポイントもありひと休憩もできる広いルックアウトポイントもありひと休憩もできる

今中さんのサポート付きでヌウアヌ・パリ峠まで突き進む今中さんのサポート付きでヌウアヌ・パリ峠まで突き進む
ピークに到着した合図は2つのトンネル。抜ければ峠が終了したことを告げるが、我々はハイウェーから一本外れた林道を登った展望台だ。1.7km、2.2%の緩やかな坂を健脚の参加者たちはゆるりと登ってしまったようだ。私は息絶え絶え。

展望台から眺める景色には息を飲むしか無い。頭上にはコオラウ山脈の荒々しい岩肌が、その足元にはすぐに街が広がり、その先に大海原が広がる。大自然と人の営みが直ぐ側で共生していることを肌で感じられ、何時までもいられそうだが、標高約400mながら風が中々冷たい。汗が冷え切ってしまう前に山を降りる。

パリ・ハイウェーのダウンヒルをこなした後、今年はカカアコのウォールアートを見に行くことに。近年インスタ映えするとのことで注目度が高まりつつあるこのエリアに自転車の絵があるのだ。ダウンタウンを抜けると倉庫の壁が賑やかな一体に差し掛かる。ここがカカアコのウォールアートだ。ユニークな絵柄のものもあり、いろいろ見て回ると楽しそう。記念撮影を行い、我々は日が暮れる前にワイキキビーチへと到着。

ヌウアヌ・パリ展望台での記念撮影はお決まり。今年は雲に隠れてしまいましたヌウアヌ・パリ展望台での記念撮影はお決まり。今年は雲に隠れてしまいました
ウォールアートがたくさん描かれる一帯には自転車の絵もウォールアートがたくさん描かれる一帯には自転車の絵も
私の走行ログを見ると距離は65km、獲得標高差は572m。センチュリーライド前日としては中々充実感のあるライドとなった。数字には出てこない向かい風区間もあるがトレインに加わっていればそれほどの問題ではない。本番やアフターライドでは通らない素晴らしい景色を何箇所も巡ることができのはこのライドのみ。前日からハワイを満喫する大満足のライドだった。

翌日の大会は朝6時15分スタート。4時には起きたいので、攣った足をケアするマッサージを行い早々に布団に潜り込んだったのだ。これからはようやくホノルルセンチュリーライド本番のレポート。お楽しみに。

東武トップツアーズ ホノルルセンチュリーライドツアーFacebookフォトアルバム
DAY1 大会前日 走り方講座&プラクティスライド
DAY2 大会当日 ホノルルセンチュリーライド&後夜祭
DAY3 大会翌日 タンタラスの丘モーニングライド&ノースショアライド

text&photo:Gakuto Fujiwara
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