ミナト製薬　発汗とともに失われた塩分を補給するためのスポーツ用麦茶

2018/03/29(木) - 09:08

120年の歴史を持つミナト製薬がスポーツ時の補給用ドリンクとしてオリジナルの麦茶をリリースした。一般的な麦茶を粉末とし、塩分を加えたドリンクとなっている。取扱いはトライスポーツ。

ミナト製薬麦茶（スポーツ用）
サイクリングに欠かせないのがドリンクと補給食。水分と栄養の摂取を怠っていて気がついたらハンガーノックだったという経験は皆さんお持ちではないだろうか。特に発汗が激しい夏場は熱中症などにもかかりやすく、水分と栄養の補給の必要性はぐんと跳ね上がる。

特に発汗量が多いシチュエーションでは想像以上に塩分の排出量が多いという。失われた塩分（ナトリウム）は食べ物やスポーツドリンクで補うことができるが、食べ物だと口にするのが面倒で、気がついたときには時すでに遅しという事も。スポーツドリンクの場合は味の濃さやベトつきが苦手という方もいるだろう。

発汗量が多くなると自然と口に運ぶ回数も多くなるドリンクで、かつスポーツドリンクのように甘くなく、ベトつかないものを探している方にピッタリなものが、ミナト製薬からリリースされているスポーツ用麦茶だ。

1888年に創業した老舗のミナト製薬がリリースする

水500mlに対し1包を入れる。持ち運びやすいパッケージとなっているため、出先でも水さえあれば麦茶を作ることができる

発汗で失われるミネラルを補給できる成分が配合されている

麦茶らしいブラウンの粉末には塩と思われる白い粒が混ざっている

一般的な麦茶を粉末にしたものに長崎県産の海塩を加えることで、お茶でありながら食塩相当量1.3gという数値を実現。通常の麦茶の6倍、スポーツドリンクの2倍に近い値であり、効率よくミネラルと水分を同時に補給することが可能となっている。また、一般的な麦茶には含まれていない鉄分を配合。ミネラルや鉄分を補給することで足の攣りなどを防ぎ、パフォーマンスは維持されるはずだ。

ノンカフェイン仕様となっているため、カフェインの作用によって水分が失われる心配も少ない。また、ミナト製薬は原材料にこだわっており、この麦茶も安心して口にすることができそうだ。一包あたり5gの個別包装という仕様は、携帯しやすくライド途中でもこの麦茶を作りやすくなっている。

味は端的に表現すると「麦茶+塩」。飲む前は味の想像がつかなかったが、飲んでみると香ばしい風味の麦茶に塩を加えたら、こうなるだろうというイメージ通り。突飛な味になっているなどのネガティブなイメージはなく、塩の存在を感じ取れる麦茶というテイストで、慣れてしまえばゴクゴクと飲むことができると感じた。一包120円（税抜）。

ミナト製薬麦茶（スポーツ用）

ミナト製薬麦茶（スポーツ用）
原材料：麦茶エキス末、海塩（長崎県産）、海洋深層水加工品、還元水飴/塩化カリウム、ピロリン酸鉄
内容量：5g/袋（アルミ分包）
価　格：120円（税抜）

栄養成分表示 1袋（5gあたり）
熱量 14Kcal
たんぱく質 0g
脂質 0g
炭水化物 3.5g
食塩相当量 1.3g
カリウム 67mg
鉄 0.5mg
カフェイン 0mg

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