自転車保険のau損保がスポーツサイクル向けの車両保険「すぽくる」の取り扱いを2月1日(木)より開始する。自転車の盗難及び破損を補償してくれる保険サービスとなっている。



スポーツサイクルを楽しむ上でついて回る盗難と車両破損の心配。自慢のロードバイクに乗っておしゃれなカフェやお店に行きたいけど、自転車を外に停めておくことに気が引ける、または高価なパーツを購入したけど事故などで破損した時のこと考えると、使うのを躊躇ってしまうという人も多いのではないだろうか。こういった自転車生活での心配を解消する保険商品「すぽくる」がau損保にて取り扱い開始となった。

au損保が新たに取り扱いをスタートさせる「すぽくる」はスポーツサイクルの盗難及び車両破損を補償する保険商品。今まで同社は自転車による交通事故での怪我や加害事故を起こした場合の相手への賠償を補償する「自転車向け保険 Bycle」という自転車保険を販売していたが、自転車本体も補償して欲しいという要望を受け、「すぽくる」の取り扱いを新たにスタートさせた。補償内容は盗難、全損、半損の3つのケースだ。

3つのシーンで補償が受けられる「すぽくる」3つのシーンで補償が受けられる「すぽくる」 (c)au損保
盗難補償はスポーツサイクルが盗まれた際、もしくは盗難され見つかったが残念ながら自転車が壊されていて、全損となった場合の補償。盗難届が所管の警察署にて受理されていれば保険金を受け取る事が出来る。今まで盗難は保険に入っていないと手元に何も帰ってこず、泣き寝入りとなる場合もあったが、「すぽくる」に入っていれば保険金は支払われる。なお全損とはその自転車が修理できない場合、または修理する場合でも修理費が契約時に取り決めた協定保険価額の80%超となった場合を言う。

全損補償と半損補償はスポーツサイクルが破損した場合に保険金が支払われる補償。相手がいない自損による自転車の破損でも補償されるため、単独落車でフレームやパーツを破損してしまった場合に補償が受けられる。保険金請求には交通事故証明書の提出が必要なため、事故後は相手がいなくても警察への届け出が必要だ。なお全損は前述した通りの条件だが、半損は自転車の修理費が協定保険価額の50%超、80%以下となった場合を言う。

今まで自転車保険では中々なかった盗難と破損の補償。自らの身体を守る傷害保険、交通事故を起こしてしまった時の相手の損害を保証する損害保険に加え、自転車本体を補償する車両保険に加入しておけば、スポーツサイクルを利用する様々なシーンで余計な心配をせずサイクリングを楽しむことが出来るだろう。



au損保 すぽくる
盗難補償
支払条件:盗難の被害届を所管警察署で受理
全損補償
支払条件:交通事故証明書の発行
半損補償
支払条件:交通事故証明書の発行

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