イタリアの老舗バイクブランド、デローザより新たなアルミエントリーロード「FEDE(フェデ)」がデビューする。弓なり形状のトップチューブなどを採用することで、カーボンモデルかのような高級感溢れるバイクに仕上げられています。



デローザ FEDE(BLACK MATT)デローザ FEDE(BLACK MATT) (c)Makoto.AYANO/cyclowired.jp
イタリア御三家の1つとして君臨し続けるフレームブランドのデローザ。長い歴史を持つブランドだけに往年のロードレースファンからの根強く人気を集めるとともに、ハートマークのブランドロゴなどにより若いファンも獲得するなど、幅広い層のサイクリストより愛されているブランドだ。

近年は唐草模様のようにデローザロゴを敷き詰めたReveカラーや、幾何学的なデザインとイタリアらしいカラーパターン、世界的に有名なピニンファリーナとのコラボモデルなど、魅力的なデザインのバイクが多く、デローザに憧れる方は少なくないはずだ。

弓なり形状のトップチューブからシートステーまで流れるように繋がる弓なり形状のトップチューブからシートステーまで流れるように繋がる トレードマークのハート柄が輝くヘッドチューブトレードマークのハート柄が輝くヘッドチューブ

ケーブルは内装式とすることでスマートな見た目に貢献するケーブルは内装式とすることでスマートな見た目に貢献する 大きめのサイズにはカンパニョーロ CENTAURが搭載される(ペダルは付属しない)大きめのサイズにはカンパニョーロ CENTAURが搭載される(ペダルは付属しない)


そんなデローザに触れやすいエントリーグレードに位置づけられるアルミロードバイク「FEDE(フェデ)」がデビューする。初代IDOLのデザインにインスパイアを受けたというデザインを採用した1台だ。スポーツバイクに興味があるビギナーのファーストバイク、気軽なサイクリングを楽しむ方にピッタリだろう。

弓なり状に曲がったトップチューブから流れるように繋がるシートステーは、まるでカーボンフレームのような造形となっており、エントリーグレードとは思わせない上質さを演出している。リアエンドもモノコックかのように綺麗につなぎ合わせられていることが特徴だ。各溶接痕も整えられており、アルミ素材とは感じさせない工夫が取り入れられた。

シートステーは弓なり状となっており、高い振動吸収性を期待できるシートステーは弓なり状となっており、高い振動吸収性を期待できる Black Mattはマット塗装ベースにクリアのロゴがあしらわれるBlack Mattはマット塗装ベースにクリアのロゴがあしらわれる カーボンフォークを使用することで、振動吸収性などを確保したカーボンフォークを使用することで、振動吸収性などを確保した


カラーリングはモノトーンとすることでスタイリッシュな雰囲気を演出。ベースカラーとロゴの色を揃えたり、マット塗装とクリア塗装を塗り分けたり手が込んでおり、エントリーグレードながら手を抜かないデローザの心意気を感じる。クオーレマークの赤色がアクセントとなっているのもポイント。ラインアップはホワイトとブラックという2種類。

サイズは38.5SL、41SL、44SL、47SLという展開。38.5SLならば身長150cm台のサイクリストも受け入れてくれるという。また、38.5SL、41SLの2サイズはシマノ105、WH-RS010ホイールというコンポーネントが採用されており、44SL、47SLはカンパニョーロ CENTAUR、KHAMSINホイールが使用される。コンポーネントを使い分けることで様々な身長に対応した形だ。

FEDEは、デローザロゴ入りエリート製ボトルケージや、セライタリア製サドルを標準装備するイタリアンパッケージとなっている。イタリア・ミラノの町中を走っても違和感無さそうな洗練されたデザインのFEDEは、日本のアーバンライドから郊外のサイクリングまで幅広く対応してくれそうだ。価格は215,000円(税抜)。

デローザ FEDE(White)デローザ FEDE(White)



デローザ FEDE
素材:アルミ
カラー:White、Black Matt
サイズ:38.5SL、41SL、44SL、47SL
コンポーネント:シマノ105(38.5SL、41SL)、カンパニョーロ CENTAUR(44SL、47SL)
価格:215,000円(税抜)