かつてはF1日本GPの舞台ともなった、日本を代表するサーキットの一つである富士スピードウェイを舞台とした人気のエンデューロレース「富士チャレンジ 2017」が今年も開催される。200kmを走り切るメインレースの他、チームで走る部門やタイムトライアルなどさまざまな種目が用意されている。



毎年多くの参加者を集める富士チャレンジが今年も開催される毎年多くの参加者を集める富士チャレンジが今年も開催される (c)アールビーズ
エンデューロレースのステータスを高める起爆剤となった富士チャレンジ。200kmを走り切るというわかりやすい挑戦が、大会となった、まさに「チャレンジ」というにふさわしいイベントである。他のレースではほとんど走ることが出来ないような、超長距離のレースとして、ツール・ド・おきなわの前哨戦として走る選手もいれば、文字通り自分への挑戦として参加する選手もまた多い。

脚力に応じて、参加する人のモチベーションは異なるものの、目指すゴールは200km先にあるのはみな同じ。その戦いに挑むチャレンジャーのために、様々な仕掛けが用意されているのも、この大会の人気の秘訣だ。

続々と選手たちがスタートしていく続々と選手たちがスタートしていく (c)アールビーズ200kmを最速で駆け抜けるのは誰だ?200kmを最速で駆け抜けるのは誰だ? (c)アールビーズ

キッズレースも行われる。将来、この中から200kmの部を勝つ選手が出てくるかも?キッズレースも行われる。将来、この中から200kmの部を勝つ選手が出てくるかも? (c)アールビーズ大人顔負けの真剣勝負を繰り広げる子どもたち大人顔負けの真剣勝負を繰り広げる子どもたち (c)アールビーズ


メインレースのソロ200kmは完走タイムに応じて完走記念品を用意

富士スピードウェイの4.5kmコースを44周するメインレースのソロ200km。もちろん信号はないので普段以上に走りに集中することができるだろう。そして完走者にはタイムに応じて完走記念品を用意している。以下がその目標となる完走タイムの一覧となっている。

ゴールドチャレンジャー 5時間以内   ※上位1~2%相当(時速平均約40km)
シルバーチャレンジャー 5時間30分以内 ※上位10%相当 (時速平均約36km)
ブロンズチャレンジャー 6時間30分以内 ※上位60%相当 (時速平均約30km)
チャレンジャー     7時間以内  (時速平均約28km)
ゴールドチャレンジャーは5時間以内、平均時速40km。上位1~2%という名誉ある称号だ。

富士チャレに挑戦!富士チャレに挑戦! (c)アールビーズまた、ソロ100kmも年代別表彰を行なう。ジュニアカテゴリー(小学生、学生)も設けている(保護者がソロ200kmまたはソロ100kmへの出走必須)のでぜひチャレンジしてみてほしい。どちらのクラスも制限時間は7時間だ。また目標タイムを設定したサポートライダーを複数グループ用意するので、うまくついていけば普段以上のスピードで走ることができるはず。

サポートライダーがペースを刻む

ゴールドチャレンジャーに相当するトップ集団は日本を代表するコンチネンタルチームが、シルバーチャレンジャー以降には有名クラブチームのサイクリストがサポートライダーとして参加者の皆さんをアシストしてくれる。目標タイムを達成するために必要な平均スピードでペースを刻んでくれるので、それぞれの目標に合わせて利用しよう。または自己ベストを超えるために、限界へ挑戦するのもいい。詳細は追って大会ホームページにてアップ予定だ。

タイムトライアル種目も開催

メインレースが行われる前に、富士スピードウェイを一周する個人タイムトライアル種目「タイムトライアルジャパン」も開催される。集団で走るのとはまた違った、真の意味で己との闘いとなるこの種目。アップも兼ねて参加してみるのも一興ではないだろうか。

大会申込み受付中!エントリーは8月10日まで

秋めくタイミングで走りやすくなり始めた時期の富士スピードウェイで仲間と一緒に楽しく、または自分への挑戦として存分に自転車を満喫できる、そんな富士チャレンジ2017は現在参加者募集中だ。8月10日まで申し込みが可能となっている。エントリーは大会サイト内のエントリーページから。

長いレースだからこそ、走り切ったときの達成感も大きい。ぜひこの感動をあなたも味わおう!長いレースだからこそ、走り切ったときの達成感も大きい。ぜひこの感動をあなたも味わおう! (c)アールビーズ


富士チャレンジ2017
開催日:9月9日(土)
場所:富士スピードウェイ
種目:ソロ200㎞、ソロ100㎞、チーム200㎞、キッズ1000、キッズ500、個人タイムトライアル(1km)
エントリー期間:~8月10日
エントリー方法:大会エントリーページより。